能力についての詳細
炎の剣
戦闘に入るや否や、ミカエルは剣を召喚し、あたしたちに斬りかかってきた。
彼女が剣を振るうと、そこには火の粉が舞い散る。
天使は時に自然の元素に喩えられることがある。
ミカエルに結びつけられた元素は火。
ミカエルの鎧
- 赤き竜の火炎に耐える鎧
- 最高級の防御力を誇るが至近距離から受けた雷霆を防ぐ性能はない。
ギリギリで鎧を召喚して纏い、炎の剣で『雷霆』も受け止めて威力を減衰させたのか。
まあ、直撃しなくとも『雷霆』の威力は絶大。
鎧の胸部分にはハッキリと焼け焦げた痕も残っているし、人の身なら心停止していても
おかしくはない。
黙示録のラッパ
ミカエルが吹くのは第一のラッパ。
そのラッパが鳴り響く時。
天からは血と雹の混じった火の雨が降り注ぎ、地上の三分の一を焼き尽くす。
それは悪魔を断罪する審判の焔。
罪科を焼き、魂を焼き、あらゆる苦痛を与えるもの。
その痛みは火傷程度では済まされない。
死の天使
- 魂の導き手として死を操る
- 作中では殺傷ではなく相手の目を欺くことに使用した。
「いえ、実際少し死んでましたよ。ですが、ミカエルは人の魂を導く特性から、時に死の
天使にも数えられる者。あなたの目を多少欺く程度なら容易いことです」
元ネタ
ミカエル(英:Michael)
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に登場する天使。
どの宗派であっても大天使とされ剣と秤を持つ天使とされる。
ユダヤ教では堕天使サマエルと対を成す存在とされる。
キリスト教では聖人たちの守護者とされる。
イスラム教ではミーカールと呼ばれる。人と神の仲立ちの役割はジブリールが行うため、天使の首位はジブリールとされる。
他の熾天使と同様にバビロン捕囚時代にカルデア(神バビロニア)王国の神が取り込まれた存在とされ、その元になったのはミトラ神という説がある。
カバラにおいてミカエルは火・赤・南の象徴とされている。
関連項目
ミカエルの能力分類。
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最終更新:2020年04月28日 12:02