天使(いづれ神話の放課後戦争)

作品名:いづれ神話の放課後戦争
用語分類:能力分類、種族分類

いづれ神話の放課後戦争に登場する用語。
接尾語にelを付けることで生まれる天使
また名前のある天使を肉体に降ろすことで天使の力を顕現させることができる




天使について

来歴

  • ユダヤ教における神性の命名法
    • 八百万の神の如く神聖なモノの接尾語にエル(-el)をつけて天使とした。
 これは初期ユダヤ教では神聖なものに『エル』をつける慣習があったためだ。
 この法則を様々な物・自然・概念に当て嵌め、日本の八百万信仰の如く量産された天使
をまとめて接尾語の天使と呼ぶらしい。

霊的位階

  • 英霊より遥かに低い
    • 天使が作りやすいため位階も遥かに低い。
 先程も言ったように接尾語の天使は曖昧な定義に基づく天使だ。
 ならば霊的位階は最低クラスと考えていい。
 彼女の英霊であれば十倍の戦力でも間違いなく蹴散らせるだろう。


天使化について

信徒を天使にする

  • 神聖なモノを聖別を受けた信徒に広げ信徒を天使化させる
    • 天使の定義が緩いために可能。
 そう、接尾語の天使はその有り様そのものがデタラメであるがゆえに、非常に曖昧な解
釈を許容する。
 それは術式へ変換する時も同様だ。
 もし「神聖なもの」の解釈の幅を広げ「聖別を受けた信徒」にまで当て嵌めたなら。
  • 姿が変容する
    • 天使の翼、光輪、眼に炎が生じる。
 師匠がそう答えた瞬間、彼女の両目が蒼く輝いた。
 それは蒼い炎のように揺らめく。
 そして、翼が開いた。
 幻光でできた純白黄金の大翼。
 おそらく物質的な素材ではない。
 天使の翼。

欠点

  • 常に翼や光輪を出現させるためエネルギーのロスがおおきい
    • 気功を巡らせる上では邪魔らしい。
「……翼は常に顕現させておくと力のロスが大きい。体内の気の循環も乱れるし、邪魔。
ていうか、邪眼殺しの力以外を全部消す。空中戦はほかに任せる」


元ネタ

天使(英:angel
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に登場する神秘的存在。
天使は人間より先に作られたものとされ、またイスラム教においては天使は光より創造されたと考えられている。また神のように全知の存在ではないとも。
旧約・新約聖書の双方で天使は神託を告げ、人間の歩む道全てにおいて彼らを守護せよという役目を神より命じられている。
また黙示録では世界規模の災厄の訪れを告げるトランぺッター、悪魔と戦い兵士としても現れる。
天使はよく有翼で子供、ないし優し気な男女として描かれることがおおいが、聖書には翼に関する記述は特になく、マルコによる福音書12:25から無性であることも判明している。
これはルネサンス期にローマ神話のクピドのイメージが混合したものと考えられている。
英語のangelはギリシャ語で「伝令」「御使い」を意味するアンゲロス(angelos)を語源とする。
古代ギリシャ・ローマにおいてはアンゲロスは人間の伝令か神秘的存在からの伝令の両方の意味を持っていた。
また、ペルシャ語で密使を意味するアンガロスやサンスクリット語で神霊を意味するアンギラスも語源とされている。
ユダヤ教において天使はマルアハと呼ばれ、イスラム教ではマラクと呼ばれる。



関連項目

作中の天使


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最終更新:2020年04月29日 14:16