アバドンについての詳細
形容
- 漆黒の獣
- 黒い体毛に覆われた有翼の獣。
- 鋭い鉤爪や牙、英霊を絞め殺せる尻尾を持つ。
鉤爪のようなものが振るわれる度、名剣名槍が断ち切られる。
異形の翼が羽ばたく度、英霊たちが薙ぎ倒される。
正面から挑んだ英霊が頭から噛られ、上半身をなくす。
足の腱を斬ろうとした英霊が逆に踏み潰される。
怪物の長い尾は常に英霊の誰かを絞め殺し。
その爪と牙は数多を屠り。
黒い体毛に覆われた肉体は、あらゆるこちらの攻撃を跳ね返していた。
無敵の怪物
「終末の獣アバドンは奈落の主にして神罰の怪物。英雄や神に殺されるためにいる神話の
怪物とは性質が異なる」
アポニオンについて
形容
それは羽音だった。
虫の羽根が奏でる不快な音。
気がつけばそれは男の周囲を舞っていた。
それは一見、蝗に見えたが、明らかに違った。
馬の胴体。
蠍の尾。
そして金の冠までかぶっている。
異形の蝗の群れは黒い雲霞となり、男の姿を覆い隠した。
元ネタ
黙示録の第五の天使
ユダヤ・キリスト教世界に登場する天使。ヨハネの黙示録9章に登場する第五のトランぺッター。
流星を降らせて地の底へ続く穴を作り、そこから生じた蝗が神の印を持たない人間を五ヶ月苦しめるという。
この蝗を率いる王をヘブル語でアバドン、ギリシャ語でアポルオンという。
アバドン(ヘブライ語:Abaddon)
アポリュオン(ギリシャ語:Apollyon)、ギリシャ語:アポリオン(Apollion)、ギリシャ語:アポルオン(Apollon)
ユダヤ・キリスト教世界に登場する天使あるいは悪魔、怪物。
『ヨハネの黙示録』9章で5番目の天使がラッパを吹いて奈落から召喚する蝗の群れの王。
名前はヘブライ語で「破壊の場」「滅ぼす者」「奈落の底」を意味する。
ギリシア語では「破壊者」を意味するアポリュオン等の呼び名で呼ばれる。
蝗の姿は「馬に似て金の冠をかぶり、翼と蠍の蝗の尾を持つ」「髪の毛は女の髪のようであり、歯は獅子の歯のようであった」「鉄のような胸当てをしている」とされる。
群れを率いて地の底から現れる。
アバドンと蝗は神の印がない人間だけを苦しめる許可を持ち、人々に死さえ許されない5ヶ月間の苦しみを与えるという。
関連項目
黙示録の第五の天使の能力分類。
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最終更新:2020年04月29日 05:06