美醜の憂鬱、気紛れなるは天空神

Glacial Period / グレイシャル・ピリオド
作品名:シルヴァリオ・ヴェンデッタ
使用者:ウラヌス No-ζ 氷河姫(= カナエ・淡・アマツ)、迦具土神壱型(惑星間塵)、ミステル・ヴァレンタイン(界奏)

シルヴァリオサーガに登場する能力。
星辰光の一つ。
凍気放出能力
また発動値まで出力することで着弾地点に凍気をばらまく砲弾を発射可能になる

+ 詠唱
天昇せよ、我が守護星──鋼の恒星(ほむら)を掲げるがため

散りばめられた星々は銀河を彩る天の河
巨躯へ煌く威光を纏い、無謬の宇宙を従えよう
ならばこそ、大地の穢れが目に余るのだ

醜怪なるかな国津の民よ
賤陋たるその姿、生きているのも苦痛であろう
燦爛な我が身と比べ、憐れでならぬ
直視に耐えん

ゆえに奈落へ追放しよう──雨の恵みは凍てついた。

巡れ、昼光の女神
巡れ、闇夜の女王
燦爛と、咲き誇れよ結晶華
これぞ天上楽土なり

超新星(Metalnova)──美醜の憂鬱(Glacial)気紛れなるは天空神(Period)





能力についての詳細

ステータス

基準値 A ■■■■■■■
発動値 AA ■■■■■■
集束性 A ■■■■■■■
拡散性 AA ■■■■■■
操縦性 B ■■■■■■■
付属性 D ■■■■■■■
維持性 AA ■■■■■■
干渉性 B ■■■■■■■


凍気放出

  • 絶対零度の凍気を全方位に放つ
    • 近付けば体温低下に伴う運動能力の低下が襲い、呼吸すれば肺まで凍りつく。
多方面に優れた性質を有しているため隙がなく、どのような場面でも高い戦闘性能を
発揮可能。展開される絶対零度の現象は獲物から体温を奪い、相対するだけで動きを
減退できるなど副次効果も優秀である。

氷界弾

  • 絶対零度の凍気を弾丸にして放つ
    • 着弾地点に凍気を発生させる。
普段は無作為に周囲へ展開しているが、全力を放つ際は氷の砲身を片腕に形成。己が
力を一点に凝縮させた氷界弾を叩き込み、敵対象を絶対零度で包み込む。

連鎖凍結

  • 拡散性と維持性と干渉性の高さを利用した攻撃の永続化
    • 氷の棘を破壊されて防がれても破片に干渉してそこから氷の棘や枝を生成する。
      • 一度の攻撃から無数の攻撃に連鎖可能。
    • 回避されても刺さった大地が凍結して回避可能な範囲を奪う。
 最低でも一撃から三手、四手は派生しながら続行するのは当たり
前。七手で終わればまだいい方だ。酷い時には十数回、砕いたはず
の氷柱が棘となり枝となり砲弾となり活性化して、執念深くヴァル
ゼライドへ牙を剥く。


使用者との関連性

戦いの素人

  • 星辰光以外の戦闘技能を持たない
    • 殺気の隠蔽ができず攻撃を読まれやすい。
      • ただし、その殺気に耐えられることが条件となる。
 これもまたゼファーが知り得ないことであるが、ウラヌスの素体
となった女は、本来戦いなどしたこともない御令嬢である。
 よって魔星となった現在も戦闘技術の一切をこれといって有して
おらず、
備わり宿す星の力へ彼女は完全に依存している。


元ネタ

ウーラノス(古代ギリシア語:ΟὐρανόςOuranos、)
ギリシア神話に登場する神性。神話において最初に神々を統べた神々の王。
名前は「天」を意味し、天空が神格化された存在。ローマ神話にも取り入れられカイルス(Caelus)と呼ばれる
姿はガイアが生んだ当初はガイアと同じ大きさだったが、やがてガイアを覆う大きさとなり、身体に星を散りばめているとされている。
神話においてキュクロプス三兄弟、ヘカトンケイル三兄弟をガイアとの間にもうけたが、その姿を忌み嫌い、ガイアの奥へと追放した。
それに怒ったガイアはクロノスにアダマスを授け、ウラノスの陰部を切断させた。
切断されたウラノスの陰部はアプロディーテなどの女神を生んだが、ウラノス自体はどうなったか不明。
太陽系第七惑星の天王星はウーラノスのラテン語系であるウラヌス(Uranus)と名付けられた。



関連項目

美醜の憂鬱、気紛れなるは天空神の能力分類。

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最終更新:2021年06月03日 15:51