Marriage of my Ganymedes / マリッジ・オブ・マイ・ガニュメデス
作品名:シルヴァリオ・トリニティ
使用者:シズル・潮・アマツ
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詠唱 |
創生せよ、天に描いた星辰を──我らは煌く流れ星
白磁の肌、艶めく唇、林檎のように染まる頬
ああ、美しい
金色に輝く美貌の少年よ
おまえの甘い流し目だけで如何なる者も魅了され、正気を無くしてしまうだろう
だからこそ、天から鷲は舞い降りた
神々の愛という名の独善が、その身に栄誉を押し付けて召し抱えんと奪い去る
人の情など知らぬとばかりに、色に惑うか愚神ども
ならばよかろう、不老長寿の幼き給仕──私はおまえを諦めない
傲岸不遜な主神にさえ、弓引き、仇なし、取り戻さん
真紅に艶めく霊薬ごと必ず地上へ導こう
我が愛情を見縊るな
超新星──祝福すべし、聖なる婚姻。これぞ神酒の宝瓶なり
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能力についての詳細
ステータス
基準値 |
D |
■■■■■■■ |
発動値 |
C |
■■■■■■■ |
集束性 |
D |
■■■■■■■ |
拡散性 |
E |
■■■■■■■ |
操縦性 |
AA |
■■■■■■■ |
付属性 |
B |
■■■■■■■ |
維持性 |
A |
■■■■■■■ |
干渉性 |
C |
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生体電流操作
- 人体の生体電流を理解し操作する
- 脳波や信号などを自由に操作できるため人体改造や医療技術に極めて高い適性を持つ。
精密機械類の全滅した新西暦において素体を壊さず、しかし徹底的に効率的
に、骨の髄まで人間を改造できるこの星光は、ある意味一国家にさえ匹敵する
価値があると言えるだろう。
その奥の声帯から響き渡ったのは、艶を帯びた女の声。それはシ
ズル・潮・アマツのものに他ならなかったが、挨拶の言葉通りこの
場の両者に面識はない。
身体操作
- メスで刻んだ相手の部位を操る
- 与えた損傷の度合いによっては痛みなどのより強い信号で解除される。
それが生死の境界を侵すシズルの星辰光。
神経細胞は電気を通して命令を下し、手足の筋肉を動かしている。
すなわち、その生体電流を操作することさえできれば、他人の肉体
を自在に動かすことも不可能ではない。
術技再現
- 体術全般を自身の肉体に模倣できる
- ただし合理や理念といった知識・精神的要素を模倣はできない。
極論、戦闘術とは身体の効果的な動かし方だ。それを再現できれ
ば同じ結果を弾き出すのはある意味当然の発想だろう。根が研究者
であるシズルならば、尚のこと。
傀儡兵創造
「ええ、その通りよ。といっても、あくまで出来損ない。簡単な命
令を埋め込むことはできても人格を再現する役には立たない。
だからこうやって、手駒として操ることしか出来ないの」
だからこそ生命活動を停止させても、肉体を徹底的に損壊しない
限り傀儡たちは動き続ける。首を切断された直後の生き物が残った
神経の信号を頼りに、手足を動かし続けるのと同じ理屈だ。
使用者との関連性
シズル・潮・アマツの場合
- 愛する者の蘇生以外に使う気がない
- ただし超人大戦後に第三世代人造惑星の開発に携わっている。
医療面においても優秀な適性を備えているが、シズルの目に映るのは愛する者
の蘇生のみ。
元ネタ
ガニュメーデース(古希: Γανυμήδης、Ganymēdēs)
ギリシア神話の登場する人物。
父にトロイア初代の王トロース、母にカリロエー、兄弟にイーロスとアッサラコスを持つ。
神々の給仕であったへーべーがヘラクレスと結婚し、寿退社したためゼウスがトロイアの王子で美少年であったガニュメーデースを攫い、彼を給仕にした。
永遠の若さと不死が与えられたガニュメーデースは、ゼウスに不死の酒ネクタールをささげるようになったという。
関連項目
祝福すべし、聖なる婚姻。これぞ神酒の宝瓶なりの能力分類。
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最終更新:2020年07月05日 14:36