詳細
来歴
- 伝説上の人工魔族
- 古龍から採取した牙を培養して生み出すとされている。
- 知性はないが元が龍族の細胞であるため龍族に近い戦闘能力を持つ。
竜牙兵とは、龍の歯から生まれるといわれる伝説上の人工魔族だ。
母体となった龍族同様に、彼らは魔力に対して強い耐性を持っている。吸血鬼の眷獣をもっ
てしても、容易に破壊できないのはそのせいだ。
- MARの技術と天部宗家の秘術により再現された
- 天部のズー家およびバ家の技術提供により実用化に成功した。
- 一体で最新の戦闘機五、六機分に相当する費用がかかる。
炎龍クレードの牙から生み出された竜牙兵は、実のところMARの技術で造られたわけでは
ない。ズー家に伝わる魔導制御。そしてバ家が保有する生体操作──門外不出のそれらの技術
を、彼らが惜しみなく提供したからこそ、ようやく実用化に漕ぎ着けたのだ。
形容
- 白い外骨格で全身を覆った人型の怪物
- サイズは二メートル以上で四肢が長く胴体が細い。
- 恐竜の化石や昆虫のような見た目。
ラードリーの周囲に立っていたのは、白い外骨格で全身を覆った人型の怪物たちだった。 身長は二メートルか、それ以上。手脚が異常に長く、胴体が細い。復元された恐竜の化石や、
獰猛な肉食の昆虫の姿によく似ている。ラードリーが、床にぶちまけたキャンディーの破片を
触媒に、彼らを喚び出したのだ。
戦闘能力
概要
- 高耐久力
- 強力な生体障壁(気功)
- 高い魔術耐性を持ちアラダールの攻撃を受けても平然としている。
- 神格振動波駆動術式が通じない。
- 戦王領域の精鋭である帝国騎士団が負傷するほどの敏捷さと膂力。
高耐久力
- 高い魔術耐性と生体障壁を持つ
- 魔力・呪術に対して高い防御力を誇る。
- 作中トップクラスの眷獣でなければ突破できないほど。
アラダールは、己の眷獣を鎧のようにまとって、竜牙兵の攻撃を受け止めた。触れる者すべ
てを破壊するアラダールの眷獣とまともに接触して、それでも怪物は平然としている。
- バラバラになるまで戦う
- 内臓を持たないためすぐに癒着する程度のダメージではすぐに戦線復帰する。
斃したはずの竜牙兵たちが、唯里の背後で再び起き上がる。再生したというよりも、切断さ
れた身体を無理やりつなぎ合わせただけだが、内臓を持たないがらんどうの竜牙兵にとっては、
それで十分なのだろう。(以下略)
元ネタ
スパルトイ(古代ギリシャ:Σπαρτοί,Spartoi)
ギリシア神話に登場するテーバイ人達やその祖先である戦士の名称。
スパルトイとは名前は大地に蒔かれた竜の歯から誕生した男たちで名前は「蒔かれた者」を意味する。
神話ではテーバイ人の始祖カドモスがアレースの泉にいた竜を討伐した後、アテーナーに歯を蒔くことを勧められて蒔いた。
すると男たちが現われ、殺し合いを始め5人だけが残った。
この5人がエキーオーン、ウーダイオス、クトニオス、ヒュペレーノール、ペローロスであり、カドモスはこの生き残った者達を従者に加えたという。
関連項目
竜牙兵の元となる細胞の持ち主。
竜牙兵を現代に復活させた種族。
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最終更新:2022年04月25日 17:18