最善なる天則

フヴァエトヴァダタ
作品名:黒白のアヴェスター
使用者:インセスト

神座万象シリーズに登場する能力。
戒律の一つ。
誓約としてマシュヤーナの理想を叶える代わりにマシュヤーナへの特攻能力を持つ能力。




能力についての詳細

誓約

  • マシュヤーナの理想を叶える
    • 義者として活動し続けている限り遵守している。
    • ズルワーンが死亡・消滅した瞬間に破戒となる。
『それだけに、最期は些か興醒めだったな。"マシュヤーナの理想を叶える"というインセ
ストの戒律は、もはや成就できぬと絶望してしまった。まあ、あそこで再度の転墜を回避
しただけでも褒められるべきなのだろう。件の黒騎士にやられた以上、円環ごと斬殺され
てしまった点は惜しくもある』

マシュヤーナ特攻

  • 魔王マシュヤーナを否定できる特攻能力を持つ
    • 力量差を無視してマシュヤーナに極めて強力な一撃を与えられる。
      • 配下のドゥルジ・ナスには通用しない。
 聞いている側が恥ずかしくなりそうな台詞と共に、銃口から迸った光弾が花弁の大半
を消し去った。圧やパワーで潰したと言うよりは、何かの化学反応じみた呆気なさの、ゆ
えに絶対的な公式を駆使したとしか思えぬ現象。


元ネタ

アシャ・ワヒシュタ(アヴェスター語:Aša Vahišta)
アルドワヒシュト(パフラヴィー語:Ardwahišt)
オルディーベヘシュト(ペルシア語:Ordîbehešt)
ゾロアスター教に登場する神性。アムシャ・スプンタの一柱。正義・真実を司る。
名前は「最善なる天則」を意味する。
敵対者は偽りの悪神ドゥルジ。後の神学でドゥルジが不浄と関連づけられるようになったのに対応して、清潔を司るとされるようになった。
更に後世の中世以降の神学では火の守護神とされ、ついにはアシャは聖火そのものと同一視された。
また、この時代にはドゥルジ・ナスが不浄の女悪魔たちとされるようになった為、インドラが彼の敵対者とされた。


関連項目

最善なる天則の能力分類。

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最終更新:2022年06月25日 11:06