ナス・ワウサガ

作品名:黒白のアヴェスター
使用者:マシュヤーナ

神座万象シリーズに登場する存在。
不義者の一つ。
空葬圏の魔王マシュヤーナの星体に寄生する昆虫




存在についての詳細

不義者の昆虫

  • 牛サイズの蝿と蜂に酷似した生物
    • 二級魔将であり隊伍を組んで敵対生物を飲み込む。
      • 桜の花弁一枚に数億匹おり、それが数百億枚ある。
    • 知能はなく、食欲と繁殖欲のみで活動する。
      • ガヨーマルトを苗床として繁殖するため、マシュヤーナの使い魔として働く。
 不浄な羽音を響かせて、空に隊伍を組むのは蠅と蜂。すべてが牛ほどもある大きさで、
凶暴な不義者の気を発している。
 これが先ほど、花弁の中から雪崩を打って湧き出たのだ。私の機能が読み取った限り、
一枚につき数億匹という荒唐無稽な規模と密度で。


元ネタ

ナス魔(Nasu
ゾロアスター教に登場する悪魔。
ナスは「死体」を意味し、日本語では「死魔」と訳される。
『ウィーデーウダード』の七章ではナス魔は弓型の足で、尻を突きだし、体中染みだらけの蠅となって北方より襲い来るという。
死体の次の日に現れ、次々と間接汚染し、つま先までナス魔に汚染された者は永遠に浄めることができないとされている。

ワヴィザカ(vaβžakāišca
ゾロアスター教に登場する魔物。名前は「蜂」を意味する。
ヤシュト五章「アーバーン・ヤシュト」(アルドウィー=スール・ヤシュト)の第21章90節でアナーヒターがマズダーの元へ向かう際に蛇や蟻、サソリと同様に道を
欺くものとして呼ばれている。


関連項目

共生相手。

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最終更新:2023年06月16日 01:15