術技についての詳細
極寒世界の展開
- 周囲に極寒の結界を展開する
- 内部にいる狙った相手を氷漬けにして戦闘不能にする。
凍気の源は天使化した夏音だ。彼女の霊気が、周囲に極寒の結界を生み出しているのだ。
「これは……〝大いなる冬〟……!
王妹殿下!」
水と氷の魔術を得意とするアルディギア王家においても、最高難度といわれる秘呪。それを
平然と繰り出す夏音を、ユスティナは呆然と見つめている。
使用者との関連性
- 模造天使になって莫大な霊力を発する
- 模造天使になるための霊的中枢をスクルドの楯で補っている。
- 発動後は魔力で霊力を相殺しなければそのまま天使化して昇天してしまう。
そんな夏音の背中には、純白の光の翼が出現していた。彼女の手首の腕輪が青白く発光し、
輝く円楯を投影している。その姿はまるで楯を持つ戦乙女だった。
「……模造天使……そうか、その腕輪は獅子王機関の槍と同じ擬似霊的中枢か」
元ネタ
フィンブルの冬(古ノルド語:Fimbulvetr、英語:Fimbulwinter)
北欧神話における出来事。「ラグナロク」の前兆となる3度の厳冬(風の冬、剣の冬、狼の冬)のこと。名前のfimbul は、「大いなる」「大きな」を意味する。
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第51章によると、夏が少しも間に挟まれることなく3度の冬が続き、しかもあらゆる方向から雪が吹き付ける。
この間に、数えきれない戦乱があり、兄弟同士が殺し合うとされている。
関連項目
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最終更新:2022年08月18日 01:14