神霊(奈須きのこ作品)

作品名:Fateシリーズ
用語分類:種族分類

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する用語。
実体を失い霊となった神




詳細

来歴

  • 世界各地に伝わる神々の霊体
    • 英霊、精霊よりも上位にある存在。
      • 神代で実体を失い自然に溶けた神が神霊となる。
実体を失い自然へと溶けた神霊ではなく、神!
神代から連綿と続く時間の中を生きてきた実在の神こそが、
神の女王スカサハ=スカディ───
*1
  • 西暦以降は一部の島国を除いて地上から姿を消している
    • 一部の島国でも西暦1000年頃には消えていった。
神々の時代はここを決定的な決別として薄れていき、
西暦を迎えた時点で、地上から神霊は消失した。
一部の島国では西暦後も残っていたようだが、
それも西暦1000年頃には消失したとされている。
極めて特殊なケース以外の、
いわゆる"人間と一切交わらなかった"神性はね。
*2

英霊から神霊への昇格

  • 一定以上の信仰や神気を受け続けた英霊が神霊となる場合もある
    • 神霊イスカンダルは信仰元となるコインを配り衛宮の魔術で時間を加速させた。
    • 女神ロンゴミニアドは聖槍の神気を浴び続けた結果、神霊へと至った。
「神霊として調整するには、信仰なり神気なりを受けるだけの時間がいる。人の間に信仰
がしみわたるのが必要なのと同様に、そのような形態に霊基を調整することには、どうし
ても膨大な時間がかかるんだ」

召喚難易度

  • 通常は召喚できない
    • 特殊な縁か疑似サーヴァント化させない限り召喚不可。
      • 英霊召喚自体が奇跡の産物なので不可能といえる。
      • 疑似サーヴァントでも権能のないダウンサイジングされた召喚となる。
カルデアにも神霊のサーヴァントがいると……?
それは……少し、予想外ですね。
それほどの強力な召喚術は
神代でなければ不可能だと思っていましたが……
*3

+ 半人半神の召喚難易度
  • 神性が高いため召喚難易度が高い
    • 枠としては英霊に分類される。
今でこそ英霊としての格に収まってくれてはいるけど、
本来は半分神霊のようなものだからね。
言ってしまえば、その現界自体が
奇跡に対する奇跡の上乗せ───みたいなものなんだぜ?

+ 疑似サーヴァント
  • 過去の人間を器にしてサーヴァント化する
    • 神霊のままでは顕現できないため人間を器にすることでランクダウンして召喚可能となる。
ふむ。神霊は『過去の人間』を依り代に
サーヴァント化している例が多いが───
サーヴァントとなる英霊だって『過去の人間』なのは
変わらない。そういうこともありうるか。
*4

+ 代理召喚
  • 英霊の代理として召喚される
    • 神霊としての格はほとんどないがその英霊の力を獲得できる。
へへー。私、女神様だけど。
基本的にはオリオンとして召喚されているのよね。
だから、オリオンの力が私に宿っている状態な訳。
*5

生態

  • 根源と繋がった存在
    • 神代の魔術師は神霊と接続することで根源にもアクセスできた。
      • 神の名を呼ぶだけで根源から高度な魔術を起こす高速神言を使っていた。
「神代の魔術なら、直接神霊の権能にアクセスすることになる。神霊が根源と強く結びつ
いている以上、そうなれば根源に届かなくてもええ、か」
  • 神の視点を持つ
    • 物理的な距離だけではなく時空間的に近いものを見ることができる。
記憶はないわ。記録だけ。
それでも、私は神霊だもの。
普通のサーヴァントとは視点が違うわ。
あなたもそこは分かるでしょう?
*6


戦闘能力

基本能力

  • 高いステータス
  • 神の視点
    • 因果逆転させる仮想証明
  • 権能
    • 神ではなく神霊なので限定条件下もしくは自滅前提の使用となる
  • 神性スキル

因果逆転

  • 神の視点から因果律に干渉する
    • “いずれ起きる可能性”から“起きた結果”を手繰り寄せて仮想証明する。
いや、そこはほら、因果の順番が逆なんじゃない?
時空を歪めるくらいの英霊なんだから、
“いずれ契約する可能性”という紐を引っ張って、
“いつか契約した結果”を招き寄せたんだ。
*7

権能

  • 神であった頃に司っていた自然・概念の操作
    • 神霊や英霊の霊基となったため器が足りず、限定条件下もしくは自壊覚悟でなければ発動できない。
いえ、このオーダー中に出会った女神の方々はどれも
限定条件下の、ダウンサイジングされたものです。
霊基はあくまで英霊規模のもので、
神の『権能』も持っていないと思います。
*8

神性スキル

  • 神霊適性の高さを示すスキル
    • 女神の場合は〇〇の神核というスキルで表現されることが多い。
    • 半人半神も持つが、神霊がサーヴァントになった場合はより高ランクの神性を有する。
      • 高いほど粛清防御や異教由来の加護を打ち破ることができるが、神殺しや神秘特効の力などに弱くなってしまう。
高いほどより物質的な神霊との混血とされる。粛清防御と呼ばれる特殊な防御値をランク分だけ
削減する効果もある。菩提樹の悟り、信仰の加護、といったスキルを打ち破る。
*9



関連項目

神霊サーヴァントの種族分類。

関連タグ


リンク

最終更新:2024年09月05日 00:13

*1 無間氷炎世紀 ゲッテルデルメング 第5節

*2 絶対魔獣戦線バビロニア プロローグ

*3 絶対魔獣戦線バビロニア 第2節

*4 創生滅亡輪廻ユガ・クシェートラ 第8節

*5 封鎖終局四海オケアノス 第7節

*6 聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~ 第13節

*7 月の女神はお団子の夢を見るか? プロローグ

*8 絶対魔獣戦線バビロニア 第2節

*9 Fate/EXTRA material P16