作品名:Fateシリーズ
用語分類:種族分類
別呼称:境界記録帯
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する用語。
信仰を受けて精霊に進化した「かつて地球に発生した情報」。
基本的に人が英霊化するが、時に機械や獣も信仰を受けて英霊となる。
詳細
過去の偉人
- 過去に偉業を成して信仰を得た英雄・偉人
- 魔術世界では境界記録帯と呼ばれる人間霊から精霊の領域へと昇格した上位霊格。
- 人理と紐付けられており、人理の危機の際は現身が召喚されて人類に力を貸す。
- 平和な時でも呼べるがそのための降霊術は別格の難易度となる。
「違うわ。人間であれ動物であれ機械であれ、偉大な功績を残すと輪廻の輪から外されて、一段階上に昇華するって話、聞いたことない?
英霊っていうのはそういう連中よ。
ようするに崇め奉られて、擬似的な神さまになったモノたちなんでしょうね」
- 伝承と実態が異なる場合がある
- 男性ではなく男装だったり、そもそも人じゃなかったりなど。
神話、伝説、伝承、記録、等々が
集められてはいますが―――
それらは必ずしも英霊の正体とは限らない。
お分かりですね?
英霊は時に、過去に活躍した何者かであるが、
英霊は時に、現在にまで語られる神秘の具現でもある。
時には、記録でさえも確実と言えない。
無論、宝具の多くは人口に膾炙した神秘であるため、
ここの棚の知識が役に立つ局面は多いでしょう。
ですが……
それもまた、確実とは言いにくい。
英霊登録
- 死んで英霊の座に持ち込まれた情報から英霊に認定される
- 平行世界の他者の記憶から英霊となるパターンもある。
- 今も死んでいない者は英霊として登録されていない
- 伝説に名が残り、信仰を得ても輪廻の輪にいないため英霊にならない。
アヴァロンは『世界の果て』にある塔。
人類史が終わるまで消える事のない時間の外側。
なので、マーリンはまだ生きている。
生きている者は英霊にはなれません。
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概念英霊 |
ああ。人間から英霊になるのが基本だが、
中にはナーサリー・ライムのような例もある。
人間に作られた創造物が意思を持ち、あるいは人々から
の幻想を集め“概念英霊”となる場合だな。
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例外:人理焼却 |
- 人理焼却により全ての時代の人々は燃えて死んだことになる
- 不死者であっても人類史に属する以上、死人扱いとなりサーヴァントにできる。
人類史がすべて燃え尽き、私の国も燃え尽きた。
その結果、こうして“死んだもの”として召喚された。
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例外:自分の誕生前の惑星 |
- 自分が誕生していない時代ならば“死んだ”ことにできる
この特異点は私が地球に発生する前の時代だ。
つまり、ここでは私の体は存在していない。
ない、という事は、その世界において
私は死んでいると仮定できる。
それを利用してサーヴァント化させてもらった。
強い召喚者によって呼ばれた、というのもあるがね。
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決戦術式:英霊召喚
- 人類悪と戦うために英霊を七騎召喚する決戦術式
- これを劣化させたものが聖杯戦争に使用される英霊召喚術式。
- 劣化とはいえ神代の魔術師であっても神秘の薄い時代では喚べず、聖杯などの魔力資源が必要。
そこはそれ、ここは神代の終わりだからね。
西暦に比べれば英霊召喚の難易度は低いのさ。
逆に神秘が薄れた二十一世紀であれば、王様だろうと
私だろうと、魔術による英霊召喚は困難だ。
英霊の属性
- 出自ごとに五種類の属性を持つ
- 各サーヴァントの秩序や善悪の属性とは別に英霊の成り立ちから決まる属性。
- 人→天→地→人と三竦みの有利・不利が存在する
- 天は人に信仰されなければ存在できず、地は創造主たる天に勝てず、人は地の伝説に勝てない。
天は地に強く、人に弱い。
地は人に強く、天に弱い。
そして人は天に強く、地に弱い。
……人は神を信仰する。だが、その一方で神は
信仰されなければ、「存在しないもの」になる。
土着の英雄や妖精などは信仰など無関係だ。
けれどその一方で、彼らは自分を作り出した神に敵わない。
属性 |
成り立ち |
天 |
土着の神話・伝承に登場する神性。 |
地 |
土着の神話・伝承に登場する英雄や怪物、妖精など |
人 |
西暦以後の偉人が死後に英雄視されて世間一般の共通認識となった英霊。大衆による英霊化 |
星 |
人類の希望。困難を打ち破ることを願われて英霊になったもの。獣の敵対者 |
獣 |
人類悪 |
神話礼装
- 全人類が遺伝子に有している原初の力を引き出す礼装
- 人間であれば皆が持つ原初の力へのアクセス権
- Fate/EXTRAでは運営によって封印されている。
『十の王冠』は人類史の発端、
文明の光でいうところの黎明……
要約すれば、人間の遺伝子が始まった
原型の力。これは
人間であれば誰であれ内包しています。
(中略)
はい。サーヴァントの電脳体に潜入し、
英霊核に直接アクセス、ムーンセルの手で
封印指定されている英霊根源───
『神話礼装』を、解放します。
通常のサーヴァントのフレームでは、
神話礼装の出力に耐えきれないと思います。
使用は一度きりと制限してください。
冠位
- 人類悪に対抗する最上位の七騎
- 通常の霊基とは出せる力の量が桁違い。
- 加えて討伐する人類悪に対して最高に相性がいい英霊が召喚される。
―――そうだ。 七騎の英霊は、
ある害悪を滅ぼすために遣わされる天の御使い。
人理を護る、その時代最高峰の七騎。
英霊の頂点に立つ始まりの七つ。
もともと降霊儀式・英霊召喚とは、
霊長の世を救う為の決戦魔術だった。
それを人間の都合で使えるよう格落ちさせたものが
おまえたちの使う召喚システム───聖杯戦争である。
- 人類を守るための霊基
- 個人的な都合・主張で動いた場合は通常の霊基に格落ちする。
英霊召喚とは抑止力の召喚であり、
抑止力とは人類存続を守るもの。
彼等は七つの器を以て現界し、
ただひとつの敵を討つ。
敵とは何か? 決まっている。
我ら霊長の世を阻む大災害!
この星ではなく人間を、
築き上げられた文明を滅ぼす終わりの化身!
其は文明より生まれ文明を食らうもの───
自業自得の死の要因に他ならない。
そして。 これを倒すために喚ばれるものこそ、
あらゆる英霊の頂点に立つモノ。
元ネタ
英霊
英華秀霊の気の集まっている人の意で、才能のある人、英才を指す。
日本では戦死者の霊を指す。
関連項目
英霊を複製して使い魔としたもの。
サーヴァントとして体験した記憶は本体である英霊に持ち帰れる。
英霊の中でも霊基が足らずサーヴァントとして成立しないもの。
英霊(人類)が滅ぼすもの。
英霊が持つ逸話の具現する切り札。
関連タグ
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最終更新:2024年12月28日 21:47