緋剣のバリアントに登場する用語。
《神籬》と呼ばれる精霊を宿すことで森を豊かにする樹。
現身の創造や
異能の行使など超自然的な能力を持つ。
詳細
森に豊穣をもたらす大樹
大陸に数えて七本のみ存在する『霊樹』は、神籬と呼ばれる神秘の生体をその身に宿す
ことで、近隣に生息する生命の均衡を保つ。
情報収集
「うん。この大陸で起こったことなら、大抵は風が運んで教えてくれる。ウチら神籬に、知
らないことなんてほとんどあらへん」
司
霊樹 |
司 |
効果 |
イリューネ |
豊饒 |
肥沃な大地を形成する |
シュレイド |
慈愛 |
生命の一切から疫病を払う |
メルアリス |
時 |
人を監視し、過去の出来事を伝える |
霊樹の子
霊樹の分身体
「そこのフラスコに入ってるのはその試作品です。湖の上から伸びてきている霊樹《シュレ
イド》の根に付着した、神籬の欠片で生成した分身体ですよ。教会の一部の者達は『霊樹
の子』とか読んでいるらしいですけど。(以下略)」
形態変化
瞬間、頭を抱えてしゃがみ込んだ彼女の背肉から、野太い樹の根が食い破るようにして
顕現した。
大きくうねり、渦巻き、地を這う根は、部屋の中にある物を片っ端から破壊し、急速な
成長を遂げる。
戦闘能力
生命力操作
- 周囲の森の生命を育む
- 逆に外敵からの自衛のために周囲から生命力を吸い上げるパターンもある
言ってしまえば、霊樹はあくまで『森を肥やす者』。
霊樹が枯れ果てたからと言って、森自体が死滅するわけではない。
精神同調
アークのその一言を聞いて、ニキは自分が神籬と精神的に同調していたのだと気付かさ
れた。
元ネタ
神籬(ひもろぎ)
神道において神を迎えるための依り代となる木。
「ひ」は〝神霊〟、「もろ」は〝天下る〟、「き」は〝木〟を意味し、
神霊が天下る木=依り代となる神木の意味となる。
元々は日本神話の「天孫降臨」において高御産巣日神(高木神とも呼ばれる樹神)が
天津神籬と天津磐境を起こし樹(た)てて、祭らせたことが始まりとされる。
関連項目
関連タグ
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最終更新:2023年12月02日 12:14