カヌー・カヤック用語辞典 @Wiki内検索 / 「トーイングライン」で検索した結果
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トーイング
...合には、カウテールやトーイングラインなどの器具を使う。 類義語:ライニングダウン -
トーイングライン
Towing Line 曳航用のロープ。レスキューベルトと共に使用する。製品によってはレスキューベルトと一体化したものもある。 カウテールとほとんど同じ。製品説明にこっちの名前がついている時は、ちょっと長めのモノが多いような気がする。 トーライン(Tow Line)とも言う。 -
レスキューベルト
Rescue Belt カウテールやトーイングラインと共に使うレスキュー器具。 QR_and_Pig_Tail.jpg 繋いだ舟に引っ張られてレスキューする側が危険な状態になった時、即座に離脱できるように、バックル部分は片手でも素早く外せるようになっている。 沈脱者が出そうなときには、中上級者は必ず装着するべきもの。そうでなくとも他グループをレスキューすることもあるので、常に装備しておきたい。 別名:クイックリリースベルト -
カウテール
...。 類義語:トーイングライン -
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カラビナ
Karabiner 登山およびレスキュー用の道具。金属製の環状の器具であり、開閉する部分(ゲート)が付いている。ゲートをロックする安全環のついたタイプもある。 リバーシーンでは、ロープレスキューで使用されたり、トーイングするときに使うカウテールの一部として用いられる。 -
フェリーグライド
川を横切る技術。 単にフェリーと略すことも多い。 下流に落とされずに川を横切るためには、適正なアングルとリーン、そして川の流れを読む力が要求される。 川の流れるスピードが、最大漕力よりも早くなったとしても、流れの中の小さなウェーブやホール、マイクロエディなどを利用して、フェリーすることができる。 フェリーグライドを見れば、そのパドラーの総合的な力量がだいたい把握できる。 -
エディライン
エディと流れの境界線。 ハッキリしている場合もあるし、曖昧な場合もある。 前者の場合、いろいろ遊ぶこともできる。 強いエディラインをエディフェンスと呼ぶ。 初心者はの頃は、よくエディラインで沈したもんだよなぁ。(遠い目) -
プロウイングエンダー
プロウイングエンダー(Plowing ender) 有る程度スピードに乗ってから、ガーッと前に漕いで、グワーッと前加重をして、バウを水に沈めてエンダーすること。そこで静止すればバウステーション。 艇と体重の組み合わせ次第ではあるけれど、初心者が最も簡単にバーティカルの世界へ最初の一歩踏み込むことのできる手段。 前加重の時には猫背になるよりも、ちょっと胸を張る感じかな。最初のうちは前に倒れるつもりで、前加重した後もガンガン漕ぎ続けるといい。 ちなみに英語でSnowplowと言うと、除雪車のこと。 -
エディホッピング
ホワイトウォーターでエディからエディへと次々に移動していくこと。リバーランニングの楽しみの一つである。 ストリームイン、フェリーグライド、各種ターン、エディキャッチを基本に、様々な技術が使われる。 -
初級者の方へ
まず流れに漕ぎ出して、ロールを覚えて、それなりのホワイトウォーターで漕げるようになるまでに覚えるべきことをリストアップしてみます。 基本技術 ピールアウト エディキャッチ フェリーグライド アングル ディフェンシブスイミング アグレッシブスイミング ドローストローク スカーリング バウドロー バウラダー ローブレイス ハイブレイス ロール スライス Cストローク 基本知識 右岸&左岸 本流 エディ エディライン ボイル 瀞場 隠れ岩 ピニング ラップ(ブローチング) フットエントラップメント ストレーナー スタンディングウェーブ ※他にもあったら誰か追加して下さい。 -
アングル
川の流れに対して舟の長軸方向が成す角度。 フェリーグライドの際には、流れの強さによってアングルを調整する。このとき同時に、適切なリーンをかけていないと、ひっくり返る。 流れのスピードと、艇のスピードが等しい場合にはアングルを45度にとれば、下流にも上流にも流されず、川を真横に横切ることができる。 ただし、実際の川では流れに強弱があり、そう単純ではない。 ボートだけではなく、泳ぐときにもアングルは重要。特に自分がビクティムになったときには、スローロープに捕まりつつ適正なアングルを作るかどうかで、レスキューする側の労力が大きく違ってくる。 理系の人間はこの説明で、ベクトルの話をしたがる。 -
リバーランニング
今までダウンリバーとか川下りと言われていたものを、これからはリバーランニングと呼ぼうという動きがある。 単に脇目もふらずに川を下るのではなく、縦横無尽に走り回るというニュアンスがある。たとえば、ダウンリバーしながら、積極的にエディホッピングをしたり、流れを上手く使ってフェリーグライドを楽しんだり、ウェーブやホールで暫く留まって遊び、また川を下っていくというスタイル。 これに対して、パークアンドプレイという遊び方もある。 プレイボートがスポットでの技の繰り出し易さに特化して進化した結果、リバーランニング性能はむしろ落ちてしまった。そのため今では別のカテゴリーとして、リバーランニングに適したボートが売られている。 -
インフレータブルボート
Inflatable boat 空気を入れて膨らませるタイプの舟のこと。 広義では、ラフトやエンジンが付いたボートも含まれる。 狭義では、ラフトを含まない1~2人乗りの舟。 1~2人乗りカヤックタイプが最もポピュラーだが、フレームの入ったカナディアンタイプ等もある。 ag_photo_holiday_expedition_kayak.jpg 安価で、収納性が高い。軽量性・安定性・衝撃吸収性に優れる。その反面、低剛性なので、ファルトのようなフレームや、特殊な軽量ボードを複合的に用いて、剛性を高めた艇も存在する。 艇にもよるが、気楽なツーリングからホワイトウォーターまで対応可能。経験豊富な同行者さえいれば、全くの素人でも、かなりのホワイトウォーターに挑戦可能な艇種である。 ホワイトウォーターでの使用を主目的としてデザインされたタイプは、セルフベイラ... -
ディフェンシブスイミング
Defensive Swimming 急流で、体を守りながら泳ぐこと。 DS%20Position.jpg 仰向けに近い状態で、足を下流側に向け、両手でバランスを取る。流れに逆らって泳いでも体力の無駄なので、まずは身体を守ることに集中する。可能であれば、少しずつ岸に寄るようにしよう。 足は水面近くに浮かせていないとフットエントラップメントの危険性がある。 DS%20Ferry.jpg フェリーグライドと同じ原理で、自分の身体を使って川の流れに対しアングル角をつけることで、泳がずとも、徐々に岸へと寄っていくことができる。この技術はスローロープ等によって、レスキューされる場合にも非常に有効。 瀬が浅い場合には、お尻を打つかもしれないが、他の場所を打つよりはマシである。岩などにぶつかりそうな場合には両足で蹴っ飛ばして回避する。 流れの緩いとこ... -
リーン
Lean 艇の傾きのこと。 リーンを自在にコントロールすることによって、カヤックは千万変化の動き方をする。 ほんの少しだけお尻片側を上げ下げするだけで、浅いリーンをかけることが出来る。更に膝でサイブレイスをグッと引き付けることで、強いリーンをかけることが出来る。 フェリーグライドやストリームイン、エディキャッチを覚える際にとても重要。流れの強さに合わせて、必要なリーンを自然に行えるようになることが必要。 上手くなるってくると、リーンの角度や方向をより細かく微調整したり、あえて逆の方向にリーンしたりする。 -
バウステーション
瀞場を下るときに観光客にアピールしながらするもの。 バウを水中に沈めて舟を立たせた状態で安定させること。略称はバウステ。英語では、バウストール(Bow stall)と呼ぶのが普通のようだ。 バウステの際、乗り手は前のめりの姿勢になり、前方に投げ出した両腕と、完全に水中に入れたパドルで微妙なバランスを取る。両足の踏み込み、前傾の具合も微妙に調節する。アゴを上下させるくらいの微妙な変化で、艇の立つ角度も変わってくる。 バウステに持ち込むには、漕ぎながら前荷重していく方法(プロウイングエンダー)と、ダブルポンプによる方法がある。 最初は1秒もキープできないが、5〜10秒の壁を越えれば、1分以上のバウステもすぐ出来るようになる。 2bowstall.jpg -
フェリー
フェリーグライドの略。 -
ドライパンツ
下半身用のアウターウェアの一つ。通常、ドライジャケットと一緒に着用する。 ドライジャケット同様、ラテックスゴム製のガスケットが足首と密着しているために、たとえ泳いだとしても内部に水が浸入しないようになっている。 ドライパンツとドライジャケットの裾は2重になっており、内側の裾が長めにデザインされているので、両方の裾を巻き込んだ状態でベルクロ止めすることで、ウエスト部での浸水を防ぐことができる。 5341b.gif ガスケットではなく、足首がベルクロ止めで、ウエスト部もシンプルな構造のものはドライパンツではなく、パドリングパンツの一種。 安全のために、漕ぎ出す前に十分に空気抜きをすることが非常に重要である。空気抜きが不十分な状態で、もし沈脱したとすると、ドライパンツの内部の空気が足首のあたりに溜まって浮き袋の役割を果たし、頭が水中で下になったまま起き上がる... -
エントリームーブ
スポットに入るときに繰り出す技。 通常は単に横からフェリーグライドしてスポットに入るが、上級者は、上流側から勢いをつけてスポットに入ると同時に、その勢いを利用したエントリームーブを繰り出すことができる。 ループ系の技(たとえばバックループ、フェニックス)やキックフリップなどが使われる。 -
ライニングダウン
川が浅い場合などに、艇から降り、川の中を歩いて、その部分をやり過ごすこと。 Lining downは和製英語らしい。英語ではTowingと言う。 艇はグラブループを掴んだり、あるいは紐を通して犬の散歩状態にして流す。流れのあるところでする場合には、人は必ず艇よりも上流側に位置すること。そうしないと自分のフネに轢かれることがあります。 陸上に上がり、フネを担いで障害をやり過ごす場合には、ポーテージと呼ぶ。 -
ラフト
Raft 直訳すると「筏」 ハックルベリーフィンが乗っていたのも、ラフトである。 現代リバースポーツの世界では、大型のインフレータブルボートのことを指す。 oregon-rafting.jpg ラフトに乗って川下りをすることをラフティング、 ラフトに乗る人をラフターと呼ぶ。 4〜14人乗りまで大きさは様々。 ラフトカンパニーが客を乗せる場合、コマーシャルラフテイングと呼ぶ。 男性カヤッカーにとって、男共しか乗っていないラフトは、空気の如くどうでもいい存在だが、女の子集団がキャーキャー叫びながら乗っていると、思わず注目してしまう。 -
グラブループ
グラブループ(Grab loop) 船体の前後やスプレースカートに設けられた、リング状のひもや金具を総じてこう呼ぶ。ひとの手で掴むのにちょうどよい大きさに作られている。取っ手。「グラブ」は「掴む」で「ループ」は「輪」。 分かってんだけど、グラフループって言っちゃうんだよなぁ・・・。 ubolt3.jpg -
ダブルポンプ
ダブルポンプ(Double Pump) 静水で右か左に大きくリーンを掛け、水に入れたブレードで体を支えつつ艇を前後に揺すってバウとスタンを交互に水に刺す動きのこと。 リーンの角度が適切であれば、水の抵抗が少なくなり、エンドが綺麗に水に刺さる。このとき逆のエンドは大きく空中に振り上げられる。 ここからバウステーションや、静水カートホイールなどの技に入っていく。 静水トリックでは、ダブルポンプから入ることが最も多い。(他にもプロウイングエンダーやパーティートリックから始める方法もあるが。) 参照:ダブルポンプのの連続写真 -
スターンスクォート
スタンを沈ませて艇を立たせる技。 流水でのやり方は、エディからピールアウトの要領で上流向きにエディラインを越え、バウを下流に向ける振り向きざまにリーンを逆に切り替え、スターンを水流に食わせることによって、バウが浮き、艇が立ちあがる。このときリーンをかけたのとは逆側にバックスウィープを適度に入れて、バランスを取る。(かならずしも必要不可欠ではない。) 体重を思いきり後ろにかけすぎると、その後のコントロールが効かない。リーンの切り返しのタイミング、腰のひねりの方が重要。 静水で行う場合には、ある程度助走をつけてからスウィープ→リーンの切り替えし&逆サイドにバックスウィープの順番で行う。 そのままバンザイして静止すればスターンステーションになり、スターンを静めたままクルっと回ればスターンピロエットになる。あるいはスターンの次にバウを沈めてカートホイールにもっていく... -
カヌーライフ
現在唯一の書店売りカヌー雑誌。季刊。 旧カヌージャーナル。 川海湖国内海外、のんびり系・競技系・ダウンリバー・フリースタイル・シーカヤック・ラフティング等々、パドリングスポーツ全般を取り扱う。 書店によっては置いておらず、あっても入荷は少ないので、ボケーっとして発売されたことを忘れていると既に売り切れ、カヌーライフを求めて書店巡りをする羽目になる。 参照:カヌーライフ公式HP -
ドライジャケット
水が浸入しないようにデザインされた上半身用アウターウェア。 首と両袖口をガスケットで体に密着させることで、内部に水が浸入しないようにしてある。 ガスケット部以外は、通常、多層構造を持つ。一番外側の素材には耐摩耗の強い素材が用いられる。その下には、ゴアテックス?など通気性素材を重ねることにより、内部が蒸れないようになっている。一般的に、同じメーカーであれば、高価なタイプほど通気性が高い。 IPJAH.jpg 同様な防水機能を備えた下半身用のドライパンツや、上下をつなげたドライスーツ、ドライジャケットより防水性能は低いが安価なセミドライジャケットというアウターウェアもある。 # 個人的には、ウェットスーツ派。 # 管理人はドライジャケット&ドライパンツ派です。 -
スカーリング
Sculling 体の真横辺りでパドルを前後に往復させて、艇を横に移動させる漕ぎ方。 その際、ブレードの角度を変えて、常にパワーフェイスで水をキャッチする。また、体をできるだけ横に向ける、軸手は額の前に固定、軸手も同時にこねる、艇をフラットに保つなどがポイント。 原理は飛行機の翼やヘリのローターと同じ。 フォワードストロークやスウィープストロークとは、ブレードの使い方が異なる。この2つが「櫂」(かい)で、スカーリングは和船の「櫓」(ろ)に通じる。そもそも「Scull」という単語は「櫓」という意味。 -
バウストール
前のめりになって舟のバウを水に刺し、スタンが上向きに突き出して舟が立っている格好で安定させる小技。主に静水での技。 全体の浮力中心と重心が鉛直線上に重なっている時に、静止できる。 やり方はダブルポンプから入る方法と、二輪の「ジャックナイフ」のようにフォワードストロークで前進し、勢いをつけて前荷重する(ギリギリの加減をして倒れる前に止める)方法がある。 両手を前方に投げ出し、パドルを完全に水中に入れた状態でバランスを取る。 バウステーションと呼ぶ方が国内では通りが良いが、英語圏ではバウストールと呼ぶようだ。 この技のバウとスターンが入れ替わると、スターンストール?またはスターンステーション。 -
エディフェンス
強烈なエディライン。 スピードが足りないと跳ね返される。 関連語:タコツボエディ -
ドライバッグ
文字通り、防水バッグ。 クローズドデッキ?とはいえ、リバーカヤックも沈脱すれば艇内には大量の水が入るし、例え一度も沈がなかったとしても艇のボルトの穴や、スプレーとコーミングの隙間や、乗り手のウェアに入った水が胴体を伝って、など様々な経路から少しずつ水が艇内に浸入してしまう。そのため、食料、財布、車のリモコンキー、煙草など、水に触れさせたくないものを運ぶ際にドライバッグを用いる。ただし、構造上、完全な防水というわけではなく、防水バッグを何度も川に放流したりすれば、間違いなく浸水する。 nrs_drybags_sml.jpg 長期ツーリング用の大きなものから、財布程度しか入らないものまで、サイズは様々。色付き、透明なもの、のぞき窓のように部分的に透明なものもある。素材の厚さ、耐久性も多様。最近のものでは空気を抜くためのプラグがついているタイプもある。 # ビ... -
ライフジャケット
救命胴衣のこと。 着用必須。 十分な浮力と安全性、信頼性が最も重用。併せて、動きやすい形状なのか、ツーリング用なのかホワイトウォーター用なのかなど、他の条件もあるので、選ぶ時はスクールやショップの店員によく相談したい。 略称:ライジャケ 別称:PFD パドラー用のライジャケに慣れていると、飛行機などに常備してある緊急用救命胴衣が、あまりにショボく見えて、心配になってしまう。 女性が着用する場合には、他に何も着ていないのが望ましい。 conquesmo.jpg -
セミドライジャケット
それなりに内部に浸水しないけれど、そこそこ内部に浸水するジャケット。 ドライジャケットが、首と手首にガスケットを用いて防水しているのに対し、ドライジャケットはその部分でネオプレンを用いる。ベルクロで止めるだけの場合には、単にパドリングジャケットと呼ぶ。 ドライジャケットに比べて、首や手首の締め付けが厳しくないので、快適であり、着脱も容易なこと、また価格が安いことなどから、セミドライを好む人もいる。 冬には長袖ドライジャケット、夏は半袖セミドライというように、使い分ける人も多い。 bg_hydroflash.jpg 首の部分はネオプレンで、手首だけラテックスという、完全なドライとセミドライの中間タイプもある。 -
サーフカヤック
海で波乗りするための専用カヤック。 ハルの断面形状が台形で、リバーカヤックとはかなり乗り味が違うらしい。 プレイボートで海サーフィンする場合には、普通のサーファーとはラインがクロスして危険な場合あり。なるべく人のいないところで漕いだ方がいいと思われ。 とても楽しいのだが、波が大きければ大きいほど、海にいる時間の9割以上を、波に激しく邪魔されながら、沖に向かって漕ぐことになる。ゆえに、フォワードストローク強化に有効? -
アグレッシブスイミング
目的地に向かって、平泳ぎやクロールなどで、積極的に泳ぐこと。バタフライで泳ぐ人はあまりいない。 顔までアグレッシブになる必要はありません。 岩が絡むような場所や、浅い場所では、怪我を避けるため、ディフェンシブスイミングで泳ぐ。その後、淵や瀞場になってからアグレッシブスイミングをおこなう。ただし、下流側にストレーナーなどの危険物があり、緊急を要する場合には話が別。 いくら流れが緩く見えたとしても、流れに逆らって泳ぐことは凄まじく体力を消耗するので、上陸地点が下流にもあるならば、そこにたどり着くように、流されながら徐々に岸に寄れば良い。緩やかな川であっても、よく夏場に溺死者のニュースが報道されるが、元いた場所に戻ろうとして流れに逆らって泳ぎ、その結果、死んだケースが多い。焦れば焦るほど、体力の消耗は数倍になる。子供を助けようとする場合などには、さらにフルパワーを使ってし... -
スライス
パドルの使い方の1つで、ブレードで水を切るように動かすことを言う。 一見、何の意味も成さないようであるが、最短距離でパドルを動かすことが出来るので、有効な局面が多々ある。たとえば、2種類のストロークの繋ぎとして多用する。 また、ターンする時もスライス気味にブレードを使うことは多い。単純にスライスするだけでも、ゆっくりターンしていく。このとき、どこにブレードを入れるかで、ターンの仕方が微妙に変ってくる。 -
バインバイン
俗語。でも他に何て言えばいいの? バウストールをした状態で体重を使って上下に揺さぶりをかけ、立てたままの艇を浮き沈みさせる動作を指す。静水ループの前の助走的な意味もある。 -
グラフループ
グラブループの勘違い。 -
セミドライ
セミドライジャケット。略してセミドライと言うことが多い。 パドジャケの中で、ドライジャケットほど防水性は良くないものを指す。でもある程度は防水されているタイプ。通常、手首や首の部分がネオプレンのものをセミドライということが多い。ベルクロ止めだけのタイプはセミドライというよりも、単にパドジャケと言うべきなんじゃなかろーか。 -
ツーリング
川を旅すること。 宿泊を伴うダウンリバーのことだが、 ワンデイツーリングなんて言葉もある。 距離や勾配によって、なんとなく使い分けているような感じ。 川旅っぽい場合には日数によらず、ツーリングなのだろう。 -
チャイン
チャイン(Chine) 一般船舶用語で、船底の断面形状のこと。 ラウンドシェイプ、Vシェイプ、ボックスなどに分類できる。 まるっこいのをソフトチャイン、角張っているのをハードチャインと言う。 一応知ってるけど、口に出して使ったことが無い言葉だってことに今気が付いた。 最近のプレイボートは全てボックス型のチャインなので、ハル形状やロッカーについて語られることはあっても、チャインがどうのという話は聞かない。 -
ピニング
川底の凹みに舟のバウが刺さるようにはまって身動きが取れなくなる現象。非常に危険。 ダウンリバー中にドロップを通過する時など、間違ってバウを下向きにすると、バウが川底の岩の隙間などに嵌って、ピニングする可能性がある。 この状態になると、バウが川底の凹みに固定されている所へ後ろからの流れが舟底を押すことでバウが圧迫されてしまい、酷いとバウが変形して足が抜けなくなってしまう恐れもあり、非常に危険。 それどころか、大きなドロップを落ちてこの状態になった場合、背中が水流に押され、まったく身動きが不可能な状態になり、レスキューも困難なものになる。 さらに顔の周りも水流に覆われた場合には、数分以内に呼吸停止となり、死に至る。 -
ロングロール
ロールの一種。 パドルを持ち替えて、なるべく遠くの水を掴む。 テコの原理により起き上がりやすいが、タイムロスとパドルを手放す危険性のために、ホワイトウォーターでは実用的ではない。 パドルの持ち方により、ロングロールの中でもいくつか分類できるようだ。パウラタロールもロングロールの一種。 一方、パドルを持ち替えないC to Cやスウィープロール等を、ロングロールに対して、ショートロールと分類することもある。 -
カヌーイスト
カヌーに乗る人のこと。 カヌーに関する月刊誌Canoeistのこと。2006年3月号にて休刊。 -
ドライスーツ
ツナギ型の防水アウターウェア。 首、手首、足首はラテックス製のガスケットによって水が入らないようになっている。足先まで覆ってくれるタイプが多い。 上半身だけのドライジャケットに較べて、保温性・防水性は高い。寝巻き姿のまま、これだけ着れば、真冬に漕ぐことができる。ただし、特殊なジッパーを使っているために値段も高い。 安全のために、漕ぎ出す前に十分に空気抜きをすることが極めて重要である。空気抜きが不十分な状態で、もし沈脱したとすると、内部の空気が足首のあたりに溜まって浮き袋の役割を果たし、頭が水中で下になったまま起き上がる事ができなくなり、あっけなく溺死する。 ドライスーツを着ると、ガンダムっぽくなったり、宇宙飛行士っぽくなったりする。 sidewinder-torrent-suit-2.jpg -
フェザーアングル
フェザーアングル(Feather Angle) ダブルパドルにおける左右のブレード面の相対角度。 片方のブレードが水の中に入っているときに、もう片方のブレードは空中を動いている。このとき空中にあるブレードの空気抵抗を減らすため、フェザー角がついている。特に向かい風の中でのツーリングにおいては、フェザー角によって疲労度がかなり違ってくる。 理屈としてはアングルが90°に近いほどパドリングの際に受ける風の影響を軽減できるが、角度が大きいほどフェザリングの動作が大きくなるために、手首への負担が増す。 一般的に、シーカヤックやファルトなどのツーリング系では45~90度のパドルが、ホワイトウォーターやプレイボート用では30か45度のパドルが使われる。静水プレイなどがやりやすいため、0度を好む人もいる。個人的な好みに合わせてフェザー角を調節してくれるショップも多い。 ... -
フェザリング
フェザーアングルが付いているパドルを使ってフォワードストロークをする際に、1ストローク毎に手首を返す動きのこと。 これによって、左右とも同じように、ブレードが水をしっかりキャッチできる。 右利きの人は、右手の握りを固定して、左手の握りをスリップさせて行う。 -
スカーリングロール
ロールの一種 スカーリングと腰の返しで、ロールすること。 純粋なスカーリングロールは、ホワイトウォーターではあまり実戦的ではない。しかし、これを練習しておくと、ブレードの向きをコントロールする技術が向上するし、他のロールを失敗しかけたときも、ササッとスカーリングして踏ん張りが利くようになる。 -
ブラスティング
ブラスティング ホールにおいて、上流側のグリーンウォーターに近いところに位置取りながら、バウを持ち上げてフロントサーフィン、あるいはスターンを持ち上げてバックサーフィンすること。 -
カヤッカー
カヤックに乗っている人のこと。 カヌーに乗っている人はカヌーイスト。 ラフトに乗っている人はラフター。 これらを総称してパドラーと呼ぶ。 リバーブギとかチュービングの人達はなんて呼ぶんだろう? - @wiki全体から「トーイングライン」で調べる