カヌー・カヤック用語辞典 @Wiki内検索 / 「ループ」で検索した結果
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ループ
Loop ホールまたは静水の技。後者の場合、静水ループと呼ぶ。 前方に一回転して元に戻る。 ホールでは、グリーンウォーターにバウを真っ直ぐにグッと突っ込み、エンダーしながらフットブレイスの上に立って、浮力の反発でボートが浮き上がる瞬間にうまくタイミングを合わせて、前方へ巻き込むように前転、その刹那、素早く体を伸ばしてスターンを突き刺す。あとは、なるべく真っ直ぐ起き上がってくる。 逆にバウではなくスタンを刺してバックエンダーから後方に1回転して元に戻る技を、バックループという。 -
グラブループ
グラブループ(Grab loop) 船体の前後やスプレースカートに設けられた、リング状のひもや金具を総じてこう呼ぶ。ひとの手で掴むのにちょうどよい大きさに作られている。取っ手。「グラブ」は「掴む」で「ループ」は「輪」。 分かってんだけど、グラフループって言っちゃうんだよなぁ・・・。 ubolt3.jpg -
静水ループ
静水でおこなうループ 流水の力を利用できないため、バインバインを行う事で、浮力の反発力を得て、その勢いで前転する。 人にもよるが、バインバインは2〜3回くらいで十分で、それ以上おこなっても、あまり意味はないとされる。 成功のポイントは、 +最後の踏み込みで、いかに大きな反発力を得るか。 +着水する前の素早い腰の返し 超上級者は静水エアループなんて技も。 -
グラフループ
グラブループの勘違い。 -
バックループ
Back Loop ホール技。逆回転のループ。 -
ダブルスクープ
フロントループで着水後、そのままバックループにつなげる技。 フリースタイルカヤッカーである森田恒陽氏が2005年度のシドニーワールドチャンピオンシップSQT部門で発表し、採用される事になった。 日本人によるトロフィームーブは(おそらく)同氏のニンジャウィール以来2例目。 参考:森田氏のブログに掲載されたダブルスクープの動画 -
エントリームーブ
...ができる。 ループ系の技(たとえばバックループ、フェニックス)やキックフリップなどが使われる。 -
カウテール
...て、脱した舟のグラブループなどに素早く接続できるようになっている。 106_15_s.jpg これをつけてると、ちょっと偉くなった気分になれる。 2人のダウンリバーで相棒がこれをつけてると信用されてないみたいでショック。 逆に「今日はカウテール要らないよね」と言われると、ロールが上がり始めの初級~中級者にとってはプレッシャー・・・。 でも、他のグループの沈脱者に会うかもしれないし、持っているに越したことはないですね。 類義語:トーイングライン -
フリップフロップ
...タンと倒れて→バックループの後半の動きで起き上がる。 EJの解説と動画 -
メニュー
... グラブループ ├ クリーク ├ クリークボート ├ クリーン ├ ... -
ルナー・オービット
...エット)して、バックループ。 関連技:オービット -
静水
...カートホイール、静水ループ 等。 -
バインバイン
...せる動作を指す。静水ループの前の助走的な意味もある。 -
タイフーン
...クスモンキーの最後がループじゃなくてスペースゴジラということですね。 -
スペースゴジラ
豪快なホール技。 ループのようにフロントを食わせて、そこから身体を"巻き込み一本背負い"のように、ひねりながら前方へ巻き込むことにより、空中で艇をカートホイールのように高速一回転させて着水。 -
エア
...、エアブラント、エアループ等。 ただし、パンナムなどは最初からエア前提の技なので、エアパンナムとは言わない。 [2] Riotのボートの名前。 -
フォニックスモンキー
...ューでグルッと回ってループ。 トップクラスの選手達が見せてくれる凄い技。 ずっとフェニックス・モンキーだと思ってた・・・。 名前の由来は、アメリカの人気アニメ、サウスパークのこのエピソードらしい。こういうアニメが好きな若手パドラーが名付けたらしい。Phonicsというのは「音声学」という意味で、英単語の綴り方を発音と関係づけて教える方法。 参照:EJの解説(英文)と動画 -
フェニックス
...っていることはバックループの後半部と同様だが、ひっくり返った状態でエントリーするのは相当度胸がいりそう。つーか、スポットによっては危ないって。 EJの解説と動画 -
ハンドパドル
...レースカートのグラブループを掴んで外せるほうが良い。 関連:ハンドロール -
ピストルフリップ
...、そこへひねりながらループのように飛び込み、スターンを突き刺して起き上がり、フロントサーフィンになって完了。 <参照> 動画1、 インストラクション動画(途中までコメディ?)ピストルフリップとマックナスティの違いについても述べている。 -
沈脱
...レースカートのグラブループをつかんで引き剥がし、 コックピットは腰から抜け出す。 このとき足から抜けようとすると手間取るので注意。 ③どんな技よりも盛り上がるトロフィームーヴ(笑) 俗に泳ぐともいう。Shall we swim? 沈脱倶楽部が元締め。多分、間違いない。 -
マックナスティ
...クリューしてフロントループに持っていくらしい。 なんでこんな名前なのかというと、EJとJay Kincaidがファーストフードのマクドナルド好きだかららしい。 参照:EJの解説(英語)(リンク先にビデオもあり) -
脱
...レースカートのグラブループを引っ張ってスプレースカートを外し、両手で舟の脇を押すようにして腰から抜け出る。 ピニングした状態から脱するにはもう一工夫が要る。 -
ライニングダウン
... 艇はグラブループを掴んだり、あるいは紐を通して犬の散歩状態にして流す。流れのあるところでする場合には、人は必ず艇よりも上流側に位置すること。そうしないと自分のフネに轢かれることがあります。 陸上に上がり、フネを担いで障害をやり過ごす場合には、ポーテージと呼ぶ。 -
ポーポイズ
...トムへ真直ぐ走って、ループのとき同様、グイッと両足で踏み込む→スプレースカートまで水が被ったら、上半身を後方に投げ出して、エンダーしないようにする→ボートも身体も完全に水没して、顔の上からスターンまで水が通り抜けていったら、今度は膝を引き付けて上半身を起こして、水面上に浮上する。 EJの解説と動画 -
初心者の方へ
...サイブレイス グラブループ ブレード これでもう漕げますね~。でも安全には気をつけて。 ウォータースポーツでは、誰かが危険に晒された時、周りの人がすぐに助けられない状況もありえます。さらに顔が水の中だとすると、それはもう致命的ですよね。 今いる状況下で、どういう危険がありえるのか、常に考えておくことが必要です。 -
オーバースラスター
...、むしろ浮力が増え、ループなどの技がやりやすくなる。 買うと高いため、そこらへんの材料で自作する人も多い。 -
上流沈
...合、近付き過ぎたか、ループなどを試そうとして失敗したかである。 -
スローロープ
Throw Rope 直訳すると、投げ縄。 有事のレスキューのために使用する。 Small_Wedge_Throw_Bag.jpg バッグの中に折りたたまれたロープが入っており、一端を掴んだまま、バッグの部分を放り投げて使用する。ロープの長さは様々。 ただし、投げ方には練習が必要であり、ロープの折りたたみ方、川のどこに投げるか、岸へ引っ張り上げ方など、知識と訓練が必要とされる。専門家によるレスキュー講習に参加した方がいいだろう。またレスキューされる側もロープの掴み方、川の流され方を知っていると、レスキューが著しくやりやすくなる。 現実に使う機会はそうそう無いが、ボートの中に常備しておくべき。 同義語:レスキューロープ、スローバッグ -
スウィープ
スウィープストロークのこと。 -
レスキューベルト
...。そうでなくとも他グループをレスキューすることもあるので、常に装備しておきたい。 別名:クイックリリースベルト -
スウィープロール
Sweep Rolll 水上で逆さまになった舟の姿勢を自力で復旧させるロールの一種。 かつては(一部で?)スクリューロールという呼び方もされていたと聞く。 バウからスターンまでスウィープする間に腰を返すことから、スウィープロールと呼ばれる。 C to Cと並んで覚えやすいロール。 修得の際には、 腰の返し(すべてのロールに共通) ブレードが水面から沈まないようにしてスターンまでスウィープする。 水面に対するブレード角のキープ(猫手) 軸手の脇の引き締め 頭は最後 等に気をつける。 多少なりとも、バックデッキに仰け反りながら起きることになる。(より低重心の方が起き上がりやすいため) 一発でロールが上がり、なおかつ安定していれば良いのだが、失敗した場合や、すぐまたひっくり返ってしまった場合、川底の岩などに顔面を打つ可能性がある。起き上がってから漕ぐま... -
オープンフェイス
Open faced stroke パドルの凹面を意図的に使うストローク。 凹面は、パワーフェイスとも言う。 スターンラダーの時には同じサイドにブレードを入れていても、手首を返してオープンフェイスにすると、ターンする方向が逆になる。 バックデッキロールの時には、オープンフェイスで水をしっかり掴むことによって起き上がる。 -
レスキューロープ
Rescue Rope スローロープと同義。 -
バックスウィープ
パドルの使い方の1つで、スウィープストロークの逆。 艇の向きを変えるパドリング?であることは同じ。スタンの近くにブレードを入れ、自分の体を中心に大きく半円を描くようにバウの近くまで動かす。 -
スイープストローク
スウィープストロークの方が発音的には正しいと思われ。 -
スウィープストローク
Sweep Stroke フォワードストロークに次いで基本的なパドルの使い方で、舟の向きを変える漕ぎ方。スウィープと略すことも多い。 ①自分の上半身を思いっきりひねる。(これから行く方向を見るのがカヤックの基本) ②バウの近く、体からは遠めのところに、ブレードがちゃんと沈むよう置く。 ③ブレードを支えにして、体のひねり戻しでボートを回転させる。 昔は、自分を中心に大きな弧を描くように漕ぐと教わったものだが、 現在は、あまりそういう教え方はしない模様。 なお、最初に練習する時は、ボートをフラットにする。 その後、リーンをかけたり、逆リーンをかけたりして練習すると良い。 バックスウィープも理屈は同じ。 -
カナディアンカヌー
オープンデッキカヌーの一種。 parts-of-a-canoe.jpg 北米インディアンが使用していた舟がルーツ。 一般的には、のんびりと湖で釣りをしているようなイメージかもしれないが、OC-1、OC-2などの競技者が乗ると、激流でも気味が悪いほどの機動性を示す。当然ロールも可能。 ただしそのようなホワイトウォーター用カナディアンは、中が浮力体で埋め尽くされていて、ビールを満載したりはできない。 -
スターンラダー
スターンにラダーを入れてターンするテクニック。 自分の斜め後ろあたりの水にブレードを入れて、肘を曲げ押さえつける形をでキープすると、ボートがターンする。 ブレードの凸面を下ちょい外側に向けるのが基本形。初級者はここまででOK。ブレードの角度を変えることで、ターンの仕方が変わる。オープンフェイスにすれば、クローズドフェイスとは逆方向にターンする。 直進性の強いファルトなどの艇種では、最も頻繁に用いるターン方法。(スウィープストロークの方が早く回るが、何度もスウィープしないと、これらの艇は回転しないため、疲れる) -
ブレイスロール
ロールの一種。 手順の最後がブレイスであることが特徴で、スウィープロールとC to Cを組み合わせたロールと言える。 ブレードが水をキャッチしている時間が長いため、腰をゆっくりと確実に返す時間的余裕があり、反作用によりブレードが沈むことがない。ゆえに、体力が消耗した状態でも成功し易く、使用するパドルのキャッチ性能にも影響されにくい。 動きが複雑になるため、人によっては、他のロールよりも習得に時間がかかる。 やり方は、セットした状態から体の真横あるいは少し後ろまで、水面をスウィープして、同時に腰の捻りを腰と両の膝で船体に伝えて50%くらいまで舟を起こす。このときブレードの角度は一定にキープする。 次に、ブレードの角度を変え(猫手を解除)、ハイブレイスの要領で残りの50%を起き上がる。このとき、どのロールでも共通だが、頭を上げるのは一番最後である。 ... -
スターンスクォート
スタンを沈ませて艇を立たせる技。 流水でのやり方は、エディからピールアウトの要領で上流向きにエディラインを越え、バウを下流に向ける振り向きざまにリーンを逆に切り替え、スターンを水流に食わせることによって、バウが浮き、艇が立ちあがる。このときリーンをかけたのとは逆側にバックスウィープを適度に入れて、バランスを取る。(かならずしも必要不可欠ではない。) 体重を思いきり後ろにかけすぎると、その後のコントロールが効かない。リーンの切り返しのタイミング、腰のひねりの方が重要。 静水で行う場合には、ある程度助走をつけてからスウィープ→リーンの切り替えし&逆サイドにバックスウィープの順番で行う。 そのままバンザイして静止すればスターンステーションになり、スターンを静めたままクルっと回ればスターンピロエットになる。あるいはスターンの次にバウを沈めてカートホイールにもっていく... -
ドローストローク
Draw Stroke 基本的ストロークの一つ。 最初に覚えるドローストロークは、艇がほぼ静止している状態で、体の真横にパドルを入れて、そのまま引きつける。横方向に移動でき、接岸時などに利用する。 また、艇がある程度スピードに乗っているときにも、同様のドローストロークを行うことができる。進行方向をキープしたまま、横移動可能。その移動距離は小さいが、2回ターンを行うよりも迅速に対応できるので、岩を頻繁に避けるようなコースでは役に立つ。 ターンのときにもドローストロークを用いる。ブレードの入れ方までは上と同様だが、そのままの位置でパドルをキープして、手元には引き寄せない。気持ちリーンをかけてると、パドルを入れた方向にターンしていく。回転半径は大きいが、スピードを落としたくない場合に用いるターン。(ドローしてないじゃないか?という気もするが、EJのビデオではドローと言っ... -
OC-1
オープンデッキカヌー1人乗りという意味。 カヌー競技のカテゴリー名。 カナディアンシングル(あるいはソロ)と呼ぶ場合もある。 二人乗りの場合には、OC-2(またはカナディアンペアと呼ぶ) フリースタイル用OC-1の形状は、 いくらなんでも無理矢理オープンデッキにしている感じがする。 (参照:Pyrania社のSpanish Fly) -
カヌー
カヌー(英語ではCanoe、ドイツ語ではKanu) シングルパドルを使用して漕ぐ舟の総称。 オープンデッキカヌーと、クローズドデッキカヌーがある。デッキの有る無しで、カヌーとカヤックを分類することはできない。オープンデッキのカヌーとしてカナディアンカヌーやアウトリガーカヌーが挙げられる。 競技では、OC-1、OC-2, CC-1などのカテゴリーが存在する。 一般人と話をするときには、いちいち説明するのが面倒なので、なにもかも全てカヌーということになる。カヤックしか乗らなくても「カヌー馬鹿」と自称したりする。結局、厳密な定義は存在しないってこと。 でも、やっぱり英語圏に行ったときは、KayakとCanoeは使い分けた方が良さげ。 -
スローバッグ
Throw Bag スローロープと同義。 -
スクリューロール
スウィープロールの古い別称と思われる。 -
OC-2
オープンデッキカヌー2人乗りという意味。 カナディアンペアと呼ぶ場合も。 -
クローズドフェイス
closed face クローズドフェイス ブレードの凸面のこと。 同義語:バックフェイス 対義語:オープンフェイス。 -
ストローク
様々な漕ぎ方のこと。 フォワードストローク リバースストローク スウィープストローク ドローストローク スカーリング クロスストローク Cストローク Jストローク など。 -
パワーフェイス
パドルのブレードの凹んでいる側のこと。 フォワードストロークの際には、スターン側も向いているが、向きを変えて使うストロークもある(オープンフェイス) 対義語:バックフェイス - @wiki全体から「ループ」で調べる