活動記録


12月

19日(月)''『孫子』―The Art of War―''

  • 発表 西木
  • 参加者 西木・釜野・栗本・泰増・渡辺
  • コメント 他が長いので四書五経シリーズ早くも頓挫。それでもこの現代の戦国を生き抜く知恵の数々を披露。孫子に見習えばあなたも勝てる!とは言わないで。

12日(月)''『大学』―The Great Learning―''

  • 発表 西木
  • 参加者 西木・村瀬・釜野・酒本・泰増・渡辺
  • コメント 四書五経シリーズ第1段。君子への道。指導者たるもの・・・

5日(月)『目玉』吉行淳之介

  • 発表 村瀬
  • 参加者 村瀬・釜野・栗本・西木・泰増・渡辺
  • コメント (村瀬さんお願いします)

11月

28日(月)『金枝篇』ジェームズ・フレイザー

  • 発表 渡辺
  • 参加者 渡辺・村瀬・栗本・西木・阿部
  • コメント 第三章『共感呪術』第四章『呪術と宗教』を扱う。福祉・自由の発生と呪術、科学・宗教と呪術の対比。『科学的』思考をもつ現代人の根底に根付いている、世界共通の『呪術的』思考の発見。5円玉を賽銭箱に入れるのは、信仰ではなく神の使役である。

21(月)なし

14日(月)貧困とはなにか?―貧困概説と河上肇『貧乏物語』

  • 発表 西木
  • 参加者 西木・村瀬・阿部・島谷・泰増・渡辺
  • コメント 貧困とはなにか。様々な統計に見られる世界的貧困および貧富の懸隔が拡大されつつある事象に関して、根源的に貧困問題の構成を問うているその概説を踏まえたうえで、わが国に於ける社会学ならびに経済学の嚆矢である河上肇による『貧乏物語』を実践的に読み解く。その結論は奇しくも富者の倫理を問う脆弱なものであったが、その方法論としては完成されており、経済を志すものならば一度は読むべき不朽の名作。今回は、豊かな環境に生まれたわれわれだからこそ考えたい社会問題の一つとして貧困を取り上げた。われわれが貧困を語るのは偽善ではなく、もはや義務である。貧困は貧困者から改善することは困難である。富者が考えねばならないという結論は、歴史が証左となろう。

7日(月)『社会主義神髄』幸徳秋水

  • 発表 村瀬
  • 参加者 村瀬・伊藤・西木・阿部・倉岡・島谷・泰増・渡辺
  • コメント (村瀬さんお願いします)

10月

31日(月)『トカトントン』太宰治

  • 発表 栗本
  • 参加者 栗本・釜野・近藤(信)・村瀬・西木・阿部・泰増・倉岡・渡辺
  • コメント 太宰の晩年に結実した物語をめぐる形而上学的コント。一人称に仕掛けた彼の罠。「<トカトントン>はどこから響くのか」

25日(火)『ウィトゲンシュタインのパラドックス』ソール・アーロン・クリプキ

  • 発表 倉岡
  • 参加者 倉岡・釜野・近藤(信)・村瀬・栗本・西木・阿部・工藤・泰増・渡辺
  • コメント 規則は行為の仕方を決定できないというパラドックスの解明を、共同体を視野に入れた言語論的展開によって解決した、言語哲学の古典。

17日(月)仏教批判―安藤昌益『統道真伝』に見る

  • 発表 西木
  • 参加者 西木・近藤(信)・村瀬・釜野・泰増・倉岡・阿部・渡辺
  • コメント 東北に生まれた江戸時代の農本思想家である安藤昌益の紹介と、その思想を辿る上で避けられない『統道真伝』に見られる仏教批判を読み解く。わが国が世界に誇る唯一の「独創的な思想家」とも呼ばれる昌益は、わが国において初めてその封建的社会制度を糾弾した画期的な思想の持ち主であった。その理論は社会主義的東洋思想とも呼べるものだが、このような思想家が生まれた時代と風土に注目して意義を確かめたい。本当ならその社会批判(法世批判)と理想論(自然世欣求)を中心に時間を割きたかったが、仏教批判を眼目に据えたのは、前回の発表者が著しく思想偏向を来たしていた為にその修正の意味を込めた(笑)

10日(月)-原始仏典の詩句-ブッダ『スッタニパーダ』他

  • 発表 西木
  • 参加者 西木・近藤(信)・村瀬・釜野・栗本・泰増・阿部・渡辺
  • コメント 仏陀が残した真のことばとされる(異議あり)原始仏典の詩句から、われわれが普段から親しんでいる大乗仏教とは違う、仏教草創期の思想を辿る。仏陀のことばかどうかが問題なのではなく、如何に仏陀の時代に近い書物であるかどうかを重要視したい。そこには、生半可な宗教では到達し得ない、真の現実主義がある。人生これ無常。発表者が極めて厭世観に捉われていたことでも感慨深い回であった(笑)

3日(月)『人間の終焉』ビル・マッキネン

  • 発表 釜野
  • 参加者 釜野・近藤(信)・村瀬・西木・泰増・島谷・倉岡・渡辺
  • コメント ローティの「メタ哲学」の立場から、現代の社会・文化状況を考察し、人々によって自由に「選択」されたはずの先端テクノロジーが「環境管理型権力」として、人々の「自由」を制約する状況をユーモラスに展望。「テクノロジー」は荒ぶる神ではない。グローバル資本主義と結びついた顔のない無数の職業科学者によって行われる研究(=『ステルス化された科学技術』)のコントロールに対する絶対的無力感という「先入観」を破壊し、市民に決定権を取り戻せ(=『タイゾー的民主主義』)。「人間」をあきらめない。

9月

26日(月)『人間的自由の条件』竹田青嗣

  • 発表 近藤
  • 参加者 近藤・渡辺・釜野・西木・島谷
  • コメント ヘーゲルとアレントの哲学によって、近代のイデオロギー対立というアポリアを克服する。

19日(月)『方法序説』『哲学の原理』デカルト

  • 発表 渡辺
  • 参加者 渡辺・伊藤・釜野・酒本・倉岡・島谷・泰増
  • コメント デカルト哲学の中の神学に関する部分のみをあえてピックアップし、デカルトの言う「神」を理解する。存在証明・無限論などなど。デカルトの本心はどこにあるのだろう。


12日(月)''『哲学・航海日誌』より、「他我問題」 野矢茂樹''

  • 発表 倉岡
  • 参加者 倉岡・伊藤・釜野・西木・北村・泰増・渡辺
  • コメント 独我論的世界観から非対称的世界観への視点の移行により、「他者」の謎を解く。日本屈指の分析哲学者による新たな試み。

5日(月)『社会政策と社会科学にかかわる認識の「客観性」』マックス・ヴェーバー

  • 発表 島谷
  • 参加者 島谷・伊藤・村瀬・釜野・酒本・倉岡・渡辺
  • コメント (どなたかお願いします)

8月


29日(月)''『時間と物語』第二部 ポール・リクール''

  • 発表 伊藤
  • 参加者 伊藤・釜野・倉岡・島谷・渡辺
  • コメント (どなたかお願いします)

22日(月)''『Walking the Tightrope of Reason』Robert Fogelin''

  • 発表 釜野
  • 参加者 釜野・伊藤・島谷・高澤・近藤(信)
  • コメント アメリカ分析哲学界の重鎮による「理性」の検討。

15日(月)『現象学の理念』エドムント・フッサール

  • 発表 倉岡
  • 参加者 倉岡・伊藤・近藤(信)
  • コメント 現象学とは何か。現象学の祖の手による現象学講義。

8日(月)『探究Ⅰ』(後編)柄谷行人

  • 発表 釜野・北村・倉岡
  • 参加者 北村・倉岡・伊藤・近藤(信)・阿部・島谷
  • コメント 前回の続き。

1日(月)『探究Ⅰ』(前編)柄谷行人

  • 発表 釜野・北村・倉岡
  • 参加者 釜野・北村・倉岡・伊藤・村瀬・近藤(信)・酒本・阿部・島谷・渡辺
  • コメント 他者とは何か。諸学問のあらゆる領域を横断して織り成される知の狂想曲。

7月

25日(月)般若心経

  • 発表 西木
  • 参加者 西木・釜野・酒本・栗本・村瀬・伊藤・李・近藤(信)・阿部・倉岡
  • コメント 変わらないものが有るのか無いのか、それが問題だ!

4日(月)『物と心』大森荘蔵

  • 発表 倉岡
  • 参加者 倉岡・釜野・村瀬・西木・近藤(信)・阿部・北村・渡辺
  • コメント デカルト的物心二元論の破壊、そして立ち現れ一元論としての再構築。

6月

27日(月)火薬史

  • 発表 渡辺
  • 参加者 渡辺・村瀬・鎌野・西木・阿部・倉岡
  • コメント 近代史を火薬と言う観点から見つめなおす。

7日(火)複製技術時代の藝術作品

  • 発表 西木
  • 参加者 また書きます。
  • コメント なんかミス。ベンヤミンごめん。徹夜失敗はきつい。

5月

23日(月)『管子』管仲

  • 発表 渡辺
  • 参加者 (どなたかお願いいたします。)
  • コメント 紀元前8世紀の人物、管仲。法律家であり経済学者であり政治家であったこの人物の紹介。

17日(火)『空想から科学へ』エンゲルス後半

  • 発表 村瀬
  • 参加者 名前
  • コメント 発表者の都合により、火曜に変更。

9日(月)『空想から科学へ』エンゲルス前半

  • 発表 村瀬
  • 参加者 村瀬・釜野・栗本・酒本・西木・加藤・渡辺・阿部・北村・倉岡・島谷・泰増
  • コメント 空想的社会主義は、なぜ空想的ならざるを得なかったか。『共産党宣言』から40年後のエンゲルスの見解。

2日(月)日本倫理思想史

  • 発表 栗本
  • 参加者 名前
  • コメント お好きにどうぞ 

4月

25日(月)『饗宴』プラトン

  • 発表 西木
:参加:参加者名
  • コメント ここを書き換えて使いましょう

18日(月)「ポストモダン」について

  • 発表 釜野
:参加:参加者名
  • コメント 現代日本とポストモダン

11日(月)『人間の条件』ハンナ・アレント

  • 発表 栗本
:参加:参加者名
  • コメント ここを書き換えて使いましょう

4日(月)『美について』今道友信

  • 発表 西木
:参加:参加者名
  • コメント ここを書き換えて使いましょう

3月

お休みですか?

2月

お休みですか?

1月

15日(土)『罪と罰』ドストエフスキー

  • 発表 近藤
:参加:参加者名
  • コメント ここを書き換えて使いましょう
最終更新:2007年09月25日 23:58