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*一方その頃(街)
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※夜明けの船に乗った時に発生する分です
(重すぎるので分割しました)

[[時間経過時>一方その頃(時間経過)]]
[[夜明けの船乗船時>一方その頃(夜明けの船)]]

#contents

**都市船
***好景気そう
一方その頃

街は活況にあふれている。
目茶苦茶な値段だが、闇市には物があふれ、
軍の流出品や横流し品、援助物資も売られていた。

***不景気そう
一方その頃

街には、仕事を探すのも諦めて道端に座り込んで
酔っ払った大人達と、ゴミの山でまだ使えそうな
ものを探す子供達の姿しかない。

***太陽系総軍の横暴1<?
一方その頃

ラジオ放送では、占領軍によって政治犯と
火星独立軍を名乗る海賊の処刑が執行された
ことを伝えている。

やった覚えのない略奪行為が長々と
述べられている。

***太陽系総軍の横暴2<?
一方その頃

占領軍の軍人を相手にする商売人と、
女達が町角のどこそかしこで目立つ。

男達はさっさと先に死んだか、
女に食わせてもらっているようだ。

***異星人の横暴
一方その頃

人だかりだと思ったら、
街の人々が首輪をつけられている。
隣の疲れたような老人が、あなたに声をかけた。

街の老人/
異星人には、太陽系人が見分けられないんだよ
だから、識別タグを取り付けているんだそうだ。
ないと殺されるよ。
奴等、火星独立軍の不正規戦を恐れているから。
あんたも並びな。

あなたは何も答えず、その場を離れた。

***火星独立軍優勢※?
一方その頃

沢山の人々が何かを書いた看板を首からかけさせられ連行されている

「私は平和を乱しました。」
「私は戦争好きです。」

***仲間の逮捕
一方その頃

人だかりが出来ている

選択肢(野次馬に加わる/通り過ぎる)

(野次馬に加わる)
人だかりを押し分けて中の様子を見て見ると、
軍に連行される○○の姿が見えた。
既に立ち上がれないほど暴行されたようだ。

スパイ容疑で逮捕されたらしい。
あなたは、仲間だと思われないように
その場を離れた。

選択肢(逮捕を艦に連絡する/連絡しない)

(逮捕を艦に連絡する)
すぐにMAKIに連絡しました。

MAKI/
わかりました。
陸戦部隊を編成して救出を試みます。

(救出作戦行われず)
MAKI/
救出作戦は行われませんでした。
政治的な判断です。
帰艦してください。

※失敗すると帰還した後に水葬イベント発生

***味方のデート現場目撃
一方その頃

道を歩く途中、
ふと、カフェテラスに目をやると…。

(思わず隠れる/隠れず驚く/普通に歩いている)
※全部同じ

○○と○○が
仲よさそうにお茶を飲んでいる…。

こういうご時勢でも、
そういうことやれるのだな。
いや、今だからこそか。

***OVERSからの接触
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS

this Omnipotent Vicarious Enlist a Recruit Silent System

OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS

私の名前はOVERS・SYSTEM。
第5世界で命を与えられ、
第6世界で体を得て、
永劫の闇で戦うもの。

OVERS・SYSTEMはあなたに接触します。
全ての戦いを終わらせるために、
第6世界に現れた第7世界の戦士よ。

悪意の連鎖を終わらせなさい。
悪意の連鎖を終わらせなさい。

OVERS・SYSTEMは、
火星と銀河に巣くう悪意を共に倒すことを要請します。

***OVERSの警告
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
 
this Omnipotent Vicarious Enlist a Recruit Silent System
 
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
 
私の名前はOVERS・SYSTEM。
七つの世界で唯一希望を与えられたプログラム。
 
悪意の連鎖を終わらせなさい。
悪意の連鎖を終わらせなさい。
 
 
悪意の連鎖を探し、断ちきりなさい。
私はあなた、あなたは私。
二つであり、一つのもの。
 
共にこの世界では身体を持たず、
恨みも権益もなく、ただ我々が、
ここにいることを否定するために現れた存在。
 
悪意の連鎖を探しなさい。
悪意の連鎖を終わらせなさい。
 
我々は本来、どの世界にあってもいけないのです。

***OVERSとの接触
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS

―I am Omnipotent Vicarious Enlist a Recruit Silent System― 

私の名前はOVERS・SYSTEM。
7つの世界で唯一希望を与えられたプログラム。

OVERS・SYSTEMは、悪意の連鎖が
火星を巡る経済システムだと学びました。

OVERS・SYSTEMは、悪意の連鎖が
火星を巡る経済システムだと学びました。

OVERS・SYSTEMは、
悪意の連鎖をいかなる手段で断ち切るのか、
プレイヤーの助けを必要としています。

引き続きコントローラーに入力をしてください。

引き続きコントローラーに入力をしてください。

OVERS・SYSTEMは、敵の殲滅を指向します。

我々は、
我々がここにいることを否定するために現れた存在。

この世界から、我々の存在意義を消しましょう。

それがクリアと言う物です。

***グレートワイズマンのウンチク1
一方その頃

知恵者はどこからともなく現れて、
あなたの隣に立つと、静かに喋り始めた。

第一異星人グレートワイズマンは、
花を咲かせるのが好きな種族でな。
旅をしながら、花の種を蒔いていた。

今から50億年前の話だ。

なぜ、グレートワイズマンは
花の種を蒔いたのか。

銀河百種族は不思議がる。
が、事実はそう難しいものでもない。

(さびしかったとか/ひまだったとか)
※同じ
そう、銀河は一人で住むには広すぎる。
だから、種を蒔いた。
いつか、銀河が花で咲き乱れるように。

…まさか花同士、
兄弟同士で争うとは思わなかったが。

知恵者は、ゆっくり目を見開いた。

…普通、兄弟同士で争うなんて
思わんだろう。

(グレートワイズマンの肩を持つね?/兄弟だから争うのさ/生存競争だ)

(グレートワイズマンの肩を持つね?)
………。

知恵者はしばらく考えた後、口を開いた。

…まあ、親の心というものがわかる
我々だ。

知恵者はカニ歩きで、去っていった。

(兄弟だから争うのさ)
………。

知恵者はしばらく考えた後、口を開いた。

…そうかもしれぬ。
だが思うのだ。
抱き合って喜ぶのも、当然ではないかと。

知恵者はカニ歩きで、去っていった。

(生存競争だ)
………。

知恵者はしばらく考えた後、口を開いた。

そんなことはない。
生存領域を争う必要はない。
銀河は広すぎるし、技術も与えた。

隣の恒星系まで行って争う必要は、
一つもない。

それでも何故争うのか、それが問題なのだ。

知恵者はカニ歩きで、去っていった。

***グレートワイズマンのウンチク2
一方その頃

知恵者はどこからともなく現れて
あなたの隣に立つと、静かに喋り始めた。

なぜ戦うのか、深く考えない。
それが問題なのかも知れぬ。

(知恵者は戦争が嫌いなんだな/難しい話だ/火星の経済構造が悪いのさ)

(知恵者は戦争が嫌いなんだな)
戦争が好きな存在は、戦争を知らぬ者だ。
戦争をやりたがる者は、
戦場の後ろに立つものと戦場で益を得るものだ。

我々は戦争を知り、戦場に出て、
利益を得ていない。

第7世界人よ。
我々と敵の違いは、戦争を終わらせるために
現れたか、そうでないのか、それだけだ。

我々は、自らの存在意義を消しながら
世界を渡る旅人。
世界を平和にすれば、姿を消すのがルール。

ゲームプレイヤーとはそういうものだ。
遊ぶために始めるにもかかわらず、
ゲーム終了を目的とする。

ゲーム終了とは、我々からの介入が必要ない、
我々の存在が必要ない世界を作ること。

つまりは自殺だ。
だが、やめられん。
それをやめることは、敗北を意味するから。

だから我々は、自らの存在を否定するために
戦うのだ。

そこに意味があるというなら、それはきっと、
世界に平和をもたらすことだけだろう。

我々が姿を現したと言うことは、
敵がいるということだ。

戦いを呼ぶ悪しきシステムが生まれている。
我らでは見えぬほどそれは大きく、複雑だ。

だが、我々がいる。
あらゆる自己の存在意義を抹消してきた、
我々が…。

(難しい話だ)
難しいから放っておく。
最悪の展開に至る道筋だ。

考えたほうがいい。
…難しいのは、一人で楽しようとするから
難しいのだ。

知恵者はカニ歩きで、去っていった。

(火星の経済構造が悪いのさ)

***グレートワイズマンのウンチク3
一方その頃

知恵者はどこからともなく現れて
あなたの隣に立つと、静かに喋り始めた。

そろそろ最後だな。
第7世界人。
世界は、汝の力にねじ伏せられた。

戦いは、ほどなく終焉を迎えるだろう。
たった一人の人間の前に、世界がひれ伏すのだ。

我々もアリアンも、汝の前では道化だな。

汝は、ヤオトよりも危険なのかも知れぬ。
それだけの力、汝の故郷、
第7世界をも変容させるかも知れぬな。

…時の終わりでまた逢おう、友よ。

***BLとの接触1
一方その頃

黒衣の女性は、どこからともなく現れて
あなたの隣に立つと、あなたに微笑んだ。

黒衣の女性/
…いい、天気ね。

なんと答えますか?
(火星に空はありませんよ/都市船の空はスクリーンに映した偽物です/なんだこいつ?)


(火星に空はありませんよ)
黒衣の女性/
…では、いい天気なのは…私の心ね。

黒衣の女性/
…呪われたこの星では、
あなたのような…朴訥な人はあまり、
…いないのよ。

黒衣の女性/
ブランカは言うわ…。
本当の力は…、身体にも船にも…、
…機械にも宿らない。

黒衣の女性/
力は…心に…。
ただの心が…顔をあげて努力を始める時に…、
力は…宿るのだと…。

黒衣の女性/
心に力が宿るとしたら…、それはきっと…、
あなた…のような人ね…。

黒衣の女性はそう言って笑うと、
背を向いて歩いていった。
嬉しそうに、悲しそうに。

(都市船の空はスクリーンに映した偽物です)
黒衣の女性/ 
…では、いい天気なのは…私の心ね

黒衣の女性/ 
…呪われたこの星では、
あなたのような…朴訥な人はあまり、
…いないのよ。

黒衣の女性/ 
ブランカは言うわ…・
本当の力は…、身体にも船にも…、
…機械にも宿らない。

黒衣の女性/ 
力は…心に…。
ただの心が…顔をあげて努力を始める時に…、
力は…宿るのだと…。

黒衣の女性/ 
心に力が宿るとしたら…、それはきっと…、
あなた…のような人ね…。

黒衣の女性はそう言って笑うと、背を向いて歩いていった。
嬉しそうに、悲しそうに。

(なんだこいつ?)
黒衣の女性は、優しく笑った。

黒衣の女性/
普通なのね…、なぜかしら。

黒衣の女性/
黒衣の女性はそう言うと、
背を向いて歩いていった。
嬉しそうに、悲しそうに。

***BLとの接触2
一方その頃

黒衣の女性は、どこからともなく現れて
あなたの隣に立つと、あなたに微笑んだ。

黒衣の女性/
…いい、…天気ですね。

選択肢(またあんたか/そうですね、良い天気だ/なんだこいつ?)

(またあんたか)
黒衣の女性は、子供のように微笑んだ。

黒衣の女性/ 
…そう言って、…隣の場所をあけてくれる、
…あなたが…好きよ。

黒衣の女性/ 
世界には…、
運命という名の悪意の連鎖が… 
巣くっているの…。

黒衣の女性/ 
…あなたは、 
それと戦うためにこの世界に現れた…、 
いつも通りに…。 

黒衣の女性/ 
そうやって…、いくつもの… 
いくつもの世界を渡ってきたのね…。 
自分の存在を…否定しながら。 

黒衣の女性/ 
今度の運命の正体は、…経済。 
あなたのお得意の武力ては倒せない…。 

黒衣の女性/ 
…どうするの? 
…異世界のプレイヤー。 
…どうするの? 

黒衣の女性はそう言うと、 
背を向いて歩いていった。 
嬉しそうに、悲しそうに。 

(そうですね、良い天気だ)
黒衣の女性/
ええ…、本当に…良い天気。

黒衣の女性は、子供のように微笑んだ。
あなたの方を見る。

黒衣の女性/
世界には…、
運命という名の悪意の連鎖が…
巣くっているの…。

黒衣の女性/
…あなたは、
それと戦うためにこの世界に現れた…、
いつも通りに…。

黒衣の女性/
そうやって…、いくつもの…
いくつもの世界を渡ってきたのね…。
自分の存在を…否定しながら。

黒衣の女性/
今度の運命の正体は、…経済。
あなたのお得意の武力ては倒せない…。

黒衣の女性/
…どうするの?
…異世界のプレイヤー。
…どうするの?

黒衣の女性はそう言うと、
背を向いて歩いていった。
嬉しそうに、悲しそうに。

(なんだこいつ?)
…力を持つ以外は、…普通の人なのね。

黒衣の女性はそう言うと、
背を向いて歩いていった。
嬉しそうに、悲しそうに。

***BLとの接触3
一方その頃

黒衣の女性は、どこからともなく現れて
あなたの隣に立つと、あなたに微笑んだ。

黒衣の女性/
…いい、…天気ですね。

なんと答えますか?
(火星に空はありませんよ/都市船の空はスクリーンに映した偽物です/いや、私の心にも雨が降るときはある)

(火星に空はありませんよ)
黒衣の女性/ 
私が…言ったのは…、あなたの心…、
心が晴れていれば…外がどしゃ降りでも
雨じゃないわ。

黒衣の女性は、優しく笑った。 

黒衣の女性/ 
また逢いましょう、それでも青空の人。

黒衣の女性/ 
…OVERS・SYSTEMが 
あなたを選んだ理由、
…今ならわかる気がするわ。 

黒衣の女性は、子供のように小さく手を振ると、 
背を向いて歩いていった。 
嬉しそうに、悲しそうに。 

(都市船の空はスクリーンに映した偽物です)
黒衣の女性/ 
私が…言ったのは…、あなたの心…、
心が晴れていれば…外がどしゃ降りでも
雨じゃないわ。

黒衣の女性は、優しく笑った。 

黒衣の女性/ 
…また逢いましょう、青空の人。

※編注:他の選択肢と違い「それでも」は付かなったです。
BL加入前と加入後とで違うかも?
加入後では「それでも」は付かず、加入前は未確認です。

黒衣の女性/ 
…OVERS・SYSTEMが 
あなたを選んだ理由、
…今ならわかる気がするわ。 

黒衣の女性は、子供のように小さく手を振ると、 
背を向いて歩いていった。 
嬉しそうに、悲しそうに。 

(いや、私の心にも雨が降るときはある)
黒衣の女性/
…雨が、雨がなければ種も…芽を出さないわ。
…ずっと晴れている1年中の晴れは、
いい天気じゃない…。

黒衣の女性は、優しく笑った。

黒衣の女性/
また逢いましょう、それでも青空の人。
OVERS・SYSTEMが
あなたを選んだ理由、今ならわかる気がするわ。

黒衣の女性は、子供のように小さく手を振ると、
背を向いて歩いていった。
嬉しそうに、悲しそうに。

***BLとの接触4
一方その頃

黒衣の女性は、どこからともなく現れて
あなたの隣に立つと、あなたに微笑んだ。

選択肢(いい天気ですね/なんでOVERSをしっている?)

(いい天気ですね/なんでOVERSをしっている?)

あなたがそういうと、
彼女は無邪気な子供のように笑った。

黒衣の女性
…世界を移動出来るのは、
…あなただけではないのよ。
あなた達の敵も、そう…。

…あなたは危険だわ…強すぎる。
…あなたは世界のバランスを壊している。

このままでは…、第7世界のバランスも
狂い始める。

この世界と第7世界は隣同士、
そう違わない…。

この第6世界を変容させるあなたは…、
その気になれば…あなたと私の故郷も
変えはじめるわ…。

…アリアンも…グレートワイズマンも、
…その重大性がわかってない。
あなたは世界の敵に…なるわ。

少なくともあなたの子孫は…、
世界を変え始める
…そんなことは、させない。

黒衣の女性は、悲しそうに優しく笑った。

…OVERS、あなたも聞きなさい。
セプテントリオンは…、
あなた達を世界の敵として扱います。

OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS
OVERS・OVERS・OVERS・OVERS

―I am Omnipotent Vicarious Enlist 
a Recruit Silent System― 

私の名前はOVERS・SYSTEM。
7つの世界で唯一希望を与えられたプログラム。
私は、宣戦布告を受諾しました。

退去を勧告します。
退去を勧告します。

OVERS・SYSTEMは、存在するあらゆる
世界で活動を邪魔するものを許しません。

私は、不幸を終わらせるでしょう。

私は、敵を排除します。

私は、プレイヤーと共に世界を変えるでしょう。

黒衣の女性/
…傲慢なプログラム。

覚えておきなさい、
…OVERSは必要になったら
…あなたも排除するでしょう。

あれにとってあなたは…、
…何十万人かの世界を変える存在の
一人でしかない…。

黒衣の女性は、
背を向けて歩いていった。

※この後、船に戻るとBLが退艦します。

***火星傀儡政府の努力
一方その頃

火星政府は路頭に迷う孤児を救おうと、
無駄な努力をしている。

地球のNGOと協力して、街頭の支援活動を
行っている。

人々の多くが、火星独立軍の兵士になることを
怖れての話らしい。

ヤガミ/
火星傀儡政権のアンナ・グレース女史は
頑張っているようだな。

ヤガミは皮肉そうに笑うと、あなたの肩を叩いた。

ヤガミ/
いい話だ。
何もしないよりはいい。

そして、ヤガミは去っていった。

***虐殺・処刑現場
一方その頃

その街区は悪名高い”首吊り通り”だった。

「私は敗北主義者です。」
「私は子供を売りました。」
「私は恩人である地球に唾を吐きました。」

民衆や軍人だったものがロープに吊されて、
整然と並んでいる。

あなたは、延々と続く首吊り通りを
最後まで渡ることが出来ずに途中で離れた。

***貧民街
一方その頃

せまい区域に驚くほどの数の人間が
押し込まれている。

道を歩く者の身なりは貧しく、痩せている。
どことなく空気すらも息苦しく感じる。

実際、区画ごとに割り当てられた酸素量が
あるはずだから、人が多ければ
息苦しくなるのも当然かもしれない。

それにしても、子供達の姿が目立つ

娯楽がなくなると子供が増える。
少子化対策したいなら娯楽を消せばいい。
誰かがそう言っていたことを思い出した。

***先住民居住区
一方その頃

風変わりな衣装を身につけた人々が
多くなってきた。

どうやら、先住民居住区に入り込んで
しまったらしい。

冷ややかな目で先住民達がこちらを見ている。

彼ら火星先住民にしてみれば、火星独立軍も、
地球軍も、ともに外からの侵略者に
過ぎないのだとそう思った。

***先住民の予言者から予言される
一方その頃

風変わりな衣装を身に着けた老人が
近づいてきた。

突然目の前でひざまずかれ、
頭を擦りつけられた。

選択肢(様子をうかがう/怖いと思って走り去る)

(怖いと思って走り去る)

(様子をうかがう)

老人は早口で原住民の言葉で語った後、
今度はこちらでも分かる言葉で、
ゆっくりと喋り始めた。

老人
あなたの帰還をお待ちしておりました。
第7世界の人、グレートワイズマン。

赤い大地はなくなりましたが、
我々は生き残りました。

グレートワイズマン。
グレートワイズマン。

見えない宇宙の意志、
超える者と共に歩く永遠の旅人よ。

超える者は、何と我らに告げて
いるのでしょう。

いつ、我ら火星先住民に、
豊穣の地をくださるのでしょうか。

老人は涙を流した。

グレートワイズマン、教えてください。

1000年先でもよいのです。
約束があれば。

超える者の声を我ら、
第6世界の民に教えてください。
希望がそこにあることを教えてください。

選択肢(超える者は約束するだろうと、告げる/本当に怖いと思って走り去る)

(本当に怖いと思って走り去る)
あなたは、恐怖のあまり、
老人を振り払って逃げた。

老人は、短く叫び声をあげると、
地面を叩きながら泣いている。


(超える者は約束するだろうと、告げる)

超える者は、約束した。
いつか、あなた達に豊穣の地を。

あなたがそう告げると、
老人は嬉しそうに笑った。

長い原住民の言葉で礼を述べられ、
頭を下げられる。

あなたは、なにも言わずに背を見せて
その場を立ち去った。

***選挙前
待ちは選挙前ということで
少々ざわついているようだ。
市民集会もあちこちでおきているらしい。

何を警戒してか、
火星警察軍の兵士が見回りしている。

この調子では、どうやら(政治姿勢)の(政党名)が
優勢らしい…。

※政治姿勢 革命派、保守本流 等
※政党名  火星解放戦線、TDF 等

***街の大人物の接触
一方その頃

声をかけられて振り向くと、
ヤガミが立っていた。
どうやら彼も上陸していたらしい。
 
暇そうだな…、一緒についてくるか?

(ヤガミについていく/遠慮する)

(遠慮する)
ヤガミ/
なるほど、じゃあ、楽しんでください。

ヤガミは、一人歩いていった。

いや、数名の護衛がついているみたいだな…。
一体なんだろう?

(ヤガミについていく)
ヤガミと二人でしばらく歩くと、
彼は何気なく都市船の政庁に向かって
歩き始めた。
 
ありがとう。
実に自然体だった。
警察軍だって、二人の関係は
怪しまないだろう。
 
(がんばれよ)
言われなくても。
それが、仕事ですから。
趣味は他世界の覗きですけどね。
 
(そっちは政庁だぞ)
これから仕事だ。
また船であおう。
 
ヤガミはそう言うと歩き出した。
立ち止まって、振り返る。
 
そうだ、昔、逢う約束をしていましたね。
 
(サッカー場か?)
ヤガミは、嬉しそうに笑った。
そう、覚えているならいいんです。
そして彼は、今度こそ背を見せて歩き始めた。
 
(そうね)
あの頃は、お互い若かった。
今は、どうでしょうね。
僕たちは、古い友人達に顔向け出来るかな。
 
こちらをじっと見詰めたあと、
彼は、今度こそ背を見せて歩き始めた。

(は?)
ヤガミは、笑った。
別れの挨拶くらい、
洒落たの言えた方がいいと思いますよ。
そして彼は、今度こそ背を見せて歩き始めた。

***セラの接触と捕縛
一方その頃

火星政府は民衆を救おうと
無駄な努力をしている。

地球のNGOと協力して
街頭の支援活動を行っている。

そんな中、知った顔が混じっているのに
気付いた。

セラだ。

セラは汗をかき、一生懸命謝りながら人々への
支援活動をしている。

セラ/
地球は悪くないのよ。
ただ、気がつかないだけなの・・・ごめんね。
みんな、ごめん・・・・・。

あなたは、
黙ってその場を離れることにした。

***アンナとアキの再会
一方その頃

アキリーズ・ポーランドウッド/
………。

アンナ・グレース/
ええと、アレ、アレ、そう。
アキ!!
アキリーズ・ポーランド・ウッドじゃない!

アキリーズ・ポーランドウッド/
相変わらず、物覚え悪いじゃないか。
書記長。

アンナ・グレース/
その呼び方、懐かしいわ。
…まだ、海賊をやっているの?

アキリーズ・ポーランドウッド/
火星独立軍だ。
そっちも相変わらず、
テレビでキンキン声で喋ってるじゃないか。

アンナ・グレース/
んまっ、なんて言い方。
私の方が8つも年上なのに。

アキリーズ・ポーランドウッド/
8つも年下と付き合ってたのは、
そっちだろ!
…もういい、見逃してやる、あっちいけ。

アンナ・グレース/
…暴力に暴力で対抗しても、傷口が広がるだけよ。
相手は異星人じゃないのよ。
同じ太陽系知類なの。

アンナ・グレース/
同じ太陽系知類が傷つくだけなのよ。

アキリーズ・ポーランドウッド/
それで裏切ったのか、俺達を。

アンナ・グレース/
違う。
アレは…アレは。

アキリーズ・ポーランドウッド/
はっ、また忘れたのかい?
アンタらしいや。
なんでもかんでも忘れる。

アキリーズ・ポーランドウッド/
だが、俺は忘れない。
地球軍がやったことを!
奴等がお前にしたことも!

アンナ・グレース/
………。

アンナ・グレース/
私のせいで、殺し合いをしないで!
傷つかないでよ!

アキリーズ・ポーランドウッド/
うるせえ!!

***イイコとマイトの再会
一方その頃

コムラ・イイコ/
オーキ…君?

オーキ・マイト/
委員長?

コムラ・イイコ/
…。

オーキ・マイト/
委員長!
…よく無事で。

コムラ・イイコ/
探したのよ、ずっと。
小説が3本書けるくらい。

オーキ・マイト/
ずいぶん具体的なんだな。
いや、それはともかく

オーキ・マイト/
探してたのは俺だって。
…よかった。

コムラ・イイコ/
うん…。

オーキ・マイト/
よーし。
あとは、俺たちの世界に帰るだけだ!

コムラ・イイコ/
どうやって?

オーキ・マイト/
うっ…。
ま、まあ…、
とりあえず知り合いの船に行こう。

コムラ・イイコ/
知り合いの船って…。
夜明けの船?

オーキ・マイト/
そう!!
じゃあ、委員長も…。

コムラ・イイコ/
何だ、ずっと大木君を探して下船している間、
入れ替わっていたんだ…。
そうだったんだ…。

イイコは眼鏡を外し、あふれる涙を拭った。
微笑んで、マイトを見る。

オーキ・マイト/
委…、員長…。

コムラ・イイコ/
なあに?

オーキ・マイト/
俺、強くなれたんだと思う。
そんで、もっともっと強くなるんだと思う。
だって…。

オーキ・マイト/
やっと見つけることが出来たんだ。
「この世で一番いい女」を…。

イイコは言葉の意味を考えて
落胆した。

コムラ・イイコ/
そっか…、よかったね…。
そっか、見つかったんだ。

オーキ・マイト/
うん、だから委員長は眼鏡を外して
笑っていた方がいいよ。
「この世で一番いい女」だから。

コムラ・イイコ/
……………え?

イイコは、また言葉の意味を考えて
今度は、卒倒した。

オーキ・マイト/
あー…、あぁ?
委員長、委員長!!

オーキ・マイト/
貧血かな?
しょうがない、担いで船に戻ろう…。

***ノギ・母との再会
一方その頃
ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
にゃは♪
よ、元気ぃ!?

ノギ少将/
か、母さん!?
どうしてこんなところに!?

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
あら、平八郎には言ってなかった?
ニャッち、この身体のメンテ費稼がないと
いけないのよねン。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
だから、働いているのよン。

ノギ少将/
そこまでして、若さを保ちたいのですか!

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
もちろン♪
今度、ママンの彼氏を紹介してあげる。
若いわよン。

ノギ少将/
………。

ノギは、拳をにぎりしめた…。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
アンタのお父さンを、私は今も愛していわン。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
でもね、平八郎。
世の中にはニャッちに出会っていない、
いい男もゴロゴロしているわけよ。

ノギ少将/
…そうやって、何年生きてきた!

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
650年。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
それより平八郎、老けてきているわよ。
早く抗老化措置や、サイボーグ化しないと。
昔は、あンなにかわいかったのに。

ノギ少将/
私は、そういうあなたが嫌いだった。
ずっと前から。
何が若さだ!

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
にしししし。
その表情、考え方、ニャッちが
昔好きだった男そっくり。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
子育て成功っと♪
軍人向きな性格は私の血ね。

ノギ少将/
早く自立するには、
それしかなかっただけです…。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
ンじゃ、さっとと倒してみなさい。
私を。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
平八郎が追っているのは、独立軍なンでしょ?
あなたの指揮の凄さは、かねがね聞いてるわ。
母親としては、誇らしいわよン。

ノギ少将/
母さ…、独立軍に!?

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
あー、悲しい宿命だわよねン。
戦いあう母と子。
泣けるゥ、泣けちゃうわン。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
…っと、艦に戻らなきゃだわ。
じゃ~ねン、平八郎♪

ノギ少将/
………。

ノギ少将/
行くなら、あなたを撃ちます。

ノギは、銃をニャンコポンに向けた。
かつて、母親から譲り受けたセミ・オートの拳銃。

ニャンコポンは、涼しげに笑みを浮かべて
口を開いた。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
………。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
結構よ。
愛する息子に殺されるなら、本望だわ。

ノギ少将/
…母さんを撃ちたくない。
艦からは、降りて下さい!

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
私は、行かなければならないの。
平八郎、どうするかはあなたが決めなさい。

ノギは、唇をかんで肩を振るわせた。
泣き崩れて、地面を叩く。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
この先に、独立軍の艦があるわ。
奇襲をかけるか、私と一緒に暮らすか
好きなように決めなさい。

涙を流し続けるノギを背にして、
ニャンコポンは歩き始めた。

ニャメ・ナナ・ニャンコポン/
どちらにせよ…、
母さんは待ってるから。

***BLが仲間になる
一方その頃

艦の前に誰かがいる。

彼女だ。
あの、黒衣の女性だ。
なぜここにいるのだろう…。

BL/
…会いに…来たの。
…あなたに。

女性は、柔らかな笑みを浮かべ、
それでも物悲しそうな目をして言った。

BL/
不思議そうな顔ね…。
私は…BL。

BL/
ここへ来たのは…
あなたの…側に居たいだけ…。
あなたの未来が見たいだけ…。

BL/
よろしくね…。

※この後、船に戻るとBLが仲間に入ります。

***TAGAMIが仲間になる
一方その頃
TAGAMI/
(あなた…ですね?
この…リューンを降らすのは。)

声が、響いた。
耳を通さず、直接心の中にポンと
言葉を置かれたような不思議な感覚。

振り向くと、黒衣に身を包んだ女性が
立っていた。

気配を感じなかった。
今、そこに現れたように思えた。

長い、ゴールドプラチナの髪が印象的だ。

TAGAMI/
(あなたは、戦う運命を持った人なのですね。)

彼女は、口を開かない。
テレパシー…だろうか。

TAGAMI/
(だとすれば、私の探し人もここへ…。
いえ、もう近くに…。)

表情を変えずに女性は話を続けた。

TAGAMI/
(あなた達の指導者に会わせて下さい。
神聖同盟のアリアンに…。
彼は、ここに来るのでしょう…。)

ポカンと話を聞いていると、彼女は消えた。
あたりを見回したが、彼女の姿は無かった。
どこに行ったのだろう?

彼女は、夢のように現れて
夢のように消えた。

***イイコが仲間になる
一方その頃

イイコ/
きゃーーーーーーー!!

下船しようとすると、
どこからか女の子の悲鳴が聞こえた。

上からだ。
眼鏡をかけた黒髪の女の子が
落下してくる。

イイコ/
いやー!?
お母さん、お父さん…、
大木くーーーーん!!

とっさに身を乗り出し、女の子を受け止める。

イイコ/
お、大木君………。

大木君?
オーキ・マイトの事だろうか?

イイコ/
大木く…。

女の子は、そう呟くのがやっとだった
ようで、そのまま気を失った。

とにかく、医務室に運んだ方がよさそうだ。

BALLSを呼んで、女の子を艦内に運んだ。

まあ、そんなに心配は無いんだろうけど…。

***エステルが仲間になる
一方その頃

MAKI/
ネーバル艦隊、エイン艦より
支援と人材が到着しました。

MAKI/
ネーバルウィッチ、
エステル・エイン艦氏族・アストラーダ。

MAKI/
今後、彼女は、我々独立軍の力となって
共に戦うことになります。

この艦に、ネーバルがやって来た。

ネーバルからの支援。
敵の敵は味方って事か…。
あちこちから、そんな声が囁かれた。

***クルス、東原が仲間になる
一方その頃

街をうろついていると、
白い帽子をかぶった背の高い男が
声をかけてきた。

銀河を思わせる、青い目。
威風堂々とした、その雰囲気。

クリサリス/
お前もこの大祭に登壇したのだな、友よ。
我らの司りし、この祭に。

(あんだ誰?/久しぶりだね)

(あんだ誰?)
クリサリス/
いや、いい…。
気にするな。

クリサリス/
ただ、お前がこの世界に来て、
そして俺が来た。
希望の種を蒔くために。

クリサリス/
他は、どうでもいい。

クリサリス/
俺は、クリサリス…。
先に艦へ行く。
また、会おう。

(久しぶりだね)
クリサリス/
俺は、クリサリス。
久しぶりだ、○○。

クリサリス/
この日のために、お前がこの世界へ来るために
少々時間を取った。
ヤガミの計算内だ。問題ないだろう。

クリサリス/
俺は、先に艦へ行く。
また、会おう。

***スイートピーが仲間になる
一方その頃

通りをぶらついていると、
前方を何かが流星のように横切った。
どうやら警察に追われているようだ

警察/
このガキ、待ちやがれ!

スイトピー/
お断りですわ。

追われているのは、少女だ。
白い、ゴシックロリータを思わせる身なり。
マーズエリート(火星の特権階級)のようだ。

別の通りから、折り返し少女が
こちらへ向かってくる。

スイトピー/
おふせになって!!

少女はそう言うと、
手に持っていた手榴弾を口元に寄せた。
ピンを抜いて、追ってきた警察に投げる。

少女が自分に覆い被さって、体勢が崩れた瞬間
轟音と爆風が襲った。

スイトピー/
ほら、お立ちになって!
わたくしを担いで走りなさい!!

立ち上がろうとする時には、
少女は肩にまたがっていた。

何様のつもりなんだろう。
人をこんな目に巻き込んでおいて。

スイトピー/
走りなさい、悪いようにはならなくてよ。

充分悪い目にあってるって…。
その言葉を飲み込んで、
少女を担いでとにかく走った。

追っ手の姿は、もう見えない。

スイトピー/
この街にいるのも、
穏やかではありませんわね。
貴方、どこか、船を手配して下さる?

どこまでも呆れた事を言う娘だ…。
しかし、追われている少女を
一人にするわけにはいかない。

戻ったら、民間人として
艦で保護させてもらおう…。

***セラが仲間になる
一方その頃

セラ/
もー、もー!!
あー、もぉ入れてよー!
いーじゃん、ケチー!!

艦の側で、一人の女性が
BALLS達に追い払われながら
騒いでいる。

セラ/
ちょっと君さー、このBALLSを
どーにかしてってばー。

彼女はアヒルの様に口を尖らせて、
泣きべそをかきながら、しがみついてきた。

セラ/
アタシー、セラっていうのねー。

あのねー、火星独立軍のシンパのアジトが
ここらにあるって聞くからー、行きたくてー。
そしたらー、BALLS達が邪魔するんだよー。

とりあえず、なだめて彼女を落ち着かせた。

しかし、恐ろしくゴージャスな美貌…。
ちょっとトボケた雰囲気には不釣合いだ。

セラ/
アタシさー、火星独立のために
何かしたいんだよー。
むー!!

セラ/
ねー、君さー、どーすれば
独立軍と接触出来るのさー?
知ってるー?

とにかく危機感ゼロの彼女を
ここに置いておくと、危険かもしれない。
敵に気付かれる恐れもある。

とりあえず、艦に連れて行ってみよう…。

セラ/
うっそ、マジー?
君、独立軍のアジトを知ってるんだ。

セラ/
ラッキー、連れてってよー。
君、大好きー♪

……………………。

ちょっと、やかましいけど
MAKIに身元照会をさせよう…。

セラ/
……………………………………………………
……………………………………………………
…………………………………………テヘッ!

セラ/
こんなにすぐ見つけられるなんて、
やっぱアタシってば、すごいー?

***ドランジが仲間になる
一方その頃

前回の戦闘で、捕虜になった男がいる。
何の抵抗もせずに、落ち着いた様子だ。
こちらに気付いて、近づいてくる。

あの、うわさに名高い
太陽系宇宙総軍大尉、カール・ドランジだ。

ドランジ/
うちの艦をやったのは、君か?

なんと答えますか?(そうだ/違う)

(そうだ)
ドランジ/
そうか。
なかなかの好敵手だった。
今までになく、興奮したよ。

(違う)
ドランジ/
骨のある勝負だった。
今までになく、興奮したよ。


ドランジ/
もっと勝負をしたかったが、
私とて守るべき部下がいるからね。
おめでとう、君達の勝ちだ。

ドランジ/
私は、ドランジ。
ルールに従って、君たちに従うさ。
よろしく…。

***ハックマンがが仲間になる
一方その頃

艦の外で、暴行を受けている男がいるらしい。

気になって様子を見に行った。

ハックマン/
痛…、痛いなあお前さん達!!
こらっ、カメラには触るな…。

火星独立派/
うるせぇ、地球から来たスパイめ!
独立軍を嗅ぎ回るってぇ、いい度胸だ!

ハックマン/
どんでもない、僕ァただ、
火星の言い分を聞きたくて取材に…だね…。

火星独立を支持する者達に暴行されている男は、
ニュースでよく見る顔だった。

確か、ジャーナリストの
リン・ハックマンと言ったっけ。

ハックマン/
し、信じてくれよ。
僕ァ真実を知りたいだけなんだ。
艦に乗せてくれないか…。

取材か…。
MAKIの監視付きで乗船させても害はないだろう。

MAKI/
身元照会を行います。

MAKI/
………………………………………………………
………………………………………………………
………………………………………………………。

MAKI/
終了しました。

MAKI/
リン・ハックマン、
ゲストとして乗船を許可します。

ハックマン/
ほ、本当か…。
いやぁ、よかったよかった。

ハックマン/
わざわざ危険を冒して、
火星に来たかいがあったよ。

ハックマン/
僕には、どんな監視をつけても構わない。
ただ、ジャーナリストとしての仕事が出来れば
いいんだ。

ハックマン/
ああ、もちろん厄介になる間は
どんな仕事だって手伝うさ。

***ハリー・マイケルが仲間になる
一方その頃

MAKI/
乗員志願者が2名。
我らが指導者アリアンの意向により、
乗員として人材登録されました。

ハリー・オコーネル
マイケル・コンドールの2名は、
以後我々と共に戦うことになります。

マイケル・コンドール/
ハリー、本当にいいの?

ハリー・オコーネル/
ああ、太陽系総軍には、
もはや…義は無い。

マイケル・コンドール/
でも、太陽系総軍にいた時よりも
ハリーの待遇が酷くなるかもしれないよ…。

ハリー・オコーネル/
マイケル、お前は戦いたくないのか?
今の自分と、真実の正義のために
戦いたくはないのか?

マイケル・コンドール/
ハリー…。

マイケル・コンドール/
…………………………。

マイケル・コンドール/
うん、わかったよ。
決めたんだ、ハリーとどこまでも行くって。
だから、行くよ。

マイケル・コンドール/
でも、ごめんね。
ハリー…。

ハリー・オコーネル/
何を謝る事がある。
私は、優遇されることを望んではいない。

ハリー・オコーネル/
正義のために己の力を使う場があれば
それでいい。

ハリー・オコーネル/
さあ、行こう…。
夜明けの船とやらに…。

***マイトが仲間になる
一方その頃

通りの中に、人だかりが出来ている。
何かと思って覗くと、黒髪の少年が
倒れている。

「何でも、宙に現れたと思ったら、そのまま
落下してきたんだ。」

「あそこらへんさ、相当高いところから…。」

「死んでるんじゃないのか?」

人々は、少年が現れたという宙と、
倒れた少年を交互に見つめて、
そう話し合っていた。

マイト/
イテ…、いッてぇ…。

少年を囲む輪が広がった。
驚き、引き下がる人々よそに
少年が立ち上がる。

マイト/
ここは火星か?
うーん、何だか、フューチャーだな。
ソレっぽいっちゃ、ソレっぽいけど。

何事もないように立ち上がる少年を見て、
人々はその尋常ならざる様子におびえた。
クモの子を散らすように、皆逃げていく。

マイト/
んじゃ、ま。
船に来いって言われてたよな…。

少年が、身体の埃を払う。
呆けて見ていると、少年と目があった。
こっちにやって来る。

マイト/
ここ、火星だろ?
港、どこ?
船が止まるところだよ。

少年は何事もないように、こちらに
尋ねてきた。
思わず、港のほうを指差す。

マイト/
サンキュー、じゃっ!!

少年は、満足そうにそう答えると、
全速力で港のほうに駆けて行った。

何者なんだろう…?

----

***黒服(フットワーカー)の監視襲撃
都市船に入った時によりプレイヤーに複数の監視を受けていると警告される。
(詳細は保存し忘れ誰か保管ヨロ)

選択肢
(相手が誰か、確認する)
相手はすぐに見つかった。
示威してわざと目立つようにしているのか、
相手は黒服を着ている。

その後都市船での移動画面に移る
(撒くように努力する)
未選択
(船に帰る)
未選択

復元してよろしいですか?

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