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チュートリアル - (2005/07/15 (金) 09:11:53) の編集履歴(バックアップ)


セリフ集:チュートリアル


OVERS・SYSTEM

私の名はOVERS・SYSTEM。
貴方とともに戦う未来予測システム。貴方の友。

状況を手短に説明します。
貴方が投入されるのは2252年の火星の海です。

分かりましたか?
YES/NO

火星は現在、太陽系の火薬庫いえる
不安定な政治状況にあり、中央政府(地球)からの
独立を叫ぶ革命派武装組織の火星独立軍と、
中央政府が派遣した治安維持部隊との間で
激しい内戦が起きています。

戦力比は太陽系2299に対して火星側1です。
貴方の最初の目的は火星独立軍に味方し、
火星の独立を成功させることです。

独立させる方法は
プレイヤーである貴方に一任します。
可能な限り人的被害を減らしてください。

分かりましたか?
YES/NO

我々の最終目的は
プレイヤーである貴方や私がいない状況で、
太陽系及び太陽系を含む辺境銀河系での
100年の平和を約束することです。

貴方に与えられたプレイ時間は、
介入先の世界時間で3年です。

我々は介入先の世界では
本来存在してはならない異分子です。
我々は我々の存在意義を無くすために
このゲームに参加します。

分かりましたか?
YES/NO

貴方の介入先は夜明けの船という
火星独立軍唯一の戦闘潜水艦です。
貴方はその中の独りの人間として介入します。

扱えるのはたった一人の
ただの人間ですが、大丈夫。
貴方はこれまでも、色々なゲーム世界を
渡りながら平和を呼んできたはずです。

我々は不可能を可能にする存在です。
それが一例増えるだけのこと。

一人と一プログラムと一隻で、
終わりなき戦いを呼ぶシステム、
すなわち運命をたたきつぶすゲームを始めましょう。

分かりましたか?
YES/NO

これで説明は終了です。
後は貴方のために何百年も前から準備していた
英雄の介添え人たちに聞いて下さい。

それでは戦いを始めましょう。

私の名はOVERS・SYSTEM。
絢爛舞踏の一人として、
平和な未来を託されたプログラム。


ヤガミ

「意識はあるな?その身体にも、違和感はないようだ。」
「予定通りだ。」
「MAKI。」

【MAKI】「はい。」

「乗員達には、漂流者発見と。
パイロットとして、新しい仲間に迎え入れると
説明しておいてくれ。」

【MAKI】「了解しました」

「さて…、手短に説明するか。
俺はヤガミ。
ヤガミ・ソーイチロー。」
「ここは火星独立軍、夜明けの船という艦の中だ。」
「我々は、火星の海の中を、
真の平和を求めてこの艦で活動している。
逃げ回ってる、と言ってもいい。」
「お前はこれから、火星独立軍の一員として、
太陽系を含む銀河系での不毛な争いを
止めさせるために動くことになる。」
「所属部署は、RBパイロットだ。」
「そしてその体は、お前がこの世界で
行動するために作られた義体だ。
せいぜい人間らしく振舞ってくれ。」

「ようこそ火星へ、○○○
我々火星独立軍は、お前を歓迎する。」

「…MAKI、自己紹介を」

【MAKI】
「はい。
私は本艦「夜明けの船」のメインコンピュータ、
MAKIです。
艦内アナウンスで、
皆にあなたの紹介をしておきました。

「あとはお前の船員登録を
MAKIが済ませるだけだな。」
「なに、すぐに終わる。
それまでにここでの行動の仕方を
教えておこう。」
「誰かに話しかけるなど、行動を実行したい場合、
行動する相手に向かって○ボタンを押せばいい。」
「マップでも、行動可能な場所に向かって
○ボタンだ。
すると、その状態で行動可能な選択肢が
表示される。」
「その中から行動したい選択肢を選んで
○ボタンを押せばいい。
歩いて、○ボタン。簡単だろう?」
「歩いていて、視界が悪いようであれば
視点の位置を、右スティックか
L1ボタン、R1ボタンで変更可能だ。」

「この船が火星のコーストガードに捕捉されて
戦闘に巻き込まれるまでは、
とりあえずお前の自由だ。」
「戦闘になったら、今はパイロットが一人でも
欲しい。…戦ってもらうことになる。
だがそれまでは…」
「適当に散歩して、ここの乗務員と
顔合わせでもしてくるといい。
船の歩き方は、そいつらが教えてくれる。」

「そうだ。
○ボタンを押すことで行動を実行できる。」
「選択肢に表示される行動は、
その時々で変化する。」
「場所が違っても、時間が違っても
違う反応が得られるだろう。」
「特に人間相手なら、相手との関係、気分、
状態など様々な事が絡み合って、
何が出来るか変わって来る。」
「それはみんながやっている事と同じ事。
お前以外のみんなも、
それぞれ勝手に考えては生きている。」
「この世界の人間なら、誰でも
出来そうなことだけを使って、お前はこれから、
百年の平和をもたらす事になる。」
「ただの人間が、ただのそれだけで
終わってない事をもう一度見せよう。
出来るはずだ、お前なら。」

【MAKI】
「お待たせいたしました。
希望の戦士の船員登録、終了しました。」
「出陣を。
平和をもたらす人。」
「OVERSは告げています。
貴方こそは銀河で一番多くを殺し、
もっとも多くを助けるでしょう。」

「とりあえずは、艦を適当にまわってみろ。
他の奴と会話していけば、
すぐに要領がつかめるはずだ。」

「そういえば、言い忘れていた。」
「そこのボールは、BALLSという、
この世界では余り珍しくない作業用ロボットだ。」
「自分で自分を生産しながら、銀河を耕していく
小さい友、という。」
「BALLSを見て珍しそうな顔を、
しないようにしてくれ。変に思われる。」
「妖精が来た、絢爛舞踏祭が始まる…。
適当に艦をまわってこい。
他の奴と顔合わせをしておいてくれ。」


タキガワ

「へへっ!よう、新顔。
俺、小カトー・タキガワ。
よろしくな、新米パイロットさん。」

【○○○】「…。」

「ふーん、やっぱりそうか…。
あれって…、あんたのRBに
なっちゃうんだ。」

【○○○】「…?」

「俺、あのRB、
目ェつけてたんだけどなー。」
「おっと、俺もパイロットさ。
絶対にこの船のパイロットになれって。
ご先祖様の遺言なんだ。」
「だから、ここにきて、パイロットをやってる。」
「じゃ、付いて来て。
あんたのRBをみせてやるよ。」

「ここはエレベータホール、
夜明けの船の真ん中に位置する場所さ。」
「ほら、見てみろよ。
これが俺たちが今乗っている夜明けの船だ。」
「全長230m、ガラクタの寄せ集めの
ように偽装されているけど、
中身は最新鋭の攻撃潜水母艦なんだぜ。」
「同時魚雷発射数32、艦載RB4機、
300名の乗組員で夜明けの船は
操艦されるんだ。」

「これが艦内の地図な。
この上甲板、中甲板、下甲板の3層が
俺達の生活の場であり、戦場となる場所さ。」
「まー、広いようで狭いから。
ウロウロ見て回っていたら、
すぐ覚えるよ。」
「んじゃ、俺達の仕事場、
ハンガーデッキに案内すっかな。
ついてきな。」

「ここがハンガーデッキだ。」
「すぐには場所を覚えられないかも
しれないけど、
まぁ自然に覚えられるようになるよ。」
「じゃ、中に入ろうか。」
「ホラ、これがアンタのRB「希望号」。
つい最近、入ったんだ。
俺が地球から持ってきてやったんだぜ。」
「ウソかほんとかわからないけれど、
これ、年代測定したら250年以上前の
シロモノなんだって。」
「ここんとこには、2251年製造って
書いてあんのにさ。」

【○○○】「…?」

「もしかしてRBを知らないの!?
本当にアンタ、パイロットかよ!」
「あのさ、パイロットはコレに乗って
戦うんだよ。」
「シールド(バックラー)って言う
シールドシップの小さい奴つけている
小型潜水艦みたいなものさ。」

【○○○】「…?」

「え、シールドシップも知らない!?
アタタタタ、頭痛くなってきたよ俺。」
「えーと、シールドシップって、言う奴はぁ…、
この<夜明けの船>みたいな超高速潜水艦さ。」
「シールドって言うのを張る事で、
速度が出せる。
だから、シールドシップ。」
「でも、デカイと小回りが効かなくて
戦闘には不利だろ?
でェ、コイツがあるわけ。」
「人型なのはシールドの展帳面積に
あわせて変形するためなワケ!」

【○○○】「・・・?」

「で、俺たちはこのRBと夜明けの船で
太陽系総軍と戦ってるんだ。」
「奴ら、火星が独立するのが面白くないんだ。
だから、火星の独立を邪魔してるんだよ。」
「ま、政治的な背景は俺も良くわかんないから、
誰かに聞くか書庫で勉強してきな。」
「それはそうと、パイロットは戦闘以外のときでも
当然ながら操縦技能の訓練をして
戦闘に備えなくちゃいけないんだ。」
「ここで○ボタンを押したら
「操縦訓練を行う」が出来るから。
自分の機体くらいは、可愛がってやんないとな。」
「じゃ、改めてヨロシク、○○○。」

「え、実戦がいつかって?」
「さあ。
敵に見つかったら、そん時じゃねえの?」
「まあ、すぐじゃないと思うけどサ。」
「確かに敵の艦隊は、
火星中をうろちょろしてるけど、
うちの艦長、腕いいから。」
「暇だったら、他のところ見てきなよ。
メシ食うところもあるし、
トレーニングなんかも出来るからさ。」

カオリ

「よう、新顔…って。」
「久しぶり。
今度はそんな顔してんだ。
あー、いろいろ期待してたのにな。」

【○○○】「…???」

「俺の事、覚えてない?」
「あー…、カオリだよ。
今は、カオリ・サザーランドって
言うんだけどさ。」
「あれから、ずっとコールドスリープ
してたんだ。」
「そういや、タキガワを見た?
変わってねえよなぁ。」

【○○○】「……。」

「変な顔すんなよ。
覚えてないならそれでいい。
またやり直せばいいだけさ。」

「そうだ、ここでの人間関係について
教えてやるよ。」
「まあ、ヤガミにも言われたんだろうけど
戦闘になるまでは基本的に何をして
時間つぶしてもいい。」
「もちろんエンジン爆発させるとか、
鼻眼鏡つけて艦内うろつきまわるとかも
出来るけどすんなよ。」
「ま、当然ながら相手に嫌なことをすれば
嫌われるし、いいことをすれば好感を
持たれるってもんさ。」
「人間関係には4つの評価があって
友情、性愛、親愛、嫌悪で表されるんだ。
まあ、それぞれどんな内容かは想像つくだろ。」
「この評価は、会話した後などに表示され、
人間関係にどのような変化があったか
確認できる。」
「数値が高いほど、評価が高い事を意味するんだ。」
「あ、嫌悪の評価は上げないように気をつけな。
こんなとこで、
また人間関係で苦労したくないだろ。」
「ここだけの話、
陰口なんか叩かれたくないしな。」

「それと、足元をBALLSって言う
丸いロボットが動いてるけど、あれは
この船の乗務員の一種だ。作業用ロボットさ。」
「よく見かけるけど、気にしなくていい。
ほんとにただの作業用ロボットだから。」
「ここじゃ、どんな機械にでも
制御ユニット代わりについてるな。」

「こんなところか…。
ま、色々やってみな。
じゃ、また仲良くやろうぜ。」
「なに、すぐ思い出すさ…。
アンタはずっとそうやって、
生きてきたんだから。」

「変なタコだかイカみたいな奴とかもいるけど、
取って食ったりしないで、
とりあえずは話しかけてみろよ。」
「…………………あっ、悪ぃ。
あいつが取って食ったりするかも。
気ィつけな。」

サーラ

「ねェ、あなたがァ、○○○?」

【○○○】「…。」

「私はねェ、サーラってェいうのォ♪
サーラ・シェーシャ、
この船では軍医をやってるのォ。」
「よろしくねェ♪」

【○○○】「…。」

「でェ、コワイ顔のヤガミからァ、
あなたにィコレ渡しとけってェ。
ハイ、「データブック」だよォ。」

サーラから、データブックを受け取った。

「これはぁ、MAKIに…というかァ、
艦内のコンピュータに繋がっていてェ。
でねェ、他の乗員の部署とかァ
艦内のマップとかァ、色んな情報を
見ることが出来るのねェ。」
「データブックの情報は
□ボタンを押すとみれるよォ。
ちょくちょく見るようにしてねェ。」
「△ボタンを押したら
システムコマンドが使えるわよォ。」
「システムコマンドでは、ステータスを見たり
ゲームのセーブやコンフィグも行えるから、
覚えておいてねェ。」

「あ、時間や疲労に関する
インフォメーション情報がまだみたいねェ。」
「MAKI~」

【MAKI】
「はい、
インフォメーションの表示を行います。」

「右上にはァ、あなたの名前、疲労度、
そして勤務状態が表示されてるのォ。」
「四角い枠が疲労度よゥ。
疲労度は行動によって増加してェ、
時間の経過とともに減少するのォ。」
「疲労度が100になって
四角い枠が塗りつぶされたらァ
気絶しちゃうから気をつけてねェ。」
「勤務状態は、勤務中と休息中があるのォ。
あなたの担当配置のお仕事の時間にィ
勤務中、お休みの時間は休息中に
切り替わるわァ。」

「右下には、今の時間とアラートが
表示されるのォ。」
「アラートには4種類あって、夜明けの船が
戦闘中かそうでないかァ、
その時々の状態でアラートは切り替わってェ…、」
「艦のスタッフは、そのときのアラートに沿って
自分がなすべき行動をするのォ。」
「学校で言えば、
授業中、休み時間、放課後みたいなものォ。」
「右中段は夜明けの船のマップよォ。
そのうちMAKIが見方を教えてくれるよゥ。」

「じゃあァ、仲良くしてね○○○。
ウフフ♪」

MAKI

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