この石の都市はストーンホーム山脈の斜面に立ち並んでいる。
巨人たちの軛(くびき)から自由の身となったドワーフたちによって築かれたオーバールックは
以来、その気高き本質を育み続け、
エルシア谷中とそのさらに先の、あらゆる人々の安息の地となっている。
■人口:
12250人。さらにおよそ5000人の人々が丘の下の方に点在する小さな居留地に住んでいる。
オーバールックの民は主にドワーフ、人間、それにハーフリングだが、
ドラゴンボーン、ティーフリング、エラドリン、エルフの共同体のいくつかも
それぞれの種族ごとに存在している。
交易の中心地としてのオーバールックの重要性は
結果として大量の遠方の地からの旅人や
様々な種族、文化、信仰を集めることとなり、
都市に国際的なアトモスフィアを彩っている。
■統治:
5人の男女のドワーフから成る長老議会がオーバールックを統治している。
それぞれが省庁に選出され、10年単位で任期を務める。
ドワーフたちは統治の座にあることを重荷、面倒事だと考えており、
この仕事を楽しんでやる者は誰もおらず、他の誰かに権力を引き継ぎたいと望んでいる。
評議会の長は大長老モルゴフ・ストーンファーストで、
彼は隠居を間近に迎えた老齢のドワーフである。
オーバールックの八つの地区からそれぞれ一人ずつ代議員が評議会に出席し、
相談役として、そして同時に彼らの抱える有権者の苦情・嘆願を伝えている。
これらの一個人たちは影響力を持っているとはいえ、彼らは街においての実質的な権限は何ら有していない。
とはいえ多くの者は裕福であり、彼らが就いている公職以外の形では力を持っているとも言える。
■防備:
オーバールックには常備の駐屯兵として150名の、武装し、あらゆる脅威に対して備えが出来ている戦士たちがいる。
問題が起きた時(まさに今のような)には、オーバールックは地元の民兵からさらに500、
そして街から離れた辺境の居住地からさらに100名の戦士を召集することができる。
ボルドリンズ・ウォッチでは、さらに500名の戦士が
その切り立った城壁とそびえ立つ塔の中から山道を守っている。
最終更新:2016年05月16日 02:51