KARASU(2006-10-21)
≪魑魅魍魎 美食の宴≫ 第二章 天狐
妖怪がいる、と思って頂きたい。
その妖怪は、科学研究所を当社比9.8倍妖しくしたような場所で、何かを沸かし、ビーカーに茶色い粉を注いでいる。
見た目は普通なその妖怪は、実は黒幕の黒幕であり、黒幕すら気付かぬうちに操るという恐ろしい存在である。
その妖怪は、科学研究所を当社比9.8倍妖しくしたような場所で、何かを沸かし、ビーカーに茶色い粉を注いでいる。
見た目は普通なその妖怪は、実は黒幕の黒幕であり、黒幕すら気付かぬうちに操るという恐ろしい存在である。
その名も丈二。綴りはGeorgeだ。
丈二はにやりと笑うと、沸騰している液体をビーカーに注ぎ、よく混ぜた。
「コーヒーができましたああ」
そして一人でそのコーヒーを飲み干すと、またコンピューターの画面に向かい、次なる一手のために画策を始めたのだった。
nanaki(2006-10-21)
≪魑魅魍魎 美食の宴≫ 第二章 天狐
妖怪がいる…と思って頂きたい。
ここに2匹の妖怪がいる。
1匹は妖怪狐のnanaki。
もう1匹は孤高の妖怪・KARASUだ。
1匹は妖怪狐のnanaki。
もう1匹は孤高の妖怪・KARASUだ。
この2匹。
黒幕の黒幕。さらにその黒幕の妖怪・Georgeに翻弄されつつも、何とかここまでのし上がってきたシマを束ねる「新・妖怪党」の幹部だ。
な「なんだKARASU、まだいたのか」
か「nanakiの旦那、見てくだせえ。これ…」
とPCのモニターを見せるKARASU。
そこには何とあの暴れん坊妖怪のGeorgeが…
そこには何とあの暴れん坊妖怪のGeorgeが…
な「こっ…これは…!!くそ…Georgeの奴め…」
果たしてnanakiが見たものとは。
そしてGeorgeは一体何をしようとしているのか…
そしてGeorgeは一体何をしようとしているのか…
次怪に続く!!
George(2006-10-22)
≪魑魅魍魎 美食の宴≫ 第二章 天狐
総帥降臨 !! (←成り行き)
コラァ~ッ!! お前達ぃ~ッ!!
ワシをネタにして
遊ぶんじゃなァ~いッ!!!!
遊ぶんじゃなァ~いッ!!!!
あ、べつにイイですよ…面白いから(笑) 新展開、暫しお待ち下さい…。
KARASU(2006-10-23)
≪魑魅魍魎 美食の宴≫ 第二章 天狐
ぎゃ、見付かった!
という気持ちを込めて。
という気持ちを込めて。
走っている妖怪がいる。
息を切らせ、脂汗を掻き、それでも走り続けている。
彼の妖怪の名は・・・you-chan。
you-chanは、何者かに追われていた。
息を切らせ、脂汗を掻き、それでも走り続けている。
彼の妖怪の名は・・・you-chan。
you-chanは、何者かに追われていた。
ざざざざざ・・・
ひたひたひた・・・
ひたひたひた・・・
you-chanは、ある一軒の店に飛び込んだ。
「いらっしゃいやし」
そこは、黒塚亭。
あの悪名高い黒塚亭である。
あの悪名高い黒塚亭である。
「おばば、匿っておくれ!」
you-chanは一言そう告げると、賄賂を置いて納戸に逃げ込んだ。
続いて現れたのは、そう、George。
Georgeは黒塚亭の主を一瞥すると、嘘くさい爽やかスマイルを浮かべた。
続いて現れたのは、そう、George。
Georgeは黒塚亭の主を一瞥すると、嘘くさい爽やかスマイルを浮かべた。
「これくらいの大きさの骨が来ませんでしたあ?」
「あたしゃ見てないよ」
「探してもいいですかあ?」
「勝手におし」
「あたしゃ見てないよ」
「探してもいいですかあ?」
「勝手におし」
Georgeはそれを聞くと、色んな処を開け始めた。
最後に納戸を開けたが何も見付からず、
最後に納戸を開けたが何も見付からず、
「あいつはこっちに引き込もうと思ったのに・・・」
とぶつくさ言いながら去っていった。
間一髪で難を逃れたyou-chanは、すたこらと隠れ家に帰っていった。
間一髪で難を逃れたyou-chanは、すたこらと隠れ家に帰っていった。
この物語は、実在のGeorgeさんとyou-chanさんとはあんまり関係がありません。ので、笑って許して下さいませ。