KARASU氏によって再構成され、2006年11月22日魑魅魍魎 美食の宴スレッドへ書き込まれたものである。
そろそろ「鍋マグ」第二回を。
さて、漸くマグロ漁船に乗れたひょうせんさんは船酔いに魘されておりました。
現在絶賛環境汚染中
それを見ながらなぞの妖怪ことマグロ漁船の船長とれじゃーさんは酒をがぶ飲み。
がぶがぶがぶがぶ
「おめえ、いい加減ソレ戻せ」
「いやいや無理でござんす!」
がぶがぶがぶがぶ
どばどば(以下自主規制)
そうしているうちに網をかけたポイントに到着しました。
「全員、位置についてー」
船員達は船長の言う事に従います。
「よーい」
縄を握って
「ドン!」
現在絶賛環境汚染中
それを見ながらなぞの妖怪ことマグロ漁船の船長とれじゃーさんは酒をがぶ飲み。
がぶがぶがぶがぶ
「おめえ、いい加減ソレ戻せ」
「いやいや無理でござんす!」
がぶがぶがぶがぶ
どばどば(以下自主規制)
そうしているうちに網をかけたポイントに到着しました。
「全員、位置についてー」
船員達は船長の言う事に従います。
「よーい」
縄を握って
「ドン!」
「天国と地獄」が流れております、少々お待ち下さい
そうしてマグロ大量ゲット!
これでおうちに帰れる~と思いましたがマグロが多すぎて船が引っ繰り返りました。
またまた海に放り出されたひょうせんさんは今度は海の底に沈んでいきました。
これでおうちに帰れる~と思いましたがマグロが多すぎて船が引っ繰り返りました。
またまた海に放り出されたひょうせんさんは今度は海の底に沈んでいきました。
海の底に沈んだひょうせんさんは何でか生きていました。
「これが噂の浦島太郎現象かあ」
とちょっぴり感動しつつ海の底を歩いていきます。
すると廃屋っぽいお屋敷が一軒。
「ゴメン下さーい」
とひょうせんさんが呼びかけますと
「はいはいどちら様?」
がたがたと扉が開きます。
黄緑色の小粋な着流しの姐さん、よしのさんです。
「えーと、あっしは陸の妖怪のひょうせんというモンでして。かくかくしかじかでマグロ漁船に乗っていたら放り出されて沈みまして宿をお借りしたいんでさァ」
と、ひょうせんさんが事情を話すと
「他にも客がいっぱいいるけど、それでもいいンなら」
と、快く受け入れてくれました。
廃屋っぽいお屋敷の中は廃屋で、とても住み心地が良さそうです。
「貴様、そこに居直れ!たたっ斬る!」
と、どこからか怒鳴り声が。
「ああ、あれはうちのしょー・・・客で、しょーじってんだ。すぐ斬るって言うから気にしなくていいよ」
「わー申し訳ございませんーー!!」
という声がよしのさんの説明に被りました。
「てっそ君の命ももはやこれまで・・・」
とぼそりと言って二匹を追い越したのは。
「あの方はどなたで?」
「あれもうちの客。すどう君って言うんだ」
「く・・・大人しそうな方で・・・」
「・・・そう見えるかい」
そうこうしているうちに離れに着きまして
「ここ、使って良いから」
と言われました。
「有り難うござんす」
とひょうせんさん。
陸に戻る方法は分かりませんが野?宿だけは免れました。
と、天井板がすすす~っと動いて
「やほー!新入りだね新入りだね」
と逆さ吊りの妖怪が降りてきました。
そして空中で止まりました。
「どうも、お今日は」
「こんちはー!おいらはあき!よろしく新入り!という訳でコーラ買ってきて」
ひょうせんさんが言われた通りにコーラを買ってくるとあきさんは
「コカじゃなくてペプシじゃボケェェェェ!!」
と、怒りました。
ひょうせんさんはあきさんにコーラを掛けられコーラ臭くなってしまいながらもう一度ペプシを買いに。
「買って来やしたー」
意気揚々とそれをあきさんに渡すと
「あ、ごめん、ポカリの方が良かった。コーラ好きなんだけど~」
ひょうせんさんショックです。
が、何だかんだ言って受け取ってもらえました。
「君、風呂に入った方が良いよ。何か磯臭いから」
それよりコーラ臭いのは問題ないのだろうかというのは置いておいて。
早速ひょうせんさんはお風呂を借りに行きました。
「よしのさーん、お風呂何処ですか?」
と、座敷にいたよしのさんに訊いてみます。
「ここを出て右に曲がって突き当たりにある階段を上に上がって上り切ったら左に曲がって突き当たりを右に曲がって三番目の座敷を突っ切って廊下に出たら手前の階段を下りて降り切って三歩の所にある床に取っ手があるからそこを開けて入りな。浴場があるよ」
「・・・え?」
どうやらひょうせんさんは覚え切れなかったようです。
「も、もう一回・・・」
「呼吸困難になるから無理」
きっぱり言われたので。
「じゃあ・・・行って参りやす」
「生きて帰って来な」
どんな風呂?とどきどきしながらもひょうせんさんは海馬を振り絞ります。
「えーと・・・ここを出て右に曲がって突き当たりにある階段を上に上がって上がりきる前に左に下がって突き当たりを右に曲がって三晩目の座敷を突っ切って廊下に出たら手前の階段を下りて下り切って三歩の所にある床に取っ手があるからそこを開ける」
・・・・・・
「よし!」
ひょうせんさんは頑張って進みます。
その記憶の通りに行くと四日目に風呂ではなく武器庫に辿り着きました。
何故三日も掛かったのか?とか色々ありますが鯖漁船に三ヶ月もいて気付かなかったひょうせんさんなので三日くらいでは気付きません。
「ふ~ろ~ふ~ろ~♪(作詞・ナナキさん 作曲・ジョージさん バックコーラス・てっそ君 妖界でミリオンヒットを達成)」
と歌いながらがらっと開けた地下に広がる銃器ワールドにひょうせんさんは腰を抜かしました。
「みーたーなー」
とぬっと現れたすどう君の怖い顔攻撃に
「ぎゃあああああ!」
と叫んでひょうせんさんは気絶しました。
「これが噂の浦島太郎現象かあ」
とちょっぴり感動しつつ海の底を歩いていきます。
すると廃屋っぽいお屋敷が一軒。
「ゴメン下さーい」
とひょうせんさんが呼びかけますと
「はいはいどちら様?」
がたがたと扉が開きます。
黄緑色の小粋な着流しの姐さん、よしのさんです。
「えーと、あっしは陸の妖怪のひょうせんというモンでして。かくかくしかじかでマグロ漁船に乗っていたら放り出されて沈みまして宿をお借りしたいんでさァ」
と、ひょうせんさんが事情を話すと
「他にも客がいっぱいいるけど、それでもいいンなら」
と、快く受け入れてくれました。
廃屋っぽいお屋敷の中は廃屋で、とても住み心地が良さそうです。
「貴様、そこに居直れ!たたっ斬る!」
と、どこからか怒鳴り声が。
「ああ、あれはうちのしょー・・・客で、しょーじってんだ。すぐ斬るって言うから気にしなくていいよ」
「わー申し訳ございませんーー!!」
という声がよしのさんの説明に被りました。
「てっそ君の命ももはやこれまで・・・」
とぼそりと言って二匹を追い越したのは。
「あの方はどなたで?」
「あれもうちの客。すどう君って言うんだ」
「く・・・大人しそうな方で・・・」
「・・・そう見えるかい」
そうこうしているうちに離れに着きまして
「ここ、使って良いから」
と言われました。
「有り難うござんす」
とひょうせんさん。
陸に戻る方法は分かりませんが野?宿だけは免れました。
と、天井板がすすす~っと動いて
「やほー!新入りだね新入りだね」
と逆さ吊りの妖怪が降りてきました。
そして空中で止まりました。
「どうも、お今日は」
「こんちはー!おいらはあき!よろしく新入り!という訳でコーラ買ってきて」
ひょうせんさんが言われた通りにコーラを買ってくるとあきさんは
「コカじゃなくてペプシじゃボケェェェェ!!」
と、怒りました。
ひょうせんさんはあきさんにコーラを掛けられコーラ臭くなってしまいながらもう一度ペプシを買いに。
「買って来やしたー」
意気揚々とそれをあきさんに渡すと
「あ、ごめん、ポカリの方が良かった。コーラ好きなんだけど~」
ひょうせんさんショックです。
が、何だかんだ言って受け取ってもらえました。
「君、風呂に入った方が良いよ。何か磯臭いから」
それよりコーラ臭いのは問題ないのだろうかというのは置いておいて。
早速ひょうせんさんはお風呂を借りに行きました。
「よしのさーん、お風呂何処ですか?」
と、座敷にいたよしのさんに訊いてみます。
「ここを出て右に曲がって突き当たりにある階段を上に上がって上り切ったら左に曲がって突き当たりを右に曲がって三番目の座敷を突っ切って廊下に出たら手前の階段を下りて降り切って三歩の所にある床に取っ手があるからそこを開けて入りな。浴場があるよ」
「・・・え?」
どうやらひょうせんさんは覚え切れなかったようです。
「も、もう一回・・・」
「呼吸困難になるから無理」
きっぱり言われたので。
「じゃあ・・・行って参りやす」
「生きて帰って来な」
どんな風呂?とどきどきしながらもひょうせんさんは海馬を振り絞ります。
「えーと・・・ここを出て右に曲がって突き当たりにある階段を上に上がって上がりきる前に左に下がって突き当たりを右に曲がって三晩目の座敷を突っ切って廊下に出たら手前の階段を下りて下り切って三歩の所にある床に取っ手があるからそこを開ける」
・・・・・・
「よし!」
ひょうせんさんは頑張って進みます。
その記憶の通りに行くと四日目に風呂ではなく武器庫に辿り着きました。
何故三日も掛かったのか?とか色々ありますが鯖漁船に三ヶ月もいて気付かなかったひょうせんさんなので三日くらいでは気付きません。
「ふ~ろ~ふ~ろ~♪(作詞・ナナキさん 作曲・ジョージさん バックコーラス・てっそ君 妖界でミリオンヒットを達成)」
と歌いながらがらっと開けた地下に広がる銃器ワールドにひょうせんさんは腰を抜かしました。
「みーたーなー」
とぬっと現れたすどう君の怖い顔攻撃に
「ぎゃあああああ!」
と叫んでひょうせんさんは気絶しました。
※「しょー」の後は「しょーゆのようにしょーもなくしょっぱい諸悪の根源である食客」に決まりました。