KARASU氏によって再構成され、2006年12月6日魑魅魍魎 美食の宴スレッドへ書き込まれたものである。
気絶から甦ったひょうせんさんは覗き込むすどうくんにまたまた気絶しかけましたが
「落ちるな!」
と鼻を叩かれました。
「----!!??」
あまりの痛みに悶絶していると
「ここを見たんだね・・・?」
と改めて確認が。
「見ました~申し訳御座いやせん~」
素直に認めて謝ります。
「貴方はどうしてここに?」
「私は・・・よしの姐さんから頼まれた・・・。ひょうせんさんがいなくなったって・・・。迷子になったんだろうって・・・言われて、探しに来た・・・」
「あの~、私は風呂を探しに来たんですが・・・ここは何処なんで?」
「ここは・・・武器庫」
「何でそんなモンが?」
「ここは・・・よしの組の本部だから・・・。よしの姐さんが組長で・・・私は事務・・・しょーじさんはしょ・・・客分で、てっそ君はて・・・組員で・・・あきさんは若頭・・・もっといるけど、いつも本部にいるのはこれだけ・・・・・抗争があるから・・・」
「抗争!?」
ひょうせんさんはびっくりです 。
海底にもやくざがいて抗争があるのですから。
「高僧の抗争・・・ぷ」
すどうくんは何か駄洒落を言ったようですが、ひょうせんさんはちょっと寒いかなと思っただけでした。
「あっしが巻き込まれるなんて事は・・・」
「ない・・・多分」
「多分って何ですかあああ!」
ひょうせんさんはすどうくんをがくがくと揺さ振っていると、遠くでどーーーーーーーんと音がしました
「な、ななな・・・」
「あ、始まった・・・」
「抗争が!?」
「そう・・・あ、今のは洒落じゃないから・・・」
「聞いておりやせん!」
すどうくんは持てるだけの武器を持ちました。
拳銃
グレネートランチャー
手裏剣
刀
消しゴム
金棒
毒薬
槍
お饅頭
などなど。
そしてひょうせんさんを
「見てないで・・・運ぶの手伝って・・・」
と脅すので
「これとこれとこれでいいですか あとお風呂はいつ入ればいいですか!」
とひょうせんさんは慌てて応えました。
「お風呂は・・・よしの姐さんに訊いて・・・」
そうしている間にもどーんという音が近くなってきます。
二匹は急いで武器庫から出ました。
すると
「遅いよ!」
とよしの姐さんの怒鳴り声が。
「申し訳・・・御座いません・・・」
そしてその横を浅黄色のダンダラ模様の羽織を着たしょーじさんが駆け抜けて行きます。
「全員たたッ斬る!」
と嬉しそうです。
「どこ・・・ですか?」
「目狐組のシオンだよ。また懲りずに来やがったのさ」
(ナナキさん有り難う。シオンさんとよしのさんが仲悪いと思ってる訳ではないですよ!)
ひょうせんさんは事態についていけていません。
「ひょうせん、アンタも自分の身くらい自分で守りな。・・・その匂いで皆逃げそうだけど」
そう、コーラを掛けられたまま三日経っていたひょうせんさんは・・・結構フローラルな匂いになっていました。
「どいたどいたー!」
とてっそ君も駆けて行きますが、転びました。
持っていたお経は破れ(武器?)、銃が暴発しました。
「てっそ君・・・切腹」
「え、何で!」
「士道不覚悟」
「すどう君、そうしたら組員減るから止めておきな」
辛うじて命を救われたてっそ君はいたく感じ入って
「姐さん、行ってくるっす!」
と、てっぽ・・・組員としての勤めを果たすべく飛び出して行きました。
「よーしーのー、出てこーい!」
と外から怒鳴り声。
「シオンは煩いねえ」
よしの姐さんは襷掛けをして機関銃を抱えます。
「襷掛けと~」
「機関銃!」
もはや原型が見えません。
そしてよしの姐さんは外に出て行きます。
「ひょうせんさん・・・私達も」
「え、あっしも!?」
ひょうせんさんは抵抗しますが、すどう君の怪力の前になす術もなく、結局抗争に巻き込まれる事になりました。
「落ちるな!」
と鼻を叩かれました。
「----!!??」
あまりの痛みに悶絶していると
「ここを見たんだね・・・?」
と改めて確認が。
「見ました~申し訳御座いやせん~」
素直に認めて謝ります。
「貴方はどうしてここに?」
「私は・・・よしの姐さんから頼まれた・・・。ひょうせんさんがいなくなったって・・・。迷子になったんだろうって・・・言われて、探しに来た・・・」
「あの~、私は風呂を探しに来たんですが・・・ここは何処なんで?」
「ここは・・・武器庫」
「何でそんなモンが?」
「ここは・・・よしの組の本部だから・・・。よしの姐さんが組長で・・・私は事務・・・しょーじさんはしょ・・・客分で、てっそ君はて・・・組員で・・・あきさんは若頭・・・もっといるけど、いつも本部にいるのはこれだけ・・・・・抗争があるから・・・」
「抗争!?」
ひょうせんさんはびっくりです 。
海底にもやくざがいて抗争があるのですから。
「高僧の抗争・・・ぷ」
すどうくんは何か駄洒落を言ったようですが、ひょうせんさんはちょっと寒いかなと思っただけでした。
「あっしが巻き込まれるなんて事は・・・」
「ない・・・多分」
「多分って何ですかあああ!」
ひょうせんさんはすどうくんをがくがくと揺さ振っていると、遠くでどーーーーーーーんと音がしました
「な、ななな・・・」
「あ、始まった・・・」
「抗争が!?」
「そう・・・あ、今のは洒落じゃないから・・・」
「聞いておりやせん!」
すどうくんは持てるだけの武器を持ちました。
拳銃
グレネートランチャー
手裏剣
刀
消しゴム
金棒
毒薬
槍
お饅頭
などなど。
そしてひょうせんさんを
「見てないで・・・運ぶの手伝って・・・」
と脅すので
「これとこれとこれでいいですか あとお風呂はいつ入ればいいですか!」
とひょうせんさんは慌てて応えました。
「お風呂は・・・よしの姐さんに訊いて・・・」
そうしている間にもどーんという音が近くなってきます。
二匹は急いで武器庫から出ました。
すると
「遅いよ!」
とよしの姐さんの怒鳴り声が。
「申し訳・・・御座いません・・・」
そしてその横を浅黄色のダンダラ模様の羽織を着たしょーじさんが駆け抜けて行きます。
「全員たたッ斬る!」
と嬉しそうです。
「どこ・・・ですか?」
「目狐組のシオンだよ。また懲りずに来やがったのさ」
(ナナキさん有り難う。シオンさんとよしのさんが仲悪いと思ってる訳ではないですよ!)
ひょうせんさんは事態についていけていません。
「ひょうせん、アンタも自分の身くらい自分で守りな。・・・その匂いで皆逃げそうだけど」
そう、コーラを掛けられたまま三日経っていたひょうせんさんは・・・結構フローラルな匂いになっていました。
「どいたどいたー!」
とてっそ君も駆けて行きますが、転びました。
持っていたお経は破れ(武器?)、銃が暴発しました。
「てっそ君・・・切腹」
「え、何で!」
「士道不覚悟」
「すどう君、そうしたら組員減るから止めておきな」
辛うじて命を救われたてっそ君はいたく感じ入って
「姐さん、行ってくるっす!」
と、てっぽ・・・組員としての勤めを果たすべく飛び出して行きました。
「よーしーのー、出てこーい!」
と外から怒鳴り声。
「シオンは煩いねえ」
よしの姐さんは襷掛けをして機関銃を抱えます。
「襷掛けと~」
「機関銃!」
もはや原型が見えません。
そしてよしの姐さんは外に出て行きます。
「ひょうせんさん・・・私達も」
「え、あっしも!?」
ひょうせんさんは抵抗しますが、すどう君の怪力の前になす術もなく、結局抗争に巻き込まれる事になりました。
続く
残りは長いので次の怪に。