飛行教導隊 - (2012/02/15 (水) 23:38:07) の1つ前との変更点
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*飛行教導隊
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L:飛行教導隊= {
t:名称 = 飛行教導隊(組織)
t:要点 = 教導、機体、翻る
t:周辺環境 = 空
#contents()
*解説文
*スタッフ
文章:
イラスト:
*飛行教導隊
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L:飛行教導隊= {
t:名称 = 飛行教導隊(組織)
t:要点 = 教導、機体、翻る
t:周辺環境 = 空
#contents()
*解説文
*SS
空はいいぞ。飛んでいる時だけは俺たちは自由なんだ
―41202102 パイロットが誰ともなく呟く言葉。
速度が上がり、推力と揚力が重力の軛から機体を解き放つ
離陸(テイク・オフ)。速度はあっという間にマッハへと近づいていく。
ああ、今日も雲の上は青い。太陽の光と眼下の白い雲、そしてどこまでも青い空。
「さてピクニックはここまでだ。これより訓練に移る…脱落者がない事を祈る」
ごっ、と鈍い音と共に噴射。速度を保ったまま、機体を横滑りさせ雲へと近づいていく。
9800、8400、7500…この辺りでいいか。操縦桿を握り、水平に戻した機体を一気に持ち上げた。
インメルマンターン。機体が翻り、主翼が雲を引く。
Gが身体を押さえつける。全身の体液が沸騰するかのように悲鳴を上げ、苦痛を走らせる。
ああこれだ。これこそが空を飛ぶという事だ。
「後続機、遅れるな。実戦ではわずかなラグが致命的になるぞ」
機体がふらついている上に距離がかなり離れた。
が、見失っていないだけヒヨコにしては上出来だ。ご褒美としてさらにきつい状態へと叩き込まねばなるまい。
―今日もまた、地上へと降り立った。
下にかかる重力が、生きていることを実感させる。
げぇげぇと吐き続けているヒヨッコ共に苦笑しながら、掃除と明日の訓練開始時間を申し渡す。
振り返れば、機体とヘルメットに刻まれた鳥の翼と美女のイグニシアが鈍く光る。
この世にたった一つの部隊章。
そう、我らは飛行教導隊。着いてこいヒヨッコ共。空の何たるかを骨の髄まで叩き込んでやる。
*スタッフ
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