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空戦95 - (2007/06/16 (土) 18:25:30) のソース

**空戦

***評価値


***RP
青狸「照準合わせ。…てぇっ!」
青狸「伊達に感覚に特化してるわけじゃないってことを見せてやるー!」

***イラスト

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絵(はる)

-クイーンエレガンス
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絵(はる)

-エレガンスシット
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絵(はる)

-エレガンスフィルター
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絵(はる)

***SS
『5、4、3、2、1、分離します』
ヘッドセットからコパイロットの声が聞こえる。
「よりによって敵のど真ん中か‥‥まあいい、やれるだけやろうか」
『敵戦闘機10機を確認。X0からX9に設定しました』
「了解。よし、一丁この可愛いうささんの実力を見せてやろうか!」

戦時である。彼らも警戒はしていたのだろう。しかし、直下から急上昇してくるブースターに掴まった人型、いやバニーさん型の機動兵器などはさすがに予想できなかったのだろうか。単身突入してきたHi-うささんへの対応は一瞬だが遅れてしまう。この一瞬が、僅かではあるものの取り返しのつかない遅れとなってしまうのであった‥‥

追加ブースター、通称「抱き枕」を分離。同時に、うささんは両手の20mm機関砲を構える。上昇の最頂点で停止する一瞬を狙い、機関砲か火を吹いた。
『X3撃破!』
爆炎が広がり、そして、この時になって彼らは、自らが相対するものが天敵であることを知る。元来、人型の機動兵器が空戦で戦闘機に敵うわけがない。人型に縛られる以上、無理なブースターの配置になり速度が出せない。四肢という存在や身体の構造そのものが空力的に問題ある。武装が、両手に持てる量に少々加えた程度しか携行できない。
しかし、このような状況、僚機が多い中に突入されてのドッグファイトではこれらの要素は特に問題とはならないのだ。武装に死角の多い戦闘機に対し、腕により運用される火力は全方位に対応可能であり、不安定な飛行は、機動力の高さに変わるのだ。

『X8、X9ロックオン。AAM発射!』「逃さんぞぉ‥‥FOX1!」
気迫とともに射出された2発の空対空ミサイルが、母機から照射されたレーダーの反射波に乗って飛ぶ。状況を見て撤退しようとしていた遠距離の2機の直撃。再び爆音が周囲に響く。
突入からほんの僅かな間に3機が撃墜である。逃げようとしてもミサイルの餌食になるだけ、そう判断した敵隊長は撃退を指示した。通常、数で劣る相手に空戦で負ける心配はない。武装の死角へ回り込むことが重要となるドッグファイトにおいて、それは絶対的な有利を約束するものだ。しかし、人型相手ではその常識も役に立たない。武装に死角がなく小回りの効く人型が相手では、多数でかかっても僚機への流れ弾を考慮しなくてはいけないため、攻撃できない場面が多くなってしまうのだ。

背面ブースターに点火、自由落下から上昇へと移り、再び高度を稼ぐ。追随する機体は3。残りの4機は攻撃のためそれぞれ別の方向へ旋回している。
ブースターを切ると、あらゆる存在が逃れ得ない孤独の力、万有引力により、再び自由落下へと移行。
「FOX4、なーんてなっ!」
あわや衝突か、という瞬間に脚部レーザーブレードが発振。爆発。共に追随していた2機も爆発に巻き込まれ、さらに爆発する。
「X0、X1、X4を撃破!のこり4機です」
一方、うささんはその爆風を利用して三度上昇。後背から迫る2機をかわすと背中のブースターを吹かせて追随する。そのまま追随して飛行を続け、彼らを射程圏内に収めるとミサイルを放つ。
『IRパッシブ‥‥』後を引き継ぐように叫ぶ。「FOX2!」
前方の巨大な熱量に引かれてミサイルは飛翔し、さらに二つの爆音が夜空に響く。
『X2、X5を撃墜しました!』
「これで最後だァ‥‥喰らえ!FOX3!」
そのままの態勢から腕を左右に延ばして機関砲をトリガー。突入する2機の前に弾幕が広がった。
「特性のVT信管だぜ‥‥たっぷりと味わえ!」
炸裂する砲弾。避ける間もなく、最後の2機も爆発する。
『X6、X7を撃破‥‥すごいじゃないですか。一戦でエースですよ』
「エースが量産されてるのは押されてる印なんだけどな‥‥まあいい、帰還するぞ」
『了解。これより帰還します』
うささんはゆっくりと滑空していく。それを見た子どもたちは、空から天使が降りてきた、とも大空に舞う女神を見た、とも噂しこの日のことを記憶したと言う‥‥
(文章:小宇宙)
***作戦

 (地形)
高高度
・高空で雲の上の為視界を遮るものがない。
・地上に比べ空気が薄いので空気による揺らぎが少ない。
宇宙ステーションとの連携
・宇宙ステーションのレーダーやセンサーを使用して味方の誘導を行う。
・宇宙ステーションからの索敵によって、敵の早期発見とより精密な位置把握を行う。
宇宙港との連携
・宇宙港のマスドライバーを利用し、敵の進行方向に向けて金属屑等を詰めたコンテナを投射し、途中で自爆させることで敵進行方向に微少デブリを散布する。
・宇宙港から目標物の現在位置データを逐次送信して誘導する

(陣形)
対空用I=D
1、高加速型の機体のみで編成した1個小隊を使い、一直線の縦隊で敵に対して攻撃を仕掛ける。
2、正面の敵からは1機しか視認できない状態で接近し、射程距離にはいると同時に横隊に変化。
3、方位角の変化に敵の照準が追い付かないうちに集中攻撃でしとめる。
4、仲間同士はある程度離れた位置に陣取り、爆撃に巻き込まれないように注意。

(装備)
・弾薬は榴弾を用いる。相手が高速で飛行しているため相対速度が大きく、破片によるちょっとした傷も致命傷になる。
・FTC(雨雪抑制回路)解除、微細な反射波も検知測定。
・MTI(移動目標指示器)を広域設定。
・I=Dの通信回線やナショナルネットなどにより常に情報リンクできているため、敵情報を速やかに伝達することで命中率を高める。
・独立したセンサー系による自動迎撃
・FCSによって随時弾道修正を行う事で命中率を上げる
・対空機関砲使用の際、対空近接信管を使用した高密度の連射
・対空ミサイルは近接信管で破片をばら撒き、またミサイル自体の画像赤外線センサーで自動追尾出来る
・複数の方角から機関砲やミサイルを撃つことで互いにカバーしあう
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