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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/1スレ目短編/895 - (2010/02/03 (水) 12:59:52) の最新版との変更点

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#asciiart(){{{ 11月に入ったばかり、上条当麻は今、街をぶらついていた。 禁書目録は小萌先生達とバイキングに行くということで、 禁書目録の昼代が浮いたため、久しぶりに外食に出ていた。 「さあて、何を食べようかな。ハンバーグ、いやラーメンか?…」 そう熟考していると、視界の端に見覚えのある人物が映った。 「ん?お、ビリビリじゃねーか。何やってんだ?」 近づいてみると男と話している。 (ん?あいつが男といる所を見るのは初めてな気がする…まあいいや、 また電撃撃ってこられても困るしなあ) とそっと通りすぎようとすると、 「御坂さん!付き合ってくれませんか!」 「ぶっ」 (ななな、なんだなんだ?!告白の真っ最中なのですかあ?!!しかも、 あいつに告白ぅ?!!人が一発死する電撃を何十発も撃ってくるようだぞ!) これは当麻特有の行動なのだが、彼が気づくはずもない。 (ん?しかも、相手のほう、ものすごい世の中でいうイケメソじゃねえか!) しかも、雰囲気も優しそうで見ただけで女の子は落ちそうな男だった。 対する美琴は顔を赤くしている。やはりレベル5といっても女の子なのだ。 (まあ、ビリビリも外見はかわいいからな…ってやばい!何を言っているんだ! 俺は!!!) とノリツッコミをしていると、 「ごめんなさい」 (え?) 「気持ちは分かりました…。でも、どうして!僕じゃだめなんですか!」 「それは…その…ごめんなさい…」 「!!ッ …理由はなんですか…納得できる理由がほしいです…」 (なんだ、あいつはなんで断ってんだ?女だったら一目惚れしそうな奴じゃないか) 「あ、え、えと、私には他に…す、好きな人がいるから…たぶん、そいつは 気づいてないと思うけど、私はそいつのことが好きなの… だから、 ごめんなさい…」 (!!!あいつ!好きな奴いるのか!あいつが好きになる奴か…どんな奴なんだ?) 「!! …そうですか…分かりました…では、また…」 と言って去っていった。 (なんかすごい場面に会っちまったな…あいつに立ち聞きなんてばれたらやばいな。 昼飯を食べに行くか。) と立ち去ろうとすると、不幸なことにバナナの皮が飛んできた。 (はあ??!! ふっざけんな!!なんで飛んでくるんだよ!! ここはジャングルじゃねえぞ!!) しかし、踏み出した足は止まることなく皮を踏み、こけてしまった。 「あだっ!!」 上を見上げると美琴が立っていた。 「…あんた、何してんの…」 「!!いや、御坂、これはだな立ち聞きをしていたのではなくて…」 その瞬間、電撃が飛んできた。 「あ、あんた!!聞いてたの!!?どこから?!!」 「あー…あなた様が告白されているところからです」 「もう一回記憶を失くしてやるわ…って!!逃げんなあああ!!!」 「すいません、すいません、すいません!!でも普通この状況になったら 誰でも逃げますよねええええええ!!」 「この!!待てって言ってんでしょうがあああ!!」 「おわあ!!」 電撃を右手で受け止める。最初は先制して走って逃げたものの電撃を飛ばしてくる度に 後ろを振り返らないといけないので徐々に追いつかれ、最終的には美琴が常に電撃を飛ばし、 当麻が常に受け止める構図が出来た。 数十分後… 美琴は顔を赤く染め、肩で息をしながら、 「あー腹立つ!立ち聞きするようなやつなんか前言ったようにさっさと私の 電撃喰らってそこら辺に転がっとけばいいのよ!!!」 当麻は美琴が電撃を止めたのを確認してその場にへたれこんだ。 「だから、その要望にお答えしたら私上条当麻は死にますけどね!!!」 (はあ、しっかし、昼飯食べようとしてただけなんですけどねえ。余計腹が減ってきたよ、って) 「ん?御坂。顔が赤くなってんぞ。大丈夫か。てかさあ、電撃がいつもより多く 撃ってこられた気がするのは上条さんの気のせいですかね?まあ、立ち聞きしたのは 悪かったよ」 「あ、あんたは…私が告白されて…どう思ってんのよ…」 「なんか言ったかー。御坂」 ズバチィ!!! 「うお!!ナ、ナンデスカ!!!ミコトサン!いつもよりご機嫌斜めでせうか!!? しかし、いきなり飛ばしてくるのはやめてください!お願いします!!」 美琴は顔を真っ赤に染め、 「なんでもないわよ!!!元はといえばあんたのせいなんだからね!!!はあ… もういいわよ…あーおなか減ったわ」 「おれも腹減ったなー」 「あんたも食べてないの?」 「ああ。行く途中にあの場面に出くわしたからな」 「へ、へえー。そうなんだ」 (こいつも食べてないんだ。もしかしたら一緒に食べにいけるかも…でもこいつ から誘ってくるわけないわよね) 御坂が勇気をふりしぼって誘おうとすると 「どうせなら一緒に食べないか?いまさっきのお詫びといっちゃなんだが、おごるからさ」 (今借りを返しとかないと何言われるか分かったモンじゃないし) 「え、いいの?」 (あれ?) 当麻は一瞬今のリアクションに違和感を感じた。 (今まで思わなかったが、なんでいっつも俺に対して態度がきついのに、こういう時は普通に来るんだ? 嫌ってたら、あんな言葉が出るか?いやでも電撃を何回もぶつけてくるし… なんか態度が極端じゃねえか?んー、あーもうわけが分からん!!) 「どうしたの?」 「い、いやあ、なんでもございませんのことよ?」 「? まあいいわ。いきましょ」 (やったー!! まさかあっちからくるとは… まあなんであれよしとしましょう!) 「お、おういこうぜ。さてどこにいこっかなあ」 当麻は少し違和感を感じながら美琴と歩いていった。 それから2人は街の中を並んで歩いていた。 (あいつと2人で並んでる!もしかしたら恋人同士に見えるかも) 美琴は当麻と一緒にいることもあり、結構舞い上がっていた。 「ねえ、いつも一緒にいる子は?」 「ああ、禁書目録か。あいつは今、先生や友達とバイキングだ」 「なんだ?なんか用事でもあったのか?」 「そ、そんなんじゃないわよ。ただ、気になっただけよ」 (いつも、一緒だからその…ああ!!なんで気づいてくれないのよ!この馬鹿!!) 心でそんなことを思いながら、 「で、どこで食べる?」 「そうだな…まあ、あそこでいいかな。お前はどうなんだ?」 と、当麻はファミレスに指を向けた。 「別にいいわよ。どこでも」 「お前、なんか心なしかテンション高くないか?」 美琴は、ビクッ!、として、顔を赤くしながら、 「そ、そんなことないわよ?ほ、ほら、さっさと中にはいりましょ!!」 と、当麻の手を掴んでファミレスに入っていった。 「うおわっ!! わ、分かった!分かったから!!そんなに引っ張るな!!」 (いきなり、どうしたぁ!!いつも…いつもと同じはずなんだよな…なんで、 こんなに違和感があるんだよ!!あの態度にはなんかあるのか!!) 当麻は、う~ん、とその違和感の原因に振り回されながら、ファミレスに入っていった。 ファミレスの中は特に多くもなかった。時間も少し遅かったのでところどころ 空いていた。2人は奥のほうに座り、メニューを眺めていた。 当麻は真剣に眺め、悩んでいた。 「ハンバーグ、スパゲッティ…オムライスか…どうする当麻!」 美琴は呆れ顔で、 「あんた、もうちょっと気楽にいきなさいよ…なんでもいいじゃない」 「む!食事は大事なのですよ!てか、お前は決まったのか?今日は俺のおごりだからな。 なんでもいいぞ。ファミレスぐらいならまあ払えるからな。」 (禁書目録の食費代に比べれば…はあ、俺の生活圧迫させてんのもあの食費が一因だよな…たぶん なんとかならないものか…) 美琴はちょっと目をそらして、 「別に私は…あ、あんたと同じでいいわよ…決めるのも面倒だし」 (なぜ、そこで目をそらす…) 「そ、そうか?まあ、それなら別にいいが…」 「だから、早く決めなさいよ!じゃないと食べれないじゃない!!」 「御坂さん!それはちょっとひどいですよ!!なんか不条理ですよ!なら自分で 決めてくださいよ!」 「う、うるさい!あんたがさっさと決めればいいのよ!」 「…はいはい…分かりましたよ。じゃあハンバーグでいいですか?」 「別にいいわよ。ったく!さっさと決めれば…ゴニョゴニョ」 (なんか、ものすごくやりきれない感があるのですが…) 「じゃあ、押しますよっと」 店員を呼ぶためのボタンを押すとすぐ横に女の店員が立っていた。 「あのーもう少しお静かにお願いします。お客様」 周りはちらちらこちらを見ている。 2人は顔を見合わせると、 「「す、すいませんでした…」」 と、謝った。 }}} #back(hr,left,text=Back)
*あるお話 #asciiart(){{{ 11月に入ったばかり、上条当麻は今、街をぶらついていた。 禁書目録は小萌先生達とバイキングに行くということで、 禁書目録の昼代が浮いたため、久しぶりに外食に出ていた。 「さあて、何を食べようかな。ハンバーグ、いやラーメンか?…」 そう熟考していると、視界の端に見覚えのある人物が映った。 「ん?お、ビリビリじゃねーか。何やってんだ?」 近づいてみると男と話している。 (ん?あいつが男といる所を見るのは初めてな気がする…まあいいや、 また電撃撃ってこられても困るしなあ) とそっと通りすぎようとすると、 「御坂さん!付き合ってくれませんか!」 「ぶっ」 (ななな、なんだなんだ?!告白の真っ最中なのですかあ?!!しかも、 あいつに告白ぅ?!!人が一発死する電撃を何十発も撃ってくるようだぞ!) これは当麻特有の行動なのだが、彼が気づくはずもない。 (ん?しかも、相手のほう、ものすごい世の中でいうイケメソじゃねえか!) しかも、雰囲気も優しそうで見ただけで女の子は落ちそうな男だった。 対する美琴は顔を赤くしている。やはりレベル5といっても女の子なのだ。 (まあ、ビリビリも外見はかわいいからな…ってやばい!何を言っているんだ! 俺は!!!) とノリツッコミをしていると、 「ごめんなさい」 (え?) 「気持ちは分かりました…。でも、どうして!僕じゃだめなんですか!」 「それは…その…ごめんなさい…」 「!!ッ …理由はなんですか…納得できる理由がほしいです…」 (なんだ、あいつはなんで断ってんだ?女だったら一目惚れしそうな奴じゃないか) 「あ、え、えと、私には他に…す、好きな人がいるから…たぶん、そいつは 気づいてないと思うけど、私はそいつのことが好きなの… だから、 ごめんなさい…」 (!!!あいつ!好きな奴いるのか!あいつが好きになる奴か…どんな奴なんだ?) 「!! …そうですか…分かりました…では、また…」 と言って去っていった。 (なんかすごい場面に会っちまったな…あいつに立ち聞きなんてばれたらやばいな。 昼飯を食べに行くか。) と立ち去ろうとすると、不幸なことにバナナの皮が飛んできた。 (はあ??!! ふっざけんな!!なんで飛んでくるんだよ!! ここはジャングルじゃねえぞ!!) しかし、踏み出した足は止まることなく皮を踏み、こけてしまった。 「あだっ!!」 上を見上げると美琴が立っていた。 「…あんた、何してんの…」 「!!いや、御坂、これはだな立ち聞きをしていたのではなくて…」 その瞬間、電撃が飛んできた。 「あ、あんた!!聞いてたの!!?どこから?!!」 「あー…あなた様が告白されているところからです」 「もう一回記憶を失くしてやるわ…って!!逃げんなあああ!!!」 「すいません、すいません、すいません!!でも普通この状況になったら 誰でも逃げますよねええええええ!!」 「この!!待てって言ってんでしょうがあああ!!」 「おわあ!!」 電撃を右手で受け止める。最初は先制して走って逃げたものの電撃を飛ばしてくる度に 後ろを振り返らないといけないので徐々に追いつかれ、最終的には美琴が常に電撃を飛ばし、 当麻が常に受け止める構図が出来た。 数十分後… 美琴は顔を赤く染め、肩で息をしながら、 「あー腹立つ!立ち聞きするようなやつなんか前言ったようにさっさと私の 電撃喰らってそこら辺に転がっとけばいいのよ!!!」 当麻は美琴が電撃を止めたのを確認してその場にへたれこんだ。 「だから、その要望にお答えしたら私上条当麻は死にますけどね!!!」 (はあ、しっかし、昼飯食べようとしてただけなんですけどねえ。余計腹が減ってきたよ、って) 「ん?御坂。顔が赤くなってんぞ。大丈夫か。てかさあ、電撃がいつもより多く 撃ってこられた気がするのは上条さんの気のせいですかね?まあ、立ち聞きしたのは 悪かったよ」 「あ、あんたは…私が告白されて…どう思ってんのよ…」 「なんか言ったかー。御坂」 ズバチィ!!! 「うお!!ナ、ナンデスカ!!!ミコトサン!いつもよりご機嫌斜めでせうか!!? しかし、いきなり飛ばしてくるのはやめてください!お願いします!!」 美琴は顔を真っ赤に染め、 「なんでもないわよ!!!元はといえばあんたのせいなんだからね!!!はあ… もういいわよ…あーおなか減ったわ」 「おれも腹減ったなー」 「あんたも食べてないの?」 「ああ。行く途中にあの場面に出くわしたからな」 「へ、へえー。そうなんだ」 (こいつも食べてないんだ。もしかしたら一緒に食べにいけるかも…でもこいつ から誘ってくるわけないわよね) 御坂が勇気をふりしぼって誘おうとすると 「どうせなら一緒に食べないか?いまさっきのお詫びといっちゃなんだが、おごるからさ」 (今借りを返しとかないと何言われるか分かったモンじゃないし) 「え、いいの?」 (あれ?) 当麻は一瞬今のリアクションに違和感を感じた。 (今まで思わなかったが、なんでいっつも俺に対して態度がきついのに、こういう時は普通に来るんだ? 嫌ってたら、あんな言葉が出るか?いやでも電撃を何回もぶつけてくるし… なんか態度が極端じゃねえか?んー、あーもうわけが分からん!!) 「どうしたの?」 「い、いやあ、なんでもございませんのことよ?」 「? まあいいわ。いきましょ」 (やったー!! まさかあっちからくるとは… まあなんであれよしとしましょう!) 「お、おういこうぜ。さてどこにいこっかなあ」 当麻は少し違和感を感じながら美琴と歩いていった。 それから2人は街の中を並んで歩いていた。 (あいつと2人で並んでる!もしかしたら恋人同士に見えるかも) 美琴は当麻と一緒にいることもあり、結構舞い上がっていた。 「ねえ、いつも一緒にいる子は?」 「ああ、禁書目録か。あいつは今、先生や友達とバイキングだ」 「なんだ?なんか用事でもあったのか?」 「そ、そんなんじゃないわよ。ただ、気になっただけよ」 (いつも、一緒だからその…ああ!!なんで気づいてくれないのよ!この馬鹿!!) 心でそんなことを思いながら、 「で、どこで食べる?」 「そうだな…まあ、あそこでいいかな。お前はどうなんだ?」 と、当麻はファミレスに指を向けた。 「別にいいわよ。どこでも」 「お前、なんか心なしかテンション高くないか?」 美琴は、ビクッ!、として、顔を赤くしながら、 「そ、そんなことないわよ?ほ、ほら、さっさと中にはいりましょ!!」 と、当麻の手を掴んでファミレスに入っていった。 「うおわっ!! わ、分かった!分かったから!!そんなに引っ張るな!!」 (いきなり、どうしたぁ!!いつも…いつもと同じはずなんだよな…なんで、 こんなに違和感があるんだよ!!あの態度にはなんかあるのか!!) 当麻は、う~ん、とその違和感の原因に振り回されながら、ファミレスに入っていった。 ファミレスの中は特に多くもなかった。時間も少し遅かったのでところどころ 空いていた。2人は奥のほうに座り、メニューを眺めていた。 当麻は真剣に眺め、悩んでいた。 「ハンバーグ、スパゲッティ…オムライスか…どうする当麻!」 美琴は呆れ顔で、 「あんた、もうちょっと気楽にいきなさいよ…なんでもいいじゃない」 「む!食事は大事なのですよ!てか、お前は決まったのか?今日は俺のおごりだからな。 なんでもいいぞ。ファミレスぐらいならまあ払えるからな。」 (禁書目録の食費代に比べれば…はあ、俺の生活圧迫させてんのもあの食費が一因だよな…たぶん なんとかならないものか…) 美琴はちょっと目をそらして、 「別に私は…あ、あんたと同じでいいわよ…決めるのも面倒だし」 (なぜ、そこで目をそらす…) 「そ、そうか?まあ、それなら別にいいが…」 「だから、早く決めなさいよ!じゃないと食べれないじゃない!!」 「御坂さん!それはちょっとひどいですよ!!なんか不条理ですよ!なら自分で 決めてくださいよ!」 「う、うるさい!あんたがさっさと決めればいいのよ!」 「…はいはい…分かりましたよ。じゃあハンバーグでいいですか?」 「別にいいわよ。ったく!さっさと決めれば…ゴニョゴニョ」 (なんか、ものすごくやりきれない感があるのですが…) 「じゃあ、押しますよっと」 店員を呼ぶためのボタンを押すとすぐ横に女の店員が立っていた。 「あのーもう少しお静かにお願いします。お客様」 周りはちらちらこちらを見ている。 2人は顔を見合わせると、 「「す、すいませんでした…」」 と、謝った。 }}} #back(hr,left,text=Back)

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