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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/2スレ目ログ/2-446」を以下のとおり復元します。
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「さすがに苦しいから美琴、少し休ませてくれ…」
「わかったわよ、元はといえば私が悪いんだし」
「そうだ!飲み物でも買ってくるわよ!何が良い?」
「ん~?美琴と一同じのを買ってきてくれ」
「同じの!?」
「ダメ・・・?」
「ダ、ダメじゃない…じゃ行ってくるわね」

美琴が上条の元を離れ飲み物を買いに行く。
上条が「ふぅ~」と一息つき周りを見渡すと見覚えのあるツインテールが遠くではあるが確かに見えた。

「(アレって…白井?なんでこんなところに居るんだ…)」

上条の頭の中に数々の白井黒子の美琴に対する不審行動が頭をよぎる

「(これってマズイいんじゃないですか、と上条さんは本能的に危機を察知します)」

ここに美琴が戻ってきたらマズイ!と判断した上条は美琴を探しに行く、そして間もなく

「当麻~買ってきたわよって…いないし!!」

美琴は怒りより先に目に飛び込むものがあった、それは・・・。

「(あのこっちに向かってくるのって黒子よね…なんでここに…?)」

美琴がサッと黒子の目に入る範囲から消えようとした時にはもう遅かった。スッと黒子が目の前に現れた

「お姉さまじゃありませんの!こんなところで何を…」

黒子は様々な疑問を抱く「何故私服なのか?(見たことない服でもある)」「何故飲み物を二つ持っているのか」「そして何でここに居るのか」
だがここは状況を把握するために問い詰めるのはやめることにした。

「そ、それは、こっちのセリフよ!」
「わたくしはプライヴェートですの」
「一人、制服でテーマパークに来てるって事?」
「緊急の呼び出しがあってもすぐに対応出来るようにと」
「そ、そういうわけね。じゃ私は行くから!」
「お待ちくださいまし!」
「(ウッ…)」
「疑問その一「何故お姉さまが私服なのか」疑問そのニ「何故お飲み物を二つ大事そうに持っているのか」疑問その三「何故ここにいらっしゃっているのか」全てにお答えください、お姉さま」
「プ、プライベートくらい自由にさせてくれたっていいじゃない!」
「ほうほうほう…黒子に答えられないような理由がありますの…?まさかお姉さまに限ってデートとかしてるわけでは…」

デートという単語に反応した美琴の顔は赤くなっていく。

「デ、デートなんてしてないわよ!!」
「では…再びお聞き致します、その二つの飲み物はなんでしょうか?色を見る限り同じ飲み物のようですし、一人でお飲みになるおつもりですこと?」

黒子は意地の悪い口調で美琴を問い詰める。
だがそこに「探しても居なかったのでとりあえず元の場所に戻ってみよう」と考える上条が。

「あ~あ、美琴を探しに行っても居ないし。白井が居るわで。不幸だ…」
「あ~らそこにいるのは上条さんではありませんの、偶然にしちゃ出来すぎじゃありませんこと?お姉さま」
「(あのバカ…)」

美琴は上条の方に黒子の目線が行ってる間に2.3歩引き下がった。
そして上条は心の中で開き直る事に決めた。

「よぉ!白井じゃねぇか、こんなところで何してんだ~?見た目は美少女なんだからナンパとかされんじゃねぇぞ」
「い、いきなりなんですの?ってそんな事より今日はお姉さまと一緒にこちらへ?」
「だったら悪いんかよ・・・?」
「わ、私だけのお姉さまとデートとは等言語道断!それだけで許すまじ行為!」
「俺は本気だぞ、美琴の事」
「(と、当麻ってばなに黒子の前で堂々と宣言してるのよ!)」

上条は目つきをキリッと変え黒子に宣言する

「(い、いつの間に名前で呼び合うまでに…)いいでしょう、そっちがその気ならわたしくも…!?」

黒子の肩に上条がスッと右手を伸ばす、その瞬間ただの女の子でしかなくなった白井黒子が上条に勝てるわけがない。

「き、今日の所は失礼致しますわ、ただ次はありませんのよ」

と言い放った黒子だが去り際に「もしお姉さまを泣かせたら…わかってますわよね」と上条の耳元で囁き、上条は「わかってる、サンキュな」と黒子に返した。

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