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【デルタフォース】クラスの3バカの日常/7-30」を以下のとおり復元します。
上条の行った店の店先で品定めをしている5人。
と上条が何かに躓き、通行人の一人とぶつかった。

「あっ!す、すみません!!うっかりしてました。」
「構わないのである。こちらもよそ見をし…ん?」

二人は気がつく。
あの凄まじい戦場となったロシアで共に戦った戦友である。
「上条当麻!!??」「アックア!!??」

「「「「知り合いかよッ!」」」」

「ま、まあな。」「ふん、単なる死にぞこない2人である。」
「にゃー。カミやんのコネクションには全く恐れ入るぜい。」

上条と土御門は他の人間に聞かれないように小声でアック後の会話を続行する。
「ってかなんでここに?」「にゃー。事件は起きてないはずだぜい。」

「事件ではないのである。来年の8月、教皇が日本に来られるのでその下見なのである。一応ヴェントも広島にいるのである。」
(8月6日、9日。教皇のリハビリ&健在を世界にアピールする目的あり。)

「なるほどねえ。」
10月ごろの一件以来、『神の右席』は抜本的な改変を余儀なくされた。
なんとなれば主君たるローマ法王に大けがを負わせたのは彼らのボスである。

聞いたところでは右席のメンバーは2名に減らされ、しかもかなり厳しい査察監視下に置かれているそうである。
ただしアックアに言わせれば「10年もすれば元に戻るだろう」とのことだが。

悲しい現実としてこの改革は『右席』自身、正確にはアックアとヴェントによってなされた。
『右席』には教皇含め口を出せなかったからである。

そして上条と土御門がいない間に残りの男子連中が…… 

「えっと…、お二人さんはどのような関係なんや?」

「えっと…」「まあ殺されかけたり共に戦った仲である。」

「「「どんな関係だよ!!」」」

「…学園都市で殺されかけて、イギリスとロシアで最近…な…」

「ン?待てよォ?最近イギリスとロシアって言えばよォ…」

「「「クーデターと戦争!!」」」

「ロシア居たのにきずかなかったぞォ!!」

「同じくきずかなかった!!」

「その時ロシアに居なかったのうちだけ!?」 


「そもそもなんでそこの三人戦争の中ロシアにいたんや!!」

「「「色々とな(ァ)…」」」

「めっちゃきになる!!」

「そういえば上条当麻、貴様意中の相手ができたと聞いたぞ。」

「ん?なんで知ってるんだ?」

「少々騎士団長から聞いたのである。」

「なんで騎士団長が知ってるんだ?」

「今日あるパーティーに招待されたとか聞いているのである。」

「「「「「パーティーだと!!」」」」」

「なぜそこで突っかかる?」

「おい上条、騎士団長ってどんな奴なんだよ。」

「ん~…身長高くて…結構権限持ってて、強い。」

「「お前が強いってどんだけだよォ!!」」 


「まあ、特定条件下だと…えーっと『天使』レベルの強さ。」
「???どォいうことか解かンねェなァ。」

「フム。…片手で貴様らまとめてふっ飛ばすくらい造作ではない、というレベルである。」
「「「げえッ!」」」

「にゃー。そういやアックアさん。ちょっとこちらへ。」

そう言って彼は少し離れたところで。
「実はだにゃー。第3王女も来てるらしいぜい。」「何!?」
「どうもバカ騒ぎ好きな女王陛下が連れてきたらしいにゃー。」「…あの方らしいのである。…っと貴様は人との会話中だれにメールしているのであるか?」

「そりゃ、騎士団長に決まってるぜい♪」

「……その心は?」
「にゃー。ちょっと待つにゃー。…よし!返信が来たぜい。呼んでみるにゃー。」

アックアは土御門のメールを読む。
そこには……驚愕の内容が
「今からあなたのところへ行きたいと存じます。言っておきますが逃げたら不敬罪で国際指名手配します。
(以下熱~い文面なので省略)
   



ヴィリアン」 
-----------

「な!?」

「にゃー愛されてるにゃー♪それに第三王女に告白してその気にさせたの誰だったかにゃー?」

「ぬう!?」

「正解はウィリアム、アンタだぜい!!」

「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

恥ずかし紛れに土御門を投げ飛ばした。

「にゃー!!」

「なにやってんだよアックア!!」

「軽く渋谷位はいくなありゃあよォ…」

「つっちー御愁傷様…」

「冥福を祈る…」

「土御門回収してこい!!」

「すまぬ、ここで第三王女に会うことになった…」

「ぬわんですと!?」 

-------------

「オイ、アックア!!本当にあの第三王女が日本にいんのか!?」

「ちなみに、王室派、騎士派、清教派、のトップがパーティーに呼ばれているらしいのである。」

「何でそんな連中に招待状届いてんだよ!!」

「カミやん、さっきから出てきてるなんとか派って………」

「お前らには解らない話だ!!」

あまりの迫力に三人は

「は、はい…」 

「御坂…旅掛、…とか言ったかな?騎士団長には彼から連絡が行ったらしいが。貴殿の思い人の父親であるな?」
「そうだけど、何で旅掛さんから騎士団長に??」

「あれは、そう3年前である。私が英国を飛び出す少し前…」
そう言って彼は遠くを見る顔になる。
「あれほどの飲みっぷりは騎士団長以来なのである。酒の好みが騎士団長とやけにあったので二人はすぐ飲み友達となったようである。」

「マジかよ。美琴の両親ってどっちも酒好きか?」
「フム、美琴というのであるか、覚えておくのである。」

そのころ渋谷のハチ公まえに女性陣はいたのだが…
「あれ?なんか降って来るよ?」月夜が気がついた。 

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