上条の行った店の店先で品定めをしている5人。
と上条が何かに躓き、通行人の一人とぶつかった。
と上条が何かに躓き、通行人の一人とぶつかった。
「あっ!す、すみません!!うっかりしてました。」
「構わないのである。こちらもよそ見をし…ん?」
「構わないのである。こちらもよそ見をし…ん?」
二人は気がつく。
あの凄まじい戦場となったロシアで共に戦った戦友である。
「上条当麻!!??」「アックア!!??」
あの凄まじい戦場となったロシアで共に戦った戦友である。
「上条当麻!!??」「アックア!!??」
「「「「知り合いかよッ!」」」」
「ま、まあな。」「ふん、単なる死にぞこない2人である。」
「にゃー。カミやんのコネクションには全く恐れ入るぜい。」
「にゃー。カミやんのコネクションには全く恐れ入るぜい。」
上条と土御門は他の人間に聞かれないように小声でアック後の会話を続行する。
「ってかなんでここに?」「にゃー。事件は起きてないはずだぜい。」
「ってかなんでここに?」「にゃー。事件は起きてないはずだぜい。」
「事件ではないのである。来年の8月、教皇が日本に来られるのでその下見だ。一応ヴェントも広島にいるのである。」
(8月6日、9日。教皇のリハビリ&健在を世界にアピールする目的あり。)
(8月6日、9日。教皇のリハビリ&健在を世界にアピールする目的あり。)
「なるほどねえ。」
10月ごろの一件以来、『神の右席』は抜本的な改変を余儀なくされた。
なんとなれば主君たるローマ法王に大怪我を負わせたのは彼らのボスである。
10月ごろの一件以来、『神の右席』は抜本的な改変を余儀なくされた。
なんとなれば主君たるローマ法王に大怪我を負わせたのは彼らのボスである。
聞いたところでは右席のメンバーは2名に減らされ、しかもかなり厳しい査察監視下に置かれているそうである。
ただしアックアに言わせれば「10年もすれば元に戻るだろう」とのことだが。
ただしアックアに言わせれば「10年もすれば元に戻るだろう」とのことだが。
悲しい現実としてこの改革は『右席』自身、正確にはアックアとヴェントによってなされた。
『右席』には教皇含め口を出せなかったからである。
『右席』には教皇含め口を出せなかったからである。
そして上条と土御門がいない間に残りの男子連中が……
「えっと…、お二人さんはどのような関係なんや?」
「えっと…」「まあ殺されかけたり共に戦った仲である。」
「「「どんな関係だよ!!」」」
「…学園都市で殺されかけて、イギリスとロシアで最近…な…」
「ン?待てよォ?最近イギリスとロシアって言えばよォ…」
「「「クーデターと戦争!!」」」
「ロシア居たのにきずかなかったぞォ!!」
「同じくきずかなかった!!」
「その時ロシアに居なかったのうちだけ!?」
「そもそもなんでそこの三人戦争の中ロシアにいたんや!!」
「「「色々とな(ァ)…」」」
「めっちゃきになる!!」
「そういえば上条当麻、貴様意中の相手ができたと聞いたぞ。」
「ん?なんで知ってるんだ?」
「少々騎士団長から聞いたのである。」
「なんで騎士団長が知ってるんだ?」
「今日あるパーティーに招待されたとか聞いているのである。」
「「「「「パーティーだと!!」」」」」
「なぜそこで突っかかる?」
「おい上条、騎士団長ってどんな奴なんだよ。」
「ん~…身長高くて…結構権限持ってて、強い。」
「「お前が強いってどんだけだよォ!!」」
「まあ、特定条件下だと…えーっと『天使』レベルの強さ。」
「???どォいうことか解かンねェなァ。」
「???どォいうことか解かンねェなァ。」
「フム。…片手で貴様らまとめて吹き飛ばすくらい造作もない、というレベルである。」
「「「げえッ!」」」
「「「げえッ!」」」
「にゃー。そういやアックアさん。ちょっとこちらへ。」
そう言って彼は少し離れたところで。
「実はだにゃー。第3王女も来てるらしいぜい。」「何!?」
「どうもバカ騒ぎ好きな女王陛下が連れてきたらしいにゃー。」「あの方らしいのである。…っと貴様は人との会話中に誰にメールしているのであるか?」
「実はだにゃー。第3王女も来てるらしいぜい。」「何!?」
「どうもバカ騒ぎ好きな女王陛下が連れてきたらしいにゃー。」「あの方らしいのである。…っと貴様は人との会話中に誰にメールしているのであるか?」
「そりゃ、騎士団長に決まってるぜい♪」
「……その心は?」
「にゃー。ちょっと待つにゃー。…よし!返信が来たぜい。読んでみるにゃー。」
「にゃー。ちょっと待つにゃー。…よし!返信が来たぜい。読んでみるにゃー。」
アックアは土御門のメールを読む。
そこには……驚愕の内容が
「今からあなたのところへ行きたいと存じます。言っておきますが逃げたら不敬罪で国際指名手配します。
(以下熱~い文面なので省略)
そこには……驚愕の内容が
「今からあなたのところへ行きたいと存じます。言っておきますが逃げたら不敬罪で国際指名手配します。
(以下熱~い文面なので省略)
ヴィリアン」
「な!?」
「にゃー愛されてるにゃー♪それに第三王女に告白してその気にさせたの誰だったかにゃー?」
「ぬう!?」
「正解はウィリアム、アンタだぜい!!」
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
恥ずかし紛れに土御門を投げ飛ばした。
「にゃー!!」
「なにやってんだよアックア!!」
「軽く渋谷位はいくなありゃあよォ…」
「つっちー御愁傷様…」
「冥福を祈る…」
「土御門回収してこい!!」
「すまぬ、ここで第三王女に会うことになった…」
「ぬわんですと!?」
「オイ、アックア!!本当にあの第三王女が日本にいんのか!?」
「ちなみに、王室派、騎士派、清教派、のトップがパーティーに呼ばれているらしいのである。」
「何でそんな連中に招待状届いてんだよ!!」
「カミやん、さっきから出てきてるなんとか派って………」
「お前らには解らない話だ!!」
あまりの迫力に三人は
「は、はい…」
「御坂…旅掛、…とか言ったかな?騎士団長には彼から連絡がいったらしいが。貴様の想い人の父親であるな?」
「そうだけど、何で旅掛さんから騎士団長に??」
「そうだけど、何で旅掛さんから騎士団長に??」
「あれはそう、3年前である。私が英国を飛び出す少し前…」
そう言って彼は遠くを見る顔になる。
「あれほどの飲みっぷりは騎士団長以来なのである。酒の好みが騎士団長とやけに合ったので二人はすぐ飲み友達となったようである。」
そう言って彼は遠くを見る顔になる。
「あれほどの飲みっぷりは騎士団長以来なのである。酒の好みが騎士団長とやけに合ったので二人はすぐ飲み友達となったようである。」
「マジかよ。美琴の両親ってどっちも酒好きか?」
「フム、美琴というのであるか、覚えておくのである。」
「フム、美琴というのであるか、覚えておくのである。」
そのころ渋谷のハチ公まえに女性陣はいたのだが…
「あれ?なんか降って来るよ?」月夜が気がついた。
「あれ?なんか降って来るよ?」月夜が気がついた。
「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
「元春! 何で空から? それよりもハチ公直撃コースよね、これ。だったら!」
「元春! 何で空から? それよりもハチ公直撃コースよね、これ。だったら!」
秋葉原から飛ばされてきた土御門を唯一視認できた月夜は雪のクッションを作り出し、土御門を受け止めた。
「にゃ~……。し、死ぬかと思った……」
「元春っ! 空を飛んできて私に逢いに来てくれたのね、嬉しい!」
「つ、月夜、大胆だにゃ~(本当はアックアに投げ飛ばされたんだが、それ言ったら月夜が暴走しかねないから黙っとこう)」
「元春っ! 空を飛んできて私に逢いに来てくれたのね、嬉しい!」
「つ、月夜、大胆だにゃ~(本当はアックアに投げ飛ばされたんだが、それ言ったら月夜が暴走しかねないから黙っとこう)」
学園都市だろうと渋谷だろうと人の目を気にすることなくいちゃつける、それがバカップルである。
残る4人(打ち止めは予備軍)もバカップルの片割れなので特に慌てる様子を見せなかった。
残る4人(打ち止めは予備軍)もバカップルの片割れなので特に慌てる様子を見せなかった。
「じゃあ私達、ちょっとそこら辺で買い物してくるから二人は気が済んだら追いかけてきてねー」
「「了解♪」」
「「了解♪」」
美琴達が居なくなったことで再度いちゃつこうと思っていた二人だが、そこに月夜の携帯にメールが送られてきた。
(もう、せっかくの二人っきりなのに……。えっと相手は……神裂? 誰?)
神裂からのメールに当然ながらも心当たりが無い月夜だが、それでも律儀にメールに目を通す。
そのメールにはこんな内容が書かれていた。
そのメールにはこんな内容が書かれていた。
【土御門、ああ、あなたの恋人には内緒で答えて下さい。白雪月夜さん、貴女は天使か精霊、どちらがお好みですか?】
「???」
白雪の頭は?でいっぱいとなる。
神裂?天使?精霊?
白雪の頭は?でいっぱいとなる。
神裂?天使?精霊?
なんじゃそりゃ?
という疑問を抱きながらも白雪は考える。
(天使と精霊ねえ…そういえばどう違うんだろ?)
という疑問を抱きながらも白雪は考える。
(天使と精霊ねえ…そういえばどう違うんだろ?)
そうして彼女は彼氏に聞く。
「タ行とサ行、どっちか選ぶとしたら?」
「にゃ?なんの質問だにゃ?」
「タ行とサ行、どっちか選ぶとしたら?」
「にゃ?なんの質問だにゃ?」
「良いから答えて。」
「??まあ…だったら「月夜」のタ行だにゃー。」下の名前で行くあたりがバカップル?
「??まあ…だったら「月夜」のタ行だにゃー。」下の名前で行くあたりがバカップル?
「ん、ありがと。」
そう言って白雪は返信する。
【どちらかといえば天使です。ところでお宅どちら様?それと性別・年齢なんかも教えてくだされば幸いです。】
そう言って白雪は返信する。
【どちらかといえば天使です。ところでお宅どちら様?それと性別・年齢なんかも教えてくだされば幸いです。】
5分後。
美琴たちのもとに現れたのは白雪一人。
「あれ?土御門さんは??」
「あの浮気野郎?さあね。どっかで雪像になってるんじゃない?」
「あれ?土御門さんは??」
「あの浮気野郎?さあね。どっかで雪像になってるんじゃない?」
その頃のヴィリアン
「ヴィリアン様、そんなに急がなくてもすぐウィリアムの所に…」
「いえ!!ウィリアムは役目を終えたらまたすぐにどこかへ行ってしまいます!!」
「だからといってレンタルカーを借りるのは…」
「電車より車の方が効率がいいに決まってます!!」
「女王も何かいってやってください!!」
「ん?私は秋葉原に一度行きたいと思ってたからいいんだが?」
「私もにつき~♪」
「このダメ野郎共が!!」
ヴィリアンが来るまで後15分15秒