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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/3スレ目ログ/3-853 - (2010/02/07 (日) 10:53:14) の編集履歴(バックアップ)




アニメ「超電磁砲」16話のビルの屋上

「御坂さん…」
「やっぱ、ここは風が気持ちいいですね、固法先輩。」
「まさか先客がいるとは…何で、またこんなところに…そりゃあ、あたしにとっては思い出の場所だけど…」
「アハハ…どうしてなんで…ショウネ…私も最近たまに来てるんです。」
「そっか…」

「すいません…」
「へっ?な、なに藪からぼうに、あやまられるようなことされたっけ?」
「いえ前にあの一斉取締りの前日の夕方、一斉摘発の情報を漏らすつもりかって疑ったじゃないですか…
ずっと、謝ろうと思ってて、機会がなくって…」
「あ~、あのことね…謝られることじゃないわよ。事実あたしは、せんぱ…黒妻に情報を教えるつもりでここに来たんだし。
ジャッジメント失格よね。」
「…そうですね。あの時の私は固法先輩がそんなことをすることを止めたかった。過去に囚われて道を踏み外そうとするひとを許せなかった…。」
「…あの時の?」
「…時が流れても変わらない思い、黒子にいわれたんですけどね、過去の自分があって、その積み重ねで今の自分がいる。
人への思いってそう簡単に割り切れるもんじゃあないですよね。」

「そっか…御坂さん好きなひとができたのか。」
「プヒュッツポア~!!!…な、、なにをいきなり!!今の話で何がどうつながればそうなるんですか!!!」
「お姉さんを甘く見るんじゃありません♪。で、どんな人ナわけ?」
「だ・か・ら、そんな話じゃないでしょ!せっかく謝るいい機会だと思ったのに;」

「フ~~ン♪何を隠してるのかな~~?その手すりのところw」
「ッ!」
「みせなさいw」
「ダメ~~!!」

「ナニナニ、相合傘に「コト↑カミ」かw」
「プシューッ!!!」

「いいじゃない。これだけ見たって誰のことかなんてさっぱりわからないわよ。
そうね…じゃあ、顔も知らないコトさんについて相談に乗ろうかな。独り言でw」
「え…」
「コトさんは人を好きになったのは初めてなのかな?」
「サ,、サア…あたしはその人じゃあないですから…」
「ま、マサカ、ルームメイトとの禁じられた恋に目覚めたとか…」
「ち、ちがいます!!、、ア…」
「フフ♪」
「プシュー///」

「いじめるのはこれぐらいにしてと…一つだけアドバイス。」
「え?」
「その人がどっか遠くに行っちゃう様なことになった時は納得できるまでその人の胸で泣きなさい。」
「…」
「すがりついて、泣き喚いて、行かないでって、見っとも無く叫びなさい。」
「…」
「それでも、その人があなたを置いていくのなら、それは仕方のないことかもしれないから…」
「い…いやです…できません…。」
「恥ずかしくって?」
「ウウン…そいつ馬鹿で、何の見返りもないのに…赤の他人のためにとんでもなく危ないところに突っ込んでいってボロボロに傷つきつづける奴だけど
それがアイツの望むことならば…あたしは止めたくありません。ううん止められません。」
「もう、あえないかもしれなくても?」
「すがり付いて、泣き喚いて、行かないでって叫んだんですよ…でも行っちゃったんですよ……もう、置いていかれるのはイヤ、でもあいつが行かなくちゃあ誰かが不幸になる。それがわかっているのに…そうならないように突っ走るのがあいつがアイツである拠り所なのに…止められません。止めれるわけないじゃないですか…
私が好きになったのはそんな奴なんだから…」
「…そっか…もう思いっきりみっともないとこまで見せちゃったのか…それでも行く人だし、それでもあなたは好きなのよね」
「…はい…でも、アイツがあたしいないところで傷ついたり、ましてや……そ、そんなこと耐えれるわけないじゃないですか!!!」
「…そだね…」
「だから、ついていきます。助け出して見せます。二度と置いてきぼりになんかなってやるものか…もう二度と…」
「完敗ね♪あたし。」
「え?」
「2年前のあたしはみっともないとこを見せ切れなかったし、追いかけても追いつけなかった。」
「…先輩…」
「見得も恥もしがらみも全てを捨ててでも行動できるようになるのに今までかかったもんね。」
「…」
「レベル5は伊達じゃ…な………フフ、そうだね、、レベルなんか、関係ないか…期待してるわよ。」
「はい…」
「絶対つかんだ手を離しちゃあダメ。おとこなんか糸の切れた凧なんだから。なにがなんでもついていくのよ。それがあたしからコトさんへのアドバイス。」
「ありがとうございます。」
「あら?あなたコトさんじゃないんじゃなかったっけw?」
「プシュ///」


「かえろっか♪」
「せ…先輩、ひとつだけ相談したいことが、、、」
「うん?なに?」


「告白って、どうやったらいいんすか、、、、」


「順番、思いっきり間違えてる気がするのはあたしだけ?
普通それだけの覚悟をするのなら告白なんてとっくの昔にやってるでしょうが!!
というかすがりついて、泣き喚いて、行かないでって叫んだ時点で普通告白よ!!あと、好きだ!!って言ったら終わりでしょうが!!!」
「うう、、ムリ!ムリ!!ムリ!!!、はずかしくて、、死んじゃウ、、、、しかも完全に片思いだし、、、」
「…あなた、一度徹底的に恋愛について特訓する必要がある見たいね…来なさい!!!鍛えまくってやる!!!」
「ひ、、ひえ~~~おてやわらかに~~~」


終幕


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