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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある世界の名作劇場/Part04 - (2012/08/19 (日) 00:04:47) のソース

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#navi(上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある世界の名作劇場)


人魚姫っぽい何か


ふかいふかい うみのそこに、サンゴと コハクで いろどられた にんぎょたちの おうこくが ありました。
そのくにの おうさまには 6にんの うつくしい ひめが おりました。

長女 「お茶を淹れたのでございますよ」

いちばんうえの おひめさまは、ミディアムヘアのきんぱつで おっとりとしたせいかく。
そして きょにゅう でした。

次女 「いつもいつも申し訳ありません、姉上」

にばんめの おひめさまは、くろかみポニーテールで こしには「しちてんしちとう」という とてもながい にほんとうをさげ、
そして きょにゅう でした。

三女 「そんなことはメイド達にでもやらせればいいと思うけど」

さんばんめの おひめさまは、このくにの ちゅうすうきかんの ブレインを つとめ、
そして きょにゅう でした。

四女 「ちょっと姉さん! 私の分は紅茶じゃなくて、『ムサシノ牛乳』にしてって何回言えば分かるの!?」

よんばんめの おひめさまは、このくにで いちばんの おまつり 「だいはせいさい」の じっこういいん です。
そして きょにゅう でした。

五女 「あ、あの…私もお手伝いします」

ごばんめの おひめさまは、きょすうがっく・ごぎょうきかんの かぎにして、じんこうてんし ヒューズ=カザキリの しょうたい。
そして きょにゅう でした。

さいごに すえっこの にんじょひめは、れべる5の のうちょくしゃで、さいきょうむてきの でんげきひめ。
ただし ざんねんにゅう でした。

人魚姫 「残念乳って何!!? なにこの腹の立つ紹介のされかた!!」

ちなみに、これだけ こだくさんなのは、
このくにの おうさまが 「ミスタースキャンダル」の いみょうをもつ こうしょくおう だったからです。

人魚姫 「どうでもいいわよ! その情報いる!?」

にんぎょの せかいでは、15さいになると うみのうえにすむ にんげんたちの せかいを みることを ゆるされます。
すえっこの にんぎょひめは、いつも おねえさんたちに きかされてきた にんげんたちの せかいを、
いつか じぶんのめで みてみたいと、 いつも その ないむねを ときめかせて いたのです。

人魚姫 「はぁ…私も早く15歳になんないかなぁ……それとこの語り手は、いつかぶん殴る」

そうするうちに にんぎょひめも ついに15さいの たんじょうびをむかえ、うみのうえに でることが ゆるされたのです。
ひめは ワクワクしながら うえへとのぼり、かいめんから かおをだしました。
にんげんの せかいで はじめてみたものは、おおきな おおきな こおりのふね。
そのなも 「アドリアかいのじょおう」 でした。

人魚姫 「へぇ~…人間ってこんなモノまで造るのね~……」

きょうみを そそられた にんぎょひめは、ふねの かんぱんから そっと なかのようすを のぞいてみました。
どうやら パーティーを しているらしく、きれいな ドレスを きかざった ひとたちが ダンスを しています。
そして たのしい おんがくも きこえてきます。

『放て 心ー にきざんーだ ゆーめを 未来さえ おーきーざーりーにしてー♪』

人魚姫 「…何かこの曲、すっごい聞き覚えあるんだけど………」 


パーティーのなかには とても ふこうそうな ツンツンあたまの しょうねんが おりました。
そのしょうねんは、なんと このパーティーの しゅやくの おうじさま でした。
じつは このパーティー、おうじさまの 16さいの たんじょうびを いわう、たんじょうびパーティー だったのです。
にんぎょひめは ひとめで そのおうじさまに こいを してしまいました。

人魚姫 「こここ恋ぃぃぃ!!? べ、べべ、別にそんなんじゃないわよ!!
      ただちょっと気になっただけって言うか…その…だから……」

ひとめで そのおうじさまに こいを してしまいました。

人魚姫 「だ、だから…ちが、違うんにゃから……そんなんじゃ…にゃいんだから………」

こいを してしまいました。

人魚姫 「………ぁぅ…………」

すると そのときです。
とつぜん そらのようすが かわり、ぼうふうが ふきあれ おおあめが ふってきました。
あらしです。
ふねは おおきく ゆれました。
が、ふこうちゅうのさいわい とでも いいますか、ゆれは したものの、
ふねは てんぷく することも なく、じょうきゃくや せんいんたちも みんな ぶじでした。

ただひとり おうじさまを のぞいては。

なぜ おうじさま ひとりだけ たすからなかったのか、それは かれが 「ふこうたいしつ」 だったからです。
おうじさまは うみへと ふりおとされて しまいました。
このままでは うみの もくずとなり、サメにでも くわれて、このあたりは リアルないみで ちのうみと かすでしょう。

人魚姫 「大変!!」

にんぎょひめは あわてて おうじさまを だきかかえ、いみべへと はこびました。
ですが、おうじさまの ふこうは まだまだ つづきます。
なんと いきを していなかったのです。

人魚姫 「どどどどどどうしよう!!!!?」

やっぱ ここは じんこうこきゅう しか ないんじゃね?

人魚姫 「なっ!!! ばっ!!! で、できる訳ないでしょ!!!」

はずかしがっている ばあいでは ありません。ひとの いのちが かかっているのです。
ましてや このおかたは、このくにの おうじさまです。しなせる わけには いきません。

人魚姫 「そ、そりゃ…そうだけど……でも…あの……」

にんぎょひめは おうじさまを みごろしに するのでしょうか。
ああ なんてヒドイ。 まるで おにのこです。 きっと ぜんせは なのある あくま だったに ちがいないでしょう。

人魚姫 「わわ分かったわよ!! や、や、やればいいんでしょやれば!!!」

かくごを きめた にんぎょひめは、たかなる むねを おさえながら おうじさまの くちびるを みつめます。
そして ゆっくりを かおを ちかづけて―――

人魚姫 「ふにゃー」

王子 「ぅおぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!!」

ほうでん しました。
はずかしさが げんかいを こえたのでしょう。
ですが そのおかげで、おうじさまも いきを ふきかえしたのです。
けっかオーライ というヤツです。たぶん。 



おうじさまが めを さますのと どうじに、わかいむすめが はしって きました。
むすめは ふたえまぶたが とくちょうてきで、なぜか おしぼりを もっていました。
そして かくれきょにゅう でした。

にんぎょひめは、「にんげんに みつかったら マズイ!」 とおもい、いそいで うみへ とびこみました。
けっして むすめの むねの ボリュームに あっとうされて にげだしたのでは ありません。

若い娘 「あ、あの大丈夫ですか…? よかったらこのおしぼり使ってください」

王子 「…ん……あ…? アンタが…助けてくれたの……か?」

どうやら おうじさまは このむすめに たすけられたと かんちがい したようです。
にんぎょひめは はらが たちましたが、ここで じぶんがたすけた などといえば、
にんぎょであることも ばれてしまいます。
にんぎょひめは しぶしぶ かいていへと かえって いきました。

ですが かえったあとも、あの おうじさまの ことが わすれられません。

人魚姫 「ったくもうあの馬鹿! ちったあ私の存在に気付きなさいよね!!
      あんなに近くにいたのに、なにスルーしてんのよ!! あああム・カ・つ・く~~~!!!」

ばれたら いけないのに すこしくらいは きづいてほしい。そんな おとめごころです。
と、そのとき にんぎょひめに ある めいあんが うかびます。

人魚姫 「そっか! 人間になれば堂々と会いに行けるじゃない」

そうおもった にんぎょひめは、まじょの ところに いきました。

人魚姫 「魔女さーん! いますかー? ちょっと相談があるんですけどー」

魔女 「お姉さんに何か御用かしら?」

まじょは ショートハンドと よばれる かんいてきな まどうしょを つかい、
「あるく18きん」の いみょうをもつ てんさいまじゅつしです。
そして ばくにゅう でした。

人魚姫 「何でどいつもこいつも乳がデカイのよ!! ニュキョウしかいないんかこの世界はあああ!!!」

魔女 「あら、小さい方が感じやすいのよ?」

なんの はなしを しているのでしょう。

魔女 「それで相談っていうのは? 舌の絡ませ方から×××のくわえ方、
     ××をした時の××××の入れ方まで、お姉さん何でも教えちゃうわよ?」

人魚姫 「あ…い、いや…そういうのじゃないんですけど……」

ほんとうは ちょっと きょうみが あるけど、いまは それどころでは ありません。
そういう ちしきが ひつように なるのは、おうじさまと むすばれた あとのはなしです。

にんぎょひめは これまでのことを まじょに はなしました。

魔女 「……なるほどね。愛する王子様の為に人間になりたいなんて、お姫様も可愛いじゃない。
     確かに魚の下半身じゃあ、人間と×××する時に不便ですものね」

まじょは、どうしても はなしを そっちへと もっていこうとします。さすがは あるく18きんです。
ですが、そうは いいながらも やはり かのじょは てんさいまじゅつしです。
たんごちょうのような かみを くちにくわえ じゅもんを となえると、
みるみるうちに にんぎょひめの おひれは にんげんの あしへと かわっていきます。
そして まじょは さいごに こう いいました。

魔女 「それじゃあ願いを叶えたご褒美として、お姫様の能力を封じさせてもらうわね」

人魚姫 「……へ? 声を奪うんじゃなくて?」

魔女 「だって、能力がお姫様にとっての一番のアイデンティティでしょ? 声じゃなくて」

人魚姫 「いや…まぁ…そうですけど……」

こうして にんげんのあしと ひきかえに、にんぎょひめは こえ ではなく のうりょくを うばわれてしまいました。
そして その ほうほうとは、

魔女 「キャパシティダウン、スイッチオン! これでお姫様は、感電プレイができなくなっちゃったわね」

人魚姫 「……………」

いがいと かがくてきな ほうほうでした。 


にんげんに なった にんぎょひめは、もういちど いとしの おうじさまに あうべく、
かれの すむ おしろへと やってきました。

人魚姫 「たのもー!!」

どうじょうやぶりの ような あいさつを すると、ふたりの もんばんが やってきました。

門番A 「誰じゃん?」

もんばんAは みどりいろの ジャージを きた じょせいでした。
もんばんと いうよりは、けいびいん といった かんじです。アンチな スキルです。
そして おっぱい でした。

人魚姫 「えっと…王子に用があって来たんですけど……」

門番A 「またじゃん? 王子に会いに来る女の子は、今月だけで9970人目じゃん!
      しかも皆、同じ顔ってどういうことじゃんよー」

どうやら おうじさまは とても おモテに なられあそばされるようです。しねばいいのに。
にんぎょひめと おなじかおを もつ 9969にんの おんなのこの ことは、あえて スルー しましょう。

人魚姫 「やっぱり…ダメですかね?」

門番A 「いや、通っていいじゃん」

にんぎょひめは あっさりと もんを くぐれました。このしろの セキュリティに ぎもんが のこります。

門番B 「その辺は抜かりないわ。ざっと透視した感じ、怪しい物は持ってないみたいだから」

もんばんBは セミロングヘアに メガネを かけた じょせいで、レベル3の とうしのうりょくしゃ でした。
もんばんと いうよりは ふうきいいん といった かんじです。ジャッジで メントです。
そして おっぱい でした。

もんばんたちに あんないされ、むっぱいな にんぎょひめは おうじさまの へやへと とおされました。

人魚姫 「誰が無ッパイよ!!! ちったぁあるわああぁぁ!!!」

王子 「え、え~と……ワタクシにどのような御用があるのでせう…?」

とつぜん へやに やってきて、わけの わからんことを さけぶ みしらぬ じょせいに、おうじさまも ドンびきです。

人魚姫 「あっ!? あ、えと…こ、ここで働きたいんだけど……」

王子 「あぁなんだ、ウチでバイトする人か。いいよ。つっても、あんまり給料よくねーけどな。ウチ貧乏だから」

こうして にんぎょひめは、はれて おうじさまの ちかくで はたらくことを ゆるされたのです。

ちなみに、おしろ なのに びんぼうとは これいかに。
じつは このおしろには、かんぜんきおくのうりょくしゃの めしつかいが いるのですが、
めしつかいとは なばかりで、めしをつかう のではなく、めしをくらう のが もっぱら そのこの しごとでした。
おかげで おしろの エンゲルけいすうは、どえらい ことに なっていたのです。
ですが かのじょの あたまのなかには 10まん3000さつの まどうしょがあり むげに することも できず、
さらに そのこを ごえいする、タバコを くわえた あかげの しんぷの そんざいが、
やっかいさに わをかけて いたのでした。
ながながと せつめいした このせってい。こんご いっさい、ものがたりに かんけい ないので あしからず。

人魚姫 「じゃあいらないわよ!!!」 



にんぎょひめが はたらいていると、おしろの なかで あのときの わかいむすめを はっけんしました。
どうやら かのじょも、あのいっけんいらい おしろに つかえて いるようです。
むすめは なにやら だれかと おはなしを しているようです。

若い娘 「で、ですから、やや、やっぱりやめましょうよ!」

天の声 『これはチャンスなのよ!! それとも五和は、上条当麻と結ばれたくないのか!?』

若い娘 「でで、でも何だか漁夫の利を得るみたいで気が引けて……」

天の声 『何言ってんのよ! 元々王子と最終的に結ばれるのは五和の役どころなのよ!
      だからこれは、ストーリー上必要なことであって、五和が気にすることは何もないのよな!!』

若い娘 「ストーリー上……そ、そうですよね!! わわわ私! 頑張ります!!」

天の声 『ん! その意気なのよ!』

メタはつげん れんぱつの かいわ でしたが、にんぎょひめは とんでもないことを きいてしまいました。
このままでは、おうじと あのむすめが けっこん してしまいます。なんとか しなくては なりません。
と、そのときです。
おしろの へいしが むすめの ところに やってきました。

兵士 「娘よ、王子がお呼びである。大至急来てほしいとのことであるが、よろしいか?」

若い娘 「だだだだだ大丈夫です!!!!!」

ついに きました。おうじさまの プロポーズです。
このままでは バッドエンド ちょっこうです。
こえが だせず ごかいを とけなかった にんぎょひめが、さいしゅうてきに あわとなって きえる。
それが ほんらいの にんぎょひめです。

ですが、ここからが この にんぎょひめの ぎゃくてんげきです。

若い娘 「お、おおお、王子様!!! おは、お話とはなな何でしょうか!!?」

王子 「実は…ずっと言えなかったんだけどさ……」

人魚姫 「ちょ~~~っと待ったああああああ!!!」

そう、この にんぎょひめは、こえを うばわれては いないのです。
つまり ごかいを とくことが できるのです。
さあ だいどんでんがえしを みせてやりましょう。

人魚姫 「アンタねぇ、ずっと勘違いしてるみたいだけど、アンタ助けたの私だからね!?」

王子 「………え? ええっ!!? そうなのか!?」

人魚姫 「そうよ! その子は、アンタを助けた時にたまたま近くにいただけ。そうでしょ?」

若い娘 「うぅ……そうです………すみません………」

王子 「そうだったのか……アンタが………」

おうじさまは にんぎょひめを みつめます。
そのひとみからは なにか かたい けついのようなものが みられました。

王子 「あの…さ。俺を助けてくれた人に言おうって決めてたことがあるんだけど……
     その……聞いてくれるか…? 俺の…気持ち……」

ですが そのときです。
おうじさまの みぎてが にんぎょひめの あしに ふれてしまいました。

イマジンブレイカー。

もんどうむようで いのうの ちからを うちけす そのみぎては、
とうぜん にんぎょひめに かかった まほうも とかしてしまいます。
そして それは こいの おわりを いみ するものでした――― 



にんぎょひめの あしは、さかなの おひれへと かわって……いや、もとに もどってしまいました。

王子 「!!! 人魚……だったのか………」

人魚姫 「………あ~あ、ばれちゃったらしょうがないわね。そうよ。私は人魚の王国の6番目の姫。
      ま、それなりに楽しかったけど、私のことは忘れてちょうだい。私もアンタのことは忘れるから」

にんぎょと にんげんが むすばれることは ありません。
そして むすばれなければ にんぎょひめは あわと なって きえてしまいます。
やはり ひげきを まのがれることは できないのでしょうか……

ですが めに なみだを ためて、せいいっぱいの つよがりを いう にんぎょひめを みて
おうじさまは かたく こぶしを にぎります。

王子 「…忘れろってなんだよ……忘れられる訳ないだろっ!!!」

人魚姫 「でも! 見て分かるでしょ!? 私は人魚でアンタは人間!! どうしようもないじゃない!!!
      アンタの…気持ちはうれしいよ……でも…でもさ―――」

王子 「関係あるか!!!」

さあ ここからは、フラグメイカーである おうじさま おとくいの おせっきょうタイムです。

王子 「人魚と人間だから何だってんだ!! 俺は俺だしアンタはアンタだろ!?
     ただ生まれた場所が違うってだけじゃねーか! 現に俺たちは今、同じ場所に立ってんだろ!
     そりゃ全てを分かり合おうなんて無理だろうさ。でもそんなのは人間同士だろうが同じだ!
     人間と人魚が特別なんじゃない、どこにでもある当たり前のことなんだよ!
     そんなくだらねぇことで、俺のアンタへの想いまで否定させねぇ!!
     それでもアンタが勝手に諦めるってんなら……

     俺はその幻想をぶち殺す!!」

人魚姫 「!!!!!」

にんぎょひめは かおを まっかにして、はりさけそうな しんぞうを おさえました。
もう ふたりを はばむ ものは なにも ありません。
おうしさまは じぶんの きもちを つたえるため、ゆっくりと くちを ひらきました。

王子 「聞いてくれよ…俺の気持ち……」

にんぎょひめは むごんで うなづきました。こえに だしたら きぜつ してしまいそうで。

王子 「まずは……その…ありがとな。アンタがいなけりゃ俺は死んでたかもしれない。
     それで…肝心の…話なんだけど………








     褒美は何がいい?」

人魚姫 「……………………は?」

王子 「だから褒美だよ。俺を助けてくれた褒美。まぁ、さっきも言ったけどウチ財政難だから、大したモンは出せないけど……
     人魚の好物ってーと、やっぱキュウリか? あ、いやそれは河童だったっけ?」

人魚姫 「………ちょろっと待って……じゃあ何? アンタの気持ちって……」

王子 「そりゃ感謝してるよ。今ありがとうっつったろ?」

人魚姫 「………プロポーズは……?」

王子 「??? 何のこっちゃ分からんが…」

人魚姫 「………………………」

おうじさまは フラグメイカー であるとどうじに フラグブレイカー でもあったのです。
にんぎょひめが おもいえがいていた 「おうじさまと けっこんして ハッピーエンド になる」 という げんそうを
よこくどおり みごとに ぶちころして くれました。

にんぎょひめの あたまから バチバチと ひばなが はじけとびます。
おきづきとは おもいますが、いちおう いいます。オチです。

人魚姫 「な・ん・じゃ・そ・りゃ~~~~~!!!!!!!!!
      ラストのシリアス返せゴルァァァ!!!!!」

王子 「ぇぇぇええええ!!?
     てか能力封じられてんじゃなかったっけ!? キャパシティダウンどうしたんだよ!!!」

人魚姫 「んなモン、電源切りゃいいだけでしょうが!!!」

王子 「ぇぇぇええええ!!?
     ひっでぇ、何だよそれ!!! やりたい放題かよ!!!
     てかマジでやめて!!! そんな何本もの電撃の槍、王子さんの右手一本じゃ防ぎきれませんのことよ!!
     死んじゃう!!! 俺死んじゃうから!!!!!」

人魚姫 「何回も言ってんでしょ!!! 一・遍・死ねえええええ!!!」

王子 「ギャー!! 結局これかよ!!! 不幸~だぁ~!!!!!」

こうして おうじさまは またもや おいかけられる はめに なったのでした。
めでたしめでたし。 



        CAST



人魚姫           御坂美琴

王子             上条当麻


人魚サイド

王様            ロベルト=カッツェ
長女            オルソラ=アクィナス
次女            神裂火織
三女            雲川芹亜
四女            吹寄制理
五女            風斬氷華
魔女            オリアナ=トムソン

海の生き物役の     シェリー=クロムウェル   ルチア   アンジェレネ
エキストラの        エリザード   リメリア   キャーリサ   ヴァリアン
みなさん          騎士団長   サーシャ=クロイツェフ   ワシリーサ
               レッサー   ベイロープ   フロリス   ランシス
               レイヴィニア=バードウェイ   パトリシア=バードウェイ
               マーク=スペース   ショチトル   トチトリ
               フィアンマ   オッレルス   シルビア
               その他 魔術サイドのみなさん

人間サイド

若い娘           五和
門番A           黄泉川愛穂
門番B           固法美偉
召使い           インデックス
召使いの護衛       ステイル=マグヌス
天の声           建宮斎字
兵士            ウィリアム=オルウェル

人魚姫と同じ顔の    ミサカ10032号~ミサカ20000号
女の子たち

誕生日パーティー    土御門元春   青髪ピアス   姫神秋沙   月詠小萌
でのエキストラの     白井黒子   婚后光子   食蜂操折   寮監
みなさん          初春飾利   佐天涙子   春上衿衣   木山春生
               服部半蔵   郭   土御門舞夏   雲川鞠亜   削板軍覇
               一方通行   打ち止め   番外個体   海原光貴   結標淡希
               麦野沈利   滝壺理后   絹旗最愛   フレメア=セイヴェルン
               その他 科学サイドのみなさん


アドリア海の女王

製作総指揮        ビアージオ=ブゾーニ
製作協力          ヴェント
動力源           アニェーゼ=サンクティス


挿入歌           「only my railgun」


雑用全般          浜面仕上
便所掃除          テッラ


企画・脚本・監督     アレイスター=クロウリー
助監督           ローラ=スチュアート   エイワス


製作            上琴推進委員会 






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