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【デルタフォース】クラスの3バカの日常/7-29 - (2010/01/24 (日) 20:37:41) のソース

 主賓一行が東京を満喫してる頃、パーティー会場の方はというと、

「パーティー会場の方はもう完成のようね。会場を替えたから間に合わないかと思ったけど」
「ええ。まさか建宮が私の部下達を呼び寄せてくれていたとは思いもしませんでした」

 初春と神裂が建宮を迎えに行っていた頃、建宮は助っ人として今こちらに来れる天草式十字凄教のメンバーを呼び寄せていたのだ。
 その手際の良さに感心した初春に建宮が手を握りそうになったが神裂に止められたのはご愛嬌。
 残るのは料理、一方通行&青ピ&浜面に着せるコスプレ衣装、それとゲームの案くらいのもの。

「料理の方は火織ちゃんのお陰で無事に終わりそうね。色々な国の人がいるからバリエーション増やすのは大変だったけど」
「でも美鈴さん的には作り甲斐はあったでしょ? それに火織さんも楽しそうでしたし~」
「ええ、まあ(火織と名前で呼ばれるのはどうにも照れくさいですね……)」

 料理の方は神裂、美鈴、詩菜の力で無事に終わりそうなのだが問題は残りの二つだったりする。

「何やってるんですか建宮さん! あれだけ大見得切っておいてまだ3人決まってないなんて!」
「仕方ないのよ! ぶっちゃけ男のコスプレを選ぶなんて初めてなのよな! やる気湧かないのよ!」
「超役に立たないですね、この超おっさん。まあ浜面だったら超知り合いですし、案が超無いこともないですけど」

 絹旗が出した浜面のコスプレの案を受け入れた初春、佐天、建宮だが、まだ二人残ってると思うと気が滅入る。
 そこへ更に追い討ちをかけるようにゲームの案を考えようとしたのだが初春の一声。


「ゲームですけど私達がやるんじゃなくて主賓の五組で誰が一番ラブラブかを競ってもらう形でいいですよね?」


「それでいいんじゃない? 何か御坂さん達が白熱しそうだし」
「私も超賛成です。これなら後は何をするかを超決めるだけですから難しくなさそうです」
と、言うことに。

「さすが我が愛しの飾利姫! うむ! この気持ちを今度こそ我が抱擁にて伝えるのよな!」

 その後、建宮は佐天の金的&絹旗の『窒素装甲』でのボディーブロー&神裂の七閃を喰らう羽目に。
 この流れ、実は何度もあったので最初は天草式メンバーも驚いていたが今は冷めた目でその光景を眺める程度の反応しかしない。

「あらら、斎字君も飽きないわねー。ま、飾利ちゃんが元気なのはいいことだけど。ところで詩菜さん、誰にメールしてるの?」
「当麻さんと美琴さんに。私もあの3人を娘みたいに思ってるから。」 

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当麻さんに妹が出来ましたよ

メールはこの一文のみ。

「なななななな、美琴の親のみならず家の親まで。そんなに付き合い始めたのが嬉しかったのか!?」

「どうしたンだァ?」

「いやいやなんでもないでせうよ」

「にゃー。じゃあ携帯をみせるにゃ」

「ちょっとまてぇぇぇええええええ」

上条の抵抗もむなしく土御門と一方通行に抑えられて青ピに携帯をとられた。

「これはおめでたいことやん」

「両家の親も二人を祝福するために頑張ったってかァ」

「だったらせっかくだし玩具買っていこうぜ」

絶妙なタイミングで余計な提案をする浜面。

「それはいい案だぜい」

「あのー。ちょっと待って欲しいんですが」

「なに買うんや?」

「決まってるぜい。ここは秋葉原だにゃ」

土御門が買おうとしたのは... 

「じゃーん!!メイドごっこセットだぜい!!」
「「「「却下!!!」」」」

「にゃ!?にゃぜに!?こんな素晴らしい時代の象徴を新しく生まれる命に引き継いであげようとは思わないのかにゃーっ!!??」
「それのどこが『素晴らしい時代の象徴』なんだ?」

「つっちーさすがにそれはあかんで。やっぱりここは……」

そう言って青ピが指さしたものは……

「ナースさんごっこセットやでー!!」
「「「どこがどう違うんだ!!??」」」

「な、なんやて!?天と地ほどの違いが有りまんがな!!」
「教育上よろしくねェのは共通だろォが!!」

「なあ、ここは女性陣の考えを聞いた方がいいんじゃねえか?」
「おっ、浜面いいこと言うじゃねえか。」

上条はケータイを取り出す。 
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