「すごいだろ?この学校、超能力者が3人もいるんだぜ」
「いや、上条。4人だ。さっき購買に麦野がいた」
「まじか。それじゃあ来年はたぶん5人なるだろうな」
「すごい!でもどうして来年のことがわかるの?」
「まぁ、いろいろと事情が。そいつのことはまた今度教えてやる。よし、まずアクセラの能力だな。実際見たほうがわかりやすいかな?」
「わかった。でもどうやって?一方通行君、杖ついてるよ、大丈夫なの?」
「大丈夫だァ、能力使用するときになったら必要ねェから」
「そういうことだ。おい、みんな、アクセラから距離をとれ。」
「いや、上条。4人だ。さっき購買に麦野がいた」
「まじか。それじゃあ来年はたぶん5人なるだろうな」
「すごい!でもどうして来年のことがわかるの?」
「まぁ、いろいろと事情が。そいつのことはまた今度教えてやる。よし、まずアクセラの能力だな。実際見たほうがわかりやすいかな?」
「わかった。でもどうやって?一方通行君、杖ついてるよ、大丈夫なの?」
「大丈夫だァ、能力使用するときになったら必要ねェから」
「そういうことだ。おい、みんな、アクセラから距離をとれ。」
上条がそういうとみんな一方通行のまわりから離れていった。
「よし、みんな離れたな。翔太、アクセラに向かって一帯を吹っ飛ばすくらいの威力で能力を使え」
「ええ!?そんなことしたら危ないよ!」
「大丈夫。仮にも第一位だからな、心配するなって」
「わかった・・・じゃあ、行くよ!」
「よォし、来い!」
「ええ!?そんなことしたら危ないよ!」
「大丈夫。仮にも第一位だからな、心配するなって」
「わかった・・・じゃあ、行くよ!」
「よォし、来い!」
そういって翔太は能力を使って一方通行が居る所とその周りをふっとばした
炎が燃えさかる中、一方通行が何気ない顔で歩いて来てその姿を見た翔太は
「すごい!僕の炎をものともしてない、これが第一位の力なんだ!」
「当たり前だぜ!アクセラには核さえ効かないんだからにゃー」
「え?核も?」
「確かにそーだが・・・試したことはないからなァ、理論上効かないってだけだァ(核に近い惨状の中も平気で歩けたしなァ、可能かもなァ。まァこれは特秘事項だから言えねェがな)」
「それでもすごいよ!第一位の力を間近で見られるなんて思ってもいなかったし、絶大な力を完全制御する事が普通に出来るなんて尊敬しちゃうなあ!」
「当たり前だぜ!アクセラには核さえ効かないんだからにゃー」
「え?核も?」
「確かにそーだが・・・試したことはないからなァ、理論上効かないってだけだァ(核に近い惨状の中も平気で歩けたしなァ、可能かもなァ。まァこれは特秘事項だから言えねェがな)」
「それでもすごいよ!第一位の力を間近で見られるなんて思ってもいなかったし、絶大な力を完全制御する事が普通に出来るなんて尊敬しちゃうなあ!」
それを聴いた一方通行は顔が赤くなってしまった。
それもそのはず彼は直に尊敬の念がこもった賛辞を受けたことがないのだから。
そんな顔を見た結標と土御門はニヤつきながら
それもそのはず彼は直に尊敬の念がこもった賛辞を受けたことがないのだから。
そんな顔を見た結標と土御門はニヤつきながら
「ちょっと、一方通行のそんな顔・・・一緒の仕事をしている時は想像できなかったんだけど!」
「にゃー確かにそうだぜい!まさか打ち止め以外の言葉でそんな顔するとは思わなかったにゃー!」
「にゃー確かにそうだぜい!まさか打ち止め以外の言葉でそんな顔するとは思わなかったにゃー!」
同僚の二人にからかわれた一方通行の出した返答は
「うるっせいぞォ!二人ともあの炎の中に投げ飛ばしてやろうかァ」
「ちょ、それだけは勘弁して!」
「ワイも遠慮するぜ!」
「だったらこれ以上の詮索は無しだァ!海原にも言うんじゃねェぞォ!」
「「はい」」
「ちょ、それだけは勘弁して!」
「ワイも遠慮するぜ!」
「だったらこれ以上の詮索は無しだァ!海原にも言うんじゃねェぞォ!」
「「はい」」
なおも翔太の尊敬の眼差しを受けている一方通行にやきもちを焼いた結標は、すぐさま翔太を自分の胸へと引き寄せる。
ちなみに翔太の熾した炎はすでに彼自身の手で消されている、訓練でこれくらいは出来るように成長している翔太だった。
ちなみに翔太の熾した炎はすでに彼自身の手で消されている、訓練でこれくらいは出来るように成長している翔太だった。
「ダメよ翔太。あのバカを尊敬とかするのは。あいつはね、小学生の女の子にしか好きになれない真性のぺドなんだから」
「人聞きの悪いこと言うンじゃねぇえええええええええっ! 俺は打ち止めにしか女の魅力を感じねェだけだァああああああっ!! こンの真性ショタがァ!」
「だからそれが同じ意味ってことでしょ! あの子って小学生じゃない! って誰が真性ショタよ! 訂正しなさい今すぐ!!」
「だったら先にそっちが訂正しろォ! 真性のぺドだとかふざけたこと抜かしてンじゃねェ!」
「人聞きの悪いこと言うンじゃねぇえええええええええっ! 俺は打ち止めにしか女の魅力を感じねェだけだァああああああっ!! こンの真性ショタがァ!」
「だからそれが同じ意味ってことでしょ! あの子って小学生じゃない! って誰が真性ショタよ! 訂正しなさい今すぐ!!」
「だったら先にそっちが訂正しろォ! 真性のぺドだとかふざけたこと抜かしてンじゃねェ!」
一方通行と結標の口喧嘩をオロオロしながら聞いていた翔太、何気に一方通行への尊敬の念は少しだけ消えていた。
口喧嘩をしている二人、というか結標から抜け出した翔太は当麻の能力へと気持ちを切り替えた。
口喧嘩をしている二人、というか結標から抜け出した翔太は当麻の能力へと気持ちを切り替えた。
「そういえば上条くんの能力って体育の時間で僕が打ったボールに纏った炎を消したアレのこと?」
「ああ、そういえば見せたっけ。でもやっぱりもっと分かりやすいのを見せたいけど土御門、白雪と」
「ふざけるなよカミやん。いくら月夜がレベル5第五位の【絶対零度(アブソリュートゼロ)】でもお前と戦わせるなんて認めるわけねぇだろ」
「ああ、そういえば見せたっけ。でもやっぱりもっと分かりやすいのを見せたいけど土御門、白雪と」
「ふざけるなよカミやん。いくら月夜がレベル5第五位の【絶対零度(アブソリュートゼロ)】でもお前と戦わせるなんて認めるわけねぇだろ」
土御門は知らないが翔太は転校初日の特訓で月夜の能力は既に見ていたりするが、能力名とレベルに関してはとても驚いていた。
一方の当麻は、月夜辺りが自分の【幻想殺し】の証明にはうってつけの相手だっただけにどう証明しようか迷っていたが、
一方の当麻は、月夜辺りが自分の【幻想殺し】の証明にはうってつけの相手だっただけにどう証明しようか迷っていたが、
「かみじょう、そんなにしょうたに自分の能力を見せたいならちょうどいい相手がこっちに向かってる。多分、目的ははまづら」
「え~っと滝壺さん? 浜面が目的でこっちに向かってるってことはもしかして……」
「うん、むぎの。大丈夫、かみじょうならむぎのと戦っても勝てるから」
「え~っと滝壺さん? 浜面が目的でこっちに向かってるってことはもしかして……」
「うん、むぎの。大丈夫、かみじょうならむぎのと戦っても勝てるから」
滝壺の報告というかアイディアを聞き、麦野相手に【幻想殺し】を証明するのかと思うと気が重くなった。
そして麦野の姿を視界に捉えた当麻、みんなを避難させるように促すと臨戦態勢をとる。
かくして当麻VS麦野の戦い(?)の幕が切って落とされるのだった。
そして麦野の姿を視界に捉えた当麻、みんなを避難させるように促すと臨戦態勢をとる。
かくして当麻VS麦野の戦い(?)の幕が切って落とされるのだった。
「おーい、ちょっと麦野さん、頼みごとが・・・」
「ああ?なんだ幻想殺しか、今ちょっと私、浜面をつかまえなくちゃなんなくてね、後にしてくれ」
「いや、その左手にバチバチいってるものを俺に振りおろしてくれるだけでいいから。後は浜面をいくらでもやるから」
「おい!?上条、テメェ!」
「あーあ、聞こえない。ということでさっさとやってくれ」
「わかった、その交換条件ならやってやる。はーまづらぁ、待ってね♪」
「うげぇ・・・上条、覚えていやがれ」
「じゃあ、いくぞ」
「ああ?なんだ幻想殺しか、今ちょっと私、浜面をつかまえなくちゃなんなくてね、後にしてくれ」
「いや、その左手にバチバチいってるものを俺に振りおろしてくれるだけでいいから。後は浜面をいくらでもやるから」
「おい!?上条、テメェ!」
「あーあ、聞こえない。ということでさっさとやってくれ」
「わかった、その交換条件ならやってやる。はーまづらぁ、待ってね♪」
「うげぇ・・・上条、覚えていやがれ」
「じゃあ、いくぞ」
麦野はそういってアームを振り下ろし、上条はそれを打ち消した。
「ちっ、テメェもあいつ(真夜)と同じくらいの化け物じゃねぇか。さてと、はーまづらぁ♪ちゃーんとわたしの相手しろー♪」
そして、浜面は「上条ォォォおおおお!!」と叫びながら逃げていき、その後ろを麦野と滝壷が追いかけていった。
(あっぶねぇ。やっぱり威力がたけぇなぁ、あれ。まだ手がジンジンしやがる)
上条がそんなことを考えているところを翔太が尊敬の眼差しで見つめていた