小ネタ 手帳のゲコ太シール
佐天「ごめん、今週の土曜は無理だ。あけみ達と服買いに行く約束しててさ」
美琴「そうなると日曜かしら?」
黒子「申し訳ございませんが、今週の日曜日はわたくしと初春はジャッジメントの仕事がございますの」
初春「となると来週ですね。随分先になっちゃいますが」
美琴「来週かぁ。え~っと……うん、来週は日曜なら大丈夫」
黒子「わたくしも再来週の日曜日なら問題ありませんの」
佐天「あたしも大丈夫です」
初春「そういえば御坂さん、PDA持ってましたよね? そっちに予定入れないんですか?」
黒子「ゲコ太の手帳だからですの。まったく、いつまでもゲコ太、ゲコ太と」
美琴「い、いいじゃない。ゲコ太可愛いんだし」
佐天「御坂さん、昨日のこのゲコ太のシールはなんですか?」
美琴「えっ!?」
初春「ホントだ。御坂さん、ゲコ太のシールだらけじゃないですか」
黒子「ふんっ。どうせ類人猿とのデートの予定とかですの」
美琴「そ、そうなのよ! あはははは」
佐天「でも明日以降一つも貼ってないですよ?」
初春「日によってシールの数も違いますね。先週の日曜日なんて五つも貼ってありますし」
美琴「こ、これはその、5時間一緒にいれたってことで記録してるのよ」
佐天「へぇ~。じゃあ昨日は1時間しか一緒にいれなかったんですか」
美琴「放課後だけだからね」
黒子「それならば、わたくしならもっとゲコ太シールが付きますの」
初春「てっきりキスした回数かと思っちゃいましたよ」
美琴・黒子・佐天「……、」
美琴「ち、違うからね! 本当に違うんだから!」
佐天「え~っと、ごちそうさまです」
白井「ふっふっふ、あの類人猿がァァああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
終わり