小ネタ 上条さんと美琴が二人っきりになりました。
上条「本当に良いのか?」
美琴「……良いって言ってんでしょ。この美琴さんに二言はないわよ」
上条「とか何とか言いながら、震えてんじゃねーか。怖いなら怖いって言えよ」
美琴「こっ、怖くないわよ!
上条「…………良いんだな?」
美琴「……痛くしないでね」
上条「…………」
美琴「優しく……して?」
上条「善処する。じゃ、その……触るぞ?」
美琴「う、うん………ひゃっ!? いきなり?」
上条「こら、動くな」
美琴「だ、だって……」
上条「それにしても薄いな。もうちょっと厚みがあった方がいいと俺は思うんだが」
美琴「そんなこと急に言われたって………あっ」
上条「女の子の爪切りって初めてやるんだけど、ホント爪が薄いな。ちょっと力入れただけで割れそうだし、深爪しそうでおっかねーよ」
美琴「これが終わったら、次は爪磨きよ。手伝ってくれるわよね?」
上条「はいはい。………女の子と二人っきりだというのに、なんか不幸だ……」