小ネタ とあるカップルのゆる~い会話
当麻 「なぁ、せっかく付き合ってるんだから…その……呼び方とか変えてみないか?
例えば美琴だから、み、“みーちゃん”…とか」
美琴 「えっ!? じゃ、じゃあ私は当麻の事、と、と、“とーちゃん”って呼ぶわね///」
当麻 「うん、ごめん。 今のは無かったことにしよう」
当麻 「そういえば、浜面と滝壺も今日デートだってさ」
美琴 「へぇ~…そうなんだ」
当麻 「しかもは浜面のヤツ、麦野からは買い物、絹旗からは映画に誘われてて、フレメアもついて行くって聞かないらしい」
美琴 「あらら……」
当麻 「………アイツってモテるよな」
美琴 「アンタが言うな」
美琴 「はい、はい、是非お願いします! あ、はい、それでは ……ふぅ」
当麻 「電話、誰からだったんだ?」
美琴 「ビバリー=シースルーって映画監督。 今度の映画の試写会に来ないかってさ」
当麻 「監督本人からかよ! お前の交友関係すごいな!」
美琴 「そんな事ないわよ」
当麻 「っと、俺も電話だ」
美琴 「誰から?」
当麻 「イギリスのエリザード女王」
美琴 「アンタのがすごいわよ!!」
美琴 「とうま、とうま! お腹が空いたんだよ!」
当麻 「おー! 似てる似てる!」
美琴 「次はアンタの番ね」
当麻 「えーと、じゃあ……片手間で満足させられるほど、お姉さんは感じやすくはないわよ?」
美琴 「キショク悪っ!! あと私その人知らないし!」
美琴 「この前、親戚のお姉さんの結婚式があったんだけどさ」
当麻 「へー、そりゃおめでたいな」
美琴 「ウェディングドレス、すごく綺麗だった」
当麻 「まぁ、人生で一番綺麗な瞬間ってよく聞くよな」
美琴 「私も…その……いつかはき、着てみたいな~ なんて///」
当麻 「着させてもらえばよかったじゃねぇか。 もう結婚式終わって、その人も着ることないんだろ?」
美琴 「………やっぱり付き合ってても、アンタはアンタよね………」
当麻 「?」
当麻 「あー…ヤバイ…… 次の期末で赤点取ると、マジで留年かも……」
美琴 「それはそれでいいんじゃない?」
当麻 「いやいやいや!! どう考えてもよくはねぇだろ!!」
美琴 「だって、二回留年すれば、私たち同級生になれるわよ?」
当麻 「あっ、なるほどねって、納得するか!!」
美琴 「ねぇ、あの子と同居してからどれくらい経つの?」
当麻 「インデックスか? 記憶なくしたときにはすでにいたから、結構長いな」
美琴 「ふ~ん……」
当麻 「あっ!いやアレですよ!? インデックスは妹みたいなモンで、決してやましいことは……」
美琴 「分かってるわよ! 分かってるけど羨ましいの! 私もアンタと一緒に住みたい!!
…ってわけで今日からアンタの寮で暮らしていい?」
当麻 「無茶言うなよ……」
美琴 「あっ! じゃあアンタがウチの寮に来るってのは!?」
当麻 「もっと無茶言うなよ!」
当麻 「今日の夕飯どうすっかな……」
美琴 「そうだ! たまには私が、ご飯作りに行ってあげようか!?」
当麻 「マジか!? 助かる! 常盤台っぽいオシャレなの頼むな!!」
美琴 「オシャレなのって…具体的には?」
当麻 「えっ!? だ、だから例えば……ビーフ…スト、ストロガ…ノフとか、あとはその…ズ、ズッキーニ…とか?」
美琴 「うん…ズッキーニは食材だけどね」
当麻 「そういえばこの前電話でさ、母さんに美琴と付き合ってるって言ったんだよ。
そしたら、今度帰ってきたらお隣さんとお祝いするって。 ったく、大げさなんだよな」
美琴 「えっ!?アンタんとこも!? ウチも同じこと言われた! お隣さんとパーティーだって!」
当麻 「……何でお隣さんと?」
美琴 「……さぁ?」
当麻 「美琴はさ、え~と…俺のどこが好きなんだ?」
美琴 「な、何よ急に///」
当麻 「いや、俺って今までモテたことが無いから、気になるっていうか……」
美琴 「へー、モテタコトガナインダー」
当麻 「何で急にカタコト!?」
美琴 「べっつにー? う~ん好きなとこか……語りつくすと10時間くらいかかるけど、それでもいい?」
当麻 「あっ、じゃあ別にいいッス」
美琴 「…逆にアンタはどうなのよ」
当麻 「どうって?」
美琴 「だ、だから……アンタは私の…ど、どこが、すす好きなのよ!!!」
当麻 「んー………全部」
美琴 「…そんなのずるい///」