とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

19-926

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

小ネタ 異教のサルでもわかるツンデレ語講座




こんばんわ。
異教のサルでもわかるツンデレ語講座の時間です。
本日は学園都市でも一位、二位を争うツンデレさん、御坂美琴さんを例に見ていきましょう。
まずは日常的な会話から。

美琴 「ちょっとアンタ! 待ちなさいよ!」
上条 「ん?美琴か。 どうしたんだ?こんな所で」
美琴 「散歩してたらたまたまアンタがいたのよ。 それよりアンタこそどこ行くのよ」
上条 「俺はそこのスーパーまで買い物だけど」
美琴 「ふ~ん……あっ!そう言えば私も買いたい物があったっけ!」
上条 「…常盤台のお嬢様が、庶民的なスーパーに何買いに行くんだよ……」
美琴 「な、何でもいいでしょっ!!」
上条 「まぁいっか…… それじゃあ一緒に行くか? 俺もその方が助かるし」
美琴 「仕方ないわね。 ま、ついでだしね」

このままではただの友人同士の会話ですね。
ではツンデレ語を全て、標準語に直してみましょう。

美琴 「ちょっと待って!」
上条 「ん?美琴か。 どうしたんだ?こんな所で」
美琴 「アンタを探してたの! それより今からどこ行くの?」
上条 「俺はそこのスーパーまで買い物だけど」
美琴 「ふ~ん……ねぇ、私も一緒に行ってもいい?」
上条 「…常盤台のお嬢様が、庶民的なスーパーに何買いに行くんだよ……」
美琴 「アンタと一緒にいたいのよ! 察しなさいよ、この鈍感!」
上条 「まぁいっか…… それじゃあ一緒に行くか? 俺もその方が助かるし」
美琴 「やった!! アンタとぷちデート~♪」

このように、標準語に直しただけで大分恋人らしい会話になりましたね。
では次はハプニングに遭遇した時の会話を見てみましょう。

美琴 「ア・ン・タ・は……白昼堂々また別の女に抱きついて何やっとんじゃコンチクショオォォォォ!!!」
上条 「いやいやいや! 壮大に誤解してんぞ!!」
美琴 「何が誤解よ!! 一目瞭然じゃない!!」
上条 「いや、だからな!? この人のヒールが折れて倒れそうになった所を、俺が支えただけであって……」
美琴 「だったらとっとと離れなさいよこの馬鹿ぁぁぁぁ!!!」
上条 「そ、そう言やそうだな… えっと、大丈夫でしたか?」
女性 「は、はい…あの……ありがとうございました……///」
美琴 「……何であの人、顔が赤くなってたのかしら…?」
上条 「ん?何か言ったか…って!何か知らんけど美琴さんが帯電していらっしゃる!?」
美琴 「一回死んでこいやクソバカァァァァ!!!」

これもよく見かける光景ですね。
ではさっそく標準語に直してみましょう。

美琴 「ア・ン・タ・は……何でまた私以外の女の人とイチャイチャしてんのよ!!」
上条 「いやいやいや! 壮大に誤解してんぞ!!」
美琴 「じゃあ何よ! ちゃんと説明してくれないと許さないから!!」
上条 「いや、だからな!? この人のヒールが折れて倒れそうになった所を、俺が支えただけであって……」
美琴 「だったらもう離れていいでしょ!? 私だってこんな事してもらってないのに!!」
上条 「そ、そう言やそうだな… えっと、大丈夫でしたか?」
女性 「は、はい…あの……ありがとうございました……///」
美琴 「……こうやって次々とフラグを建ててる訳ね……」
上条 「ん?何か言ったか…って!何か知らんけど美琴さんがしていらっしゃる!?」
美琴 「も~~~~!!! アンタは私だけ見てればいいの!!!」

はい。非常にわかりやすくジェラシーが感じられる会話となりましたね。


続いては、入院中の彼のお見舞いに言った時の会話を見てみましょう。

美琴 「……アンタねぇ、何回入院すれば気が済む訳?」
上条 「ははは……返す言葉もございません……」
美琴 「それで…もう大丈夫なの? いや、私はともかく御坂妹【あの子】が心配しててさ……」
上条 「ああ、明日にでも退院できるってさ」
美琴 「へぇ…じゃあお見舞いの品もいらなかったかしら?」
上条 「なんだ、何か持ってきてくれたのか?」
美琴 「前にほら、クッキーは手作りの方がいいとか何とかゴチャゴチャ言ってたじゃない? だから……」
上条 「わざわざ作ってきてくれたのか!?」
美琴 「たまたまね!?たまたま学校の授業で作ったのよ!!
     けど私ダイエット中だし、捨てるの勿体無いし……」
上条 「そっか~…じゃあ、ありがたく頂く!」
美琴 「~~~~~!!! か、感謝しなさいよね!!」

これはこれでとても微笑ましいですね。授業で作ったと言うのがポイントです。
ではさっそく標準語に直して見ましょう。

美琴 「またこんな怪我して! もっと自分の体を大事にしなさいよ!!」
上条 「ははは……返す言葉もございません……」
美琴 「すっっっごく心配したんだから!! ……それで、具合はどうなの?」
上条 「ああ、明日にでも退院できるってさ」
美琴 「よかった~~~…… あっ、そうだ。これお見舞い」
上条 「なんだ、何か持ってきてくれたのか?」
美琴 「前に手作りのクッキーが食べたいって言ってたじゃない? 本当は前に一回作ったんだけど、
     その時は恥ずかしくて渡せなかったから……」
上条 「わざわざ作ってきてくれたのか!?」
美琴 「だって……少しでも元気になってもらいたかったんだもん……」
上条 「そっか~…じゃあ、ありがたく頂く!」
美琴 「えへへへへ…またいつでも作ってあげるね」

とても甘い空間になりましたね。
それでは最後はいつもの様に、普段使っている言葉を、いくつかツンデレ語に訳してみましょう。

「私の事に気付いて」⇒「無視すんなやこらーっ!!」
「一緒に遊びたいな」⇒「勝負しなさいよ勝負」
「今日はデートだね」⇒「罰ゲームよ!」
「心配してくれてありがとう」⇒「心配してくれなくても。私の能力があれば、どうにでも、できるんだから……」
「幸せー」⇒「ふにゃー」

よかったら皆さんも使ってみてくださいね。
今週の、異教のサルでもわかるツンデレ語講座はここまで。
来週は一方通行さんを例に解説したいと思います。
それでは、またお会いしましょう。
来週も見て欲しいなんて、思ってないんだからねっ!?







ウィキ募集バナー