「ここまで来れば大丈夫でしょう」
「そやな。つっちーも大変やなあ」
「あら?貴方にも起こりうることですわよ」
「す、すみまへん」
特に何をした訳でもないのに謝る青ピを楽しげに見ている白井だが、携帯がなって目を青ピからは外す。
「初春からですの。ちょっとここでお待ちしていてくださいな」
そう言って青ピから少し離れると電話に出る。
「もしもし。何かありましたの?」
『映画見ましたよー。白井さん良かったじゃないですか』
「映画?......ってあれを見たんですの!?」
『はい。キスシーンもバッチリでしたよ』
「/////////」
『それで本題なんですけど明日パーティーがあるんですけど白井さんはどうですか?』
「パーティー?どのような内容ですの?」
『秘密です。○○(青ピ)さんも誘っといてくださいね』
「まだ行くと言っていませんの」
『細かいことは後で連絡します。じゃあまた』
それだけ言うと初春は一方的に電話を切った。
その頃土月は...
「にゃー♪つ・き・よ♪」
「なあに?も・と・は・る~♪」
「愛してるぜい♪」
「私も♪」チュッ
「にゃー♪」
チュッ…
絶賛ラブラブ中でした…。
プルルル…プルルル…
「にゃあ?」
「私の携帯、白井さんからだ。」
『もしもし?』
「もしもーし」
『先程わたくしの友達からパーティーのお誘いがありまして。それのお誘いですの。』
「何のパーティー?」
『さあ?それがよくわかりませんの?それで予定の方は?』
「だって、元春どうする?」
「こっちはパーティー大歓迎だぜい♪」
「だって~」
『分かりましたの、それでは…。』
土月にも連絡を入れた白井は青ピのもとに戻る。
「おまたせしましたの。」「ええよええよ。ところでこの後どうすんの?」
「そうですわねえ。何かご希望でもありますの?」
「いやないけど。買い物以外だったら何でもええで~。」
「ハハハ。(ちょっと調子に乗りすぎましたの。)ではまあ遊園地に戻りますか?」
「ん、ええで~、そうしまひょ。」
同時刻。
「え~っと美鈴さん、パーティーってどこでやるんですか?」
初春は尋ねる。
美鈴 詩菜 初春の 3バカ?いや 愉快な恋愛応援団は精力的に活動していた。
尋ねられた美鈴は答える。
「それがまだ決まってないのよ。お披露目って言ったのにパパが婚約記念パーティーって張り切ってて」
「あらあら。旅掛さん的には張り切っちゃってる訳ですか」
「パパが何ヶ所か抑えたらしいけど...そこの少女!君に選択権をあげよう!!」
無意味に美鈴は溜めてから初春を指差す。
「それで候補は...」
1.わだつみ
静かにパーティーをやるならここ。麻黄などがいるあの宿である。
静かにパーティーをやるならここ。麻黄などがいるあの宿である。
2.ブルジュハリファー
世界一高いビル。ドバイにあるが超音速旅客機なら関係ないと思う。
世界一高いビル。ドバイにあるが超音速旅客機なら関係ないと思う。
3.常盤台中学食堂
超能力者の親という権力があればきっと借りれる。近いとこが良い。
超能力者の親という権力があればきっと借りれる。近いとこが良い。
4.御坂家
たぶん全員入る。美鈴と詩菜の料理が食べれる。
たぶん全員入る。美鈴と詩菜の料理が食べれる。
「って感じなんだけどどこが良い?」
初春はかなりの時間迷ってから答える。
「あの、4の御坂家でお願いします」
「私の家? てっきり常盤台中学を指定するとばかり思ってたけど。何か理由でもあるの?」
「常盤台は御坂さん達の仲を認めてない人や教師の方もいてパーティーが台無しになる予感がありますので」
「つまり飾利ちゃん的には本当の意味の邪魔が入らないように当麻さん達を祝ってあげたいってことなのね?」
詩菜に名前で呼ばれたことで照れながらも、初春は肯定の意を込めて頷いた。
すると美鈴が初春にこんなことを尋ねてきた。
「ねえ飾利ちゃん。どうしてあの二人の為にパーティーを開いて祝ってあげたいって思ったの?」
「えっ? そ、それはですね、わ、私が単にカップルを結婚まで持っていくことが好きというだけで……」
「本当に~?」
「本当に~?」
初春は美鈴に予想外の質問をされたことで慌ててしまい、上手く取り繕うことが出来なかった。
美鈴と詩菜の楽しげな視線に顔を赤くさせながらも、初春は自分の本心を口にする。
美鈴と詩菜の楽しげな視線に顔を赤くさせながらも、初春は自分の本心を口にする。
「いや~、あの~、その~」
「正直に言っちゃいなよ♪」「あらあら、言えない理由なのかしら。」
「正直に言っちゃいなよ♪」「あらあら、言えない理由なのかしら。」
この母親二人にかなうものはいない。
初春は本音を言う。
「この手のドンチャン騒ぎが好きなだけですスミマセン!!」
初春は叱られるかと思ったが…
「やっぱりね~。」「あらあら、女の子の好きな事って今も昔も変わらないんですねえ。」
「へっ?」
「じ~つ~は~」
「「わたしら(私たち)もそれでやってるの!」」
「えええ~っ!?」
どうもこの母親二人の行動原理は
①若さを保つ。
②楽しければよし!
①若さを保つ。
②楽しければよし!
のようで。
今回の行事については二人とも
①②両方かなえることのできる素晴らしいイベントと認識している。
今回の行事については二人とも
①②両方かなえることのできる素晴らしいイベントと認識している。
「んじゃ~御坂家でしようかね。と、なると必要なのは…」