くっついた
出会いの場。
それは例えば
教会での戦闘中だったり、
バス停だったり、
ハンバーガーショップだったり、
無人の大通りだったり、
ベランダだったりするわけだ。
そして、
それは例えば
教会での戦闘中だったり、
バス停だったり、
ハンバーガーショップだったり、
無人の大通りだったり、
ベランダだったりするわけだ。
そして、
「はぁ、いい天気だねぇ、暑いんですよバカ太陽」
ここ、ポンコツ自販機前でこの記憶をなくした少年と、
「ぎゃァァぁあああああああああああああああ」
あの絶望を背負っていた少女は出会った。
「ん、御坂?」
上条当麻が叫び声の方に顔を向けると、
御坂美琴がすごい勢いで 飛んで きた。
「ゴフッ!!!」
美琴はそのまま上条に衝突。
勢いを殺せなかった上条は押し倒されるように自販機に衝突した。
勢いを殺せなかった上条は押し倒されるように自販機に衝突した。
「いたたたたたた」
「私、上条当麻は、この感覚に覚えがあるのです。
あれは去年の夏、常盤台の寮の前でしたね、いや懐かしい。
この痛み、思い出したくなかったわ!!!!!!」
あれは去年の夏、常盤台の寮の前でしたね、いや懐かしい。
この痛み、思い出したくなかったわ!!!!!!」
「なっ!!? アンタ何してんのよ!!!???」
「こっちが聞きたい!!!!!!」
美琴はあの時と同じように上条に突っ込んだため、
今の二人の体勢は自販機に寄りかかって座る上条に美琴が抱きついた形だ。
今の二人の体勢は自販機に寄りかかって座る上条に美琴が抱きついた形だ。
「ちょっと!! 離れなさいよ!!!!!」///////////
「お前がどかねぇと無理だろ!!!!」
(美琴さん!!この体勢で動かないで~~~!!!)
あれから一年がたっている。
つまり恋する乙女美琴も少し大人に近づいているわけだ。
つまり恋する乙女美琴も少し大人に近づいているわけだ。
(純情な上条さんにこんな試練は厳しいの!!!!)
「……離れない」
「へ?」
「くっついて離れないの!!」
「なんで!!?」
その疑問とともに上条は美琴に触れた。
すると、何かを破壊した感触が伝わる。
すると、何かを破壊した感触が伝わる。
(異能の力!!???)
「あれ? 離れられる」
「なんかの力が作用したみたいだな」
「どうゆうこと?」
「俺にもわからない。とりあえず立とう」
しかし美琴から右手が離れた瞬間、美琴は再び上条に突っ込んだ。
「「ぎゃあああああああああああああ」」
ふたたび仲良く二人はもとの体勢に戻る。
「ちょっと!! 離れな「そのやりとりはもういい!!!」」
美琴に触れつつ上条は立ちあがる。
「つまり、ずっとお前に触れていないとダメみたいだな」
「な、な、なにーーーーーー!!!!」//////
「……声が大きい、耳がいてぇ、とりあえず、誰かに相談し……」
「ん? どうしt……」
上条の視線を追った美琴も固まった。
二度の衝突に耐えられなかった自販機が永遠と飲み物を放出していた。
さらにプルプル震えはじめ、ついに『びーびー』と泣きはじめる。
二度の衝突に耐えられなかった自販機が永遠と飲み物を放出していた。
さらにプルプル震えはじめ、ついに『びーびー』と泣きはじめる。
その前に二人は手をつないで逃げだした。