とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

26-060

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

幸運な勝負 前編




少女と少年が見つめあっている。
周りから見れば『なんだあんにゃろう…リア充爆ぜろ!!』な感じでは有る。

何故なら、少女の顔は真っ赤だから。
少年の顔は真剣で、目の前の少女を逃すまいとしてじっと見つめている…ように見える。

???「~っ/////」プイッ////
???「顔を反らしたな?
また俺の勝ちだ。
なあ…この勝負お前に勝ち目は「うっさい!!黙ってもう一度!!/////」…分かったよ。」

ちなみに、少女の名前は御坂美琴。
学園都市に7人しかいないLevel5の第三位である。

少年は学園都市に6割近くいる無能力者にして、右手に『幻想殺し』を持つ稀有な存在だ。

何故彼等は白昼堂々といちゃついているのか?
美琴「いいいいちゃちゅいてにゃんかいにゃいわよ!!///////」
当麻「?誰に言ってんだ?」
美琴「アンタも妙にゃとこりょにちゅっこみゅにゃあ!!//////」
当麻「理不尽だ…」

ぶっちゃけ、たまたま二人とも暇だったので、暇潰しに久しぶりの勝負を美琴が挑んだのがきっかけだ。

上条からすれば、出来るだけ平和的で安全な勝負がよかったので、その旨を伝えた。

それを聞いた美琴が選んだ勝負がにらめっこである。
ただし、普通のにらめっこと違い顔を反らしたら負け…と言うものである。

ちなみに、今の戦績(?)は7戦とも上条の勝ちである。
美琴からすれば、にらめっこもとい上条の顔をじっと見つめる行為さえ続けられるなら、負けてもいいと思っている。

しかし、上条は思う。
にらめっこにしちゃ近すぎね?と。
そう…何故か美琴がにらめっこをする際に決めたルールで、結構顔が近いのだ。

美琴曰く、なるべく平等にするための措置らしい。
確かに、上条もそれなりにドキドキしている。

性格さえ除けば美琴は見た目美少女である。
その美少女が目の前で顔を真っ赤にしながら涙目+上目遣いで睨み付けるように自分を見ているのだ。

これで堕ちない上条は有る意味凄い。
鉄壁の理性の勝利ってやつだろう。

そして8戦目。
この時事件が起きる!! …多分!!








ウィキ募集バナー