とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

27-822

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匿名ユーザー

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小ネタ 五年越しプロポーズ




『美琴、お前のことが好きだ。俺と付き合ってほしい』
5月5日 御坂美琴は、夢にまで見た好きで好きで仕方なかった上条当麻に告白された
「……はい」
二文字、それしか発せられなかった。
心の内側からくる『喜び』の感情は、いくら学園都市3位の頭脳をもってしてもいい表すことができなかった
その日、美琴は、最高の嬉し涙を笑顔と共に流した

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
5月5日
やったああああああああああ
アイツのこと、いや美琴のこと好きになってから書いてるこの日記だけど。
ここまでテンションが上がって書いてるのは初めてだな
無事にインデックスのことも話せたし

いつからだっけ?俺が美琴のこと好きになってたの。
今思えば美琴が俺の記憶がなくなって初めて手を差し伸べてくれたやつなのかもな。
もしかしたら、そのときから知らず知らずのうちに……

だああああああああああああああああああ

書いてるこっちが恥ずかしくなってきちまったよ
偽海原の時とは、全く違う。インデックスとは、言葉にできないけど守りたい理由がなんか違うんだ
あのときよりもずっと重い約束になっちまったな
けど絶対に美琴のことを守り切ってみせる。
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それから、二人は、ともに笑い、ともに泣き、ともに怒り
それでも、『楽しい時間は早く過ぎる』を常に感じあっていた。
そう、幸せだった。
平日は、電話で長話
休日は、インデックスも誘って、出かけて歩いた
夏休みには、何とか許可を取り繕って、海に行ったり、山に行ったり
上条やインデックスが魔術のことで日本にいない時も何度があった
そんなときでも、電話越しに話し
美琴は、二人の無事を祈り、無事に帰った二人を強く抱きしめた


木は葉を落とし、乾燥した風が容赦なく肌に吹き荒れる季節
休日を利用し、美琴は、もはや同居人の指を借りても、数えられなくなるほど、通った学生寮の部屋で、自慢の手料理を作っていた。

インデックス「さすがなんだよ。みことの作る料理は。とうまとは比べ物にならないかも」

口いっぱいにアツアツの料理を頬張っている。
とんでもないシスタースタイルだ
ここまで笑顔でいられると、自分の料理もほぼ直球で馬鹿にされても言い返せない。彼女の手料理相手ならば、尚更である
それにここであまりインデックスの機嫌を損ねたくはないのだ
なぜなら、インデックスには、クリスマス前の最重要ミッションを頼んであるのだ









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