小ネタ 上琴の日
今回お話を伺うのは、上条当麻さん、上条美琴さん夫妻です!!
当「ども」
美「よろしくお願いします」
学園都市、いや、世界でも有名なお二人に、夫婦円満の秘訣をお聞きしたく思います。
当「へ? そんな企画なの?」
美「……人選ミスな気が……」
それでは当麻さん、お二人の出合いをお聞かせください。
当「……もう記憶にありません」
え? えーっと……。
美「あ、わ、わたしを不良から助けてくれたんです」
当「あぁ、そんなこと言ってたなぁ」
美「ちょろーっと黙っててー」
……あの、超能力者の第3位をわざわざ助けたんですか?
美「いらないってのにねー。ま、このお題パス」
へ? あ、はい。
では、どちらが先に惚れちゃったんですか?
当「美琴だよな」
美「ぐっ」//////
ほー!!
あの超電磁砲が!!
きっかけはなんだったんです!!?
当「……」
美「……」
あ、あれー?
当「わるい、話せないんだ」
なるほどー、お2人だけの秘密なんですね!!
現在、当麻さんは海外でご活躍中ですが、やはり当時からデートもグローバルだったんですか??
当「……当時の……海外……」
美「お互いろくな思い出ないわね」
え、えーっと…。
こ、国内なんですね!!
学園都市の高層ビルで、夜景を肴に乾杯とかですかー!!
美「あの実験も、黒子の件も、夜の出来事だったわね……」
当「自転車逃亡中も最終的には夜になりましたね……」
あ、あれーー??
あれれーー??
あ、な、馴れ初めはそのくらいにして、プロポーズはどちらからだったんでしょう?
当「ん? オレからだ。『これから先もずっとお前の世界を守らせてほしい』ってな!!」
美「なにいってんのよ? 『当麻と同じ道を隣で歩ませてください』ってわたしからいったんじゃない。当麻はその後よ」
当「いやいや、オレが先だって」
美「いやいやいや」
当「いやいやいやいや」
美「あ?」
当「おう?」
は、はい!!
では美琴さん!!
素敵な旦那さんの条件とはなんでしょう!!?
美「ん? そりゃーもう、頭がよくって、気が利いて、他の女に目移りせず、ツンツン頭じゃなければなおよし!!」
当「おい」
美「なによ」
当「誰かをご指名かい?? 取り敢えずオレは他の女に目移りなんてしてねーけどね!!」
美「ふーん。どっちも気のせいでしょ?」
当「アン?」
あっ!!
あー!! 当麻さん!!
素敵な奥様の条件はなんでしょう!!?
当「金銭感覚が普通で、少女趣味じゃなく、ビリビリしない人で即決」
美「おいコラ」
当「誰か心当たりがおありで? その旦那さんかーわいそー」
美「ビリビリって一人だけじゃねーか」
当「へー、知らないけどその旦那さんって不幸だなーー」
美「おくじょう」
当「じょうとう」
ちょ、ちょっと待ってくださいよ!!
あ、くそっ!! 企画倒れだ!!
バカップルって話だったのに!!
なんであんたら結婚したんだよ!!!!
「「素敵な旦那(奥様)の条件じゃなくて、オレ(わたし)の相手の条件は美琴(当麻)なの!!!」」
……。
~♪
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「ほらー、やっぱり人選ミスじゃない。ぐだぐだじゃん。はい、あーん!!」
「あーん。モグモグ。まったくだ、オレ達のどこがバカップルだよ?」
「ホントよ。他にいっぱいいい例はあるのに」
「浜面夫妻とかな。しかし美琴が作った料理はうまいな」ナデクリ
「えへへー、もっとなでて~♪」ナデラレ
「「麻琴は食べないの?」」
「アンタらのその幻想をぶち殺す!!」