とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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小ネタ バレンタインネタ



バレンタインデーそれは女の子にとっては年に数回あるかないかの想いを伝えるタイミングの日。

バレンタインデーそれは男の子にとって好きな女の子からチョコ&告白を(貰える)されるかもしれないイベントの日。

そんなイベントは科学技術が外の世界よりも2、30年進んでいる学園都市でも行われる。

まぁ不順異性交遊に繋がる可能性があるため基本的には禁止なのだが。


常盤台中学の寮に、とあるツンツン頭の少年に恋焦がれる乙女がいる。

御坂美琴、超電磁砲(レールガン)の異名をもつ中学2年生にして、7人のレベル5のうちの第3位。

そんな近寄りがたい肩書きを持っていてもやっぱり年頃の少女には変わりない。

美琴は明日のバレンタインデーの為にチョコレートを作っていた。

そのチョコレートも、もうあとは文字をホワイトチョコで書いてラッピングして完成という段階までできていた。

美琴「アイツ、甘いの好きかな…」

美琴「気に入って貰えるかなぁ」

美琴「もし、渡すのと一緒に告白なんてできたらなぁ……えへ、えへへへ」

黒子「お、お姉さま?そ、そそ、それは、わたくしへのチョ、チョコでございますか!?」

美琴「!!」(黒子!?いつのまに後ろに…てかさっきの聞かれた!?)

美琴「く、黒子…ど、どうしたのよ、今日はジャッジメントの集会じゃなかった?」

黒子「いえ、お姉さまへ渡すチョコの中に媚や……いえ、隠し味を入れようと」

美琴「……黒子…あのパソコン部品なら昨日のうちにゴミに出しておいたわよ?」

黒子「………(汗)」(あらら、ばれてましたの)

美琴「………(電)」(ったく、こいつはいつもいつも!一回〝真っ黒子げ〟にしてあげようかしら)

美琴は弱めの電撃の槍を放った。しかし黒子は美琴の雷撃をテレポートで冷静に交わし、逃げた。

黒子「お姉さまの攻撃パターンは何回も見たり当てられたりすれば身体が覚えますわ」とテレポート。

黒子「まぁ手加減してくれているのでしょうけど、さて黒子はジャッジメントの集会がありますの」

黒子「今日、明日は泊りがけで行ってくるので」とテレポート。

黒子「お姉さまへのチョコはバレンタインデーが終わってからになりますけど、申し訳ありませんの」

美琴「ん?まぁいいわよ、ただ変な物入れたりしたらアンタをこの部屋から追い出すからね!」

黒子「うっ、しょ、承知しましたの。では」

どうやらテレポートでジャッジメント本部に向かったみたいだ。

美琴「ふぅ、さてチョコレートの続きを……あれ?」

さっきまでの作りかけのチョコレートが無くなっていた。


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