夜は更けてついにハワイ最終日。
某映画監督に捕まったりして一日無駄にした8人は今日はハワイを楽しむことに専念する。
「お買い物したーいってミサカはミサカは提案してみる」
「そうだね。買い物なんて出来なかったし私もしたいな」
「私は当麻といれれば何でもいいけど」
「今日は○○(青ピ)さんがなにか買ってくれると仰ってたので私もお買い物をしたいですわ」
女性陣の意見もありそれぞれのカップルで散策することになった。
~一方通行組~
「あれが食べたーいってミサカはミサカはおねだりしたリ。」
「わァったよ。」そう言って財布を取り出すか取り出さないかのうちに
「やっぱりこっちが良い!!ってミサカはミサカは変更したり。」
「…ホント、おめェの人生って寄り道ばっかだなァ……」
振りまわされる。
のを実は意外に楽しんでたりする。
~土御門組~
「なんかほしいもんあるかにゃー?」
「えーとねー、うーんとねー」
「にゃー?」
「これもいーなー、あれもいーなー」
「・・・?」
「あ、あれもいいかも。あーでもなー」
「にゃー!これなんかどうだにゃー」
雪の結晶のマークの中にハート型の石がはめ込んであるネックレス
「いいかもー、でもこんな高いものいいの?」
「いいにゃーいいにゃー(どうせ必要悪の教会からだすにゃー)」
「ありがとー」ちゅっ
こっちも楽しんでいた
~青ピ組~
「んー、これもいいですわね。」
「そうでっか、そんなら…」「いや、こちらも捨てがたい……」
「……」「これはこれでイイですし……」
「あーもう!!!これでどうやっ!?」
その手にはごくありきたりな、十字架のネックレス。
宗教的・魔術的な意味は全く含まれていない。
宗教的・魔術的な意味は全く含まれていない。
ここ重要。
ありきたりのとはいってもなかなかしっかりした立派なもの。
「えーっと…嬉しいのですが…その…大丈夫ですの?」
おもにお財布的な意味で。
「ええねんええねん。こういうのにケチつけたらあかんねん。」
「ありがとうですの。では……」
そういうとためらいがちに近づき、
チュッ
とうとう…
青ピ硬直「へ?」
「へ?じゃありませんの。昼間私のファーストキスを奪いましたし、一緒に寝ている時点でこういうことですの。」
顔真っ赤にしている二人。
~上条組~
アクセサリーショップの中にいる。
「これなんかどうだ?美琴に似合うと思うぞ」
「いいんだけど金属はちょっと...」
「じゃあこれは?」
上条が出したのは稲妻の形をしたストラップだ。ハワイと稲妻の関連性はほぼ皆無に近いがとにかくあったのだ。
「いいわねそれ。当麻も買おうよ」
「俺には似合わないんじゃ」
「稲妻よ。電気よ。似合わないわけないじゃない!似合わないんだったら私も似合わないってことになっちゃうじゃない」
「そんなことはありません!!美琴とこれは一緒じゃねえよ!でもまぁ、同じのってのもいいかも」
結局2人はそのストラップを購入した。
その後も色々な物を2つずつ買って持ちきれないほどにおそろいの物が増えた。
買い物終了後
「わー美琴ちゃんいっぱい買ったねー」
「実は全部当麻とおそろいなの」
「すごーい」
土御門が青ピの顔を見て
「あれ?○○(青ピの本名)なんか顔赤くないかにゃー?」
「べ、別にキスとかしてへんぞ////」
「ば、バカですの、自分で暴露して////」
「そんなことがあったにゃー」
打ち止めは打ち止めで
「うぅ、とミサカはミサカは嘆いてみる」
「どうした?」
上条が聞くと
「ほしいもン変更しすぎて何も買ってねェンだよォ」
「そりゃあ残念」
ふと、ここで疑問がひとつ・・・
「ところで、いつの間に打ち止めが?」
「「「「「そういえば!!」」」」」
「縛られてたはずじゃなかったかにゃー」
「自力で脱出した!ってミサカはミサカは自慢ポコッ」
「夕食の後、オレが解きに行ってやったンだよォ」
「「「「「「さすがロリコン」」」」」」
「ロリコンじゃねェっつってんだろォ!」
そんな会話をしながらホテルへ向かうと・・・
「土御門と白雪は結構いい感じだな」
「にゃー 至福のひと時を過ごしたにゃー」
白雪は少し頬を紅色に染めて土御門と腕を組みながら
「土御門君…」
となんだかラブラブな雰囲気
「もー当麻。私たちも負けられないんだら!」
と御坂は強く上条の腕に抱きつくが、皆はなぜか目をそらす
「ん?」
と上条は不思議に思うが深追いはしない。
その時
ちょうど同じように荷物の山に埋もれつつ、運んでいる父親2人と、
それを従えて手ぶらでおしゃべりしている母親2人に出くわした。
それを見ながら4カップルの男どもは言う。
「「「「ああいう風にはなりたくねえな(ァ)。」」」」
そういいつつ、実際はもうすでに荷物運びになりつつある。
すると件の母親のほうから声をかけてきた。
「あらー、美琴ちゃん偶然ねー。」
「ホントに偶然?」当然のごとく疑う美琴。
その時、声を出そうとしたかバランスを崩しかける旅掛。
「危ない!お義父さん!」
フラグ発動。この手の親切によって建てられるフラグは老若男女をとわない。
結局
「す、すまないね当麻君。」
「す、すまないね当麻君。」
美琴の父親とも仲良くなってしまった上条当麻。
ちなみに彼の父親は旅掛に倍する量の荷物のために口も手も出せず、母親はニコニコと眺めているだけであった。
そして残る6人は
(*1)))
上条のあの素晴らしい発言のために悪意なくこう思った。
その後、当麻は旅掛の部屋まで荷物を運んだまましばらく話しこんだ後に美琴が待つ部屋に帰ってきて……
「……当麻、酒飲んだでしょ?」
「ふにゃー。なんかちゅきはえ見たいな話になってこちょわれにゃかったにょでしゅよー。」(なんか付き合えみたいな話になって断れなかったのですよー。)
ろれつが回っていない。
そして
「おやすみー。」バタン
美琴との会話もそこそこにベッドへ倒れてそのまま寝てしまった。
美琴の方は(?????)
酒まで酌み交わした父親の対応に納得がいかない。昼間は話もそこそこに当麻に引きずられて去ったため怒っているに違いないと思っていたのだが……。
酒まで酌み交わした父親の対応に納得がいかない。昼間は話もそこそこに当麻に引きずられて去ったため怒っているに違いないと思っていたのだが……。
その時美琴の携帯が鳴った。
「にょわっ!」当麻を起こすとまずいため慌てて電話をとる。
相手は美鈴
「ちょっと母。急に電話しないでよー。」「ゴメンゴメン、でも報告しないとねー。」
「????」「父さん、当麻君の事気に入ったみたいよ。」
「マジで?昼間途中で飛び出したのに?」「ははー。そういうことかー。」
「は?」「ん、何でもない。後それと日本帰ったら何か連絡するかもよー。」
何でもないと言ったのは実は旅掛、美鈴との結婚の際、似たように手を引っ張って話を切り上げた事があるのである。
それと連絡と言うのは気の早い「新居探し」の件である。
「じゃーお休みー。」「ちょっ!」
美琴が何か言う前に電話は切れた。
「まあいっか。私もつかれたし。寝よ。」
最終日もかくて終わる。
翌朝………、