使い方(全数・王位戦型)


大量の計算が発生するため「Excelのオプション」の「数式」で「手動計算」を指定する。これにより、通常のExcelの更新と異なり、一つのセルの値を変更しても自動で他のセルの値が更新されることは無くなる。
後述の通り、F9キーを押して再計算を行う必要がある。

ちなみに、王位戦型のシートは、他の3タイプと違い対局カードを入力する必要が無いので、使い回しが簡単にできるため、順位や棋士名も入力できるようにしている。

①「ブックの計算」を「手動」に変更
  左上隅のボタン(Officeボタン)をクリック
 → 一番下の「Excelのオプション」をクリック
 → 左側のメニューの「数式」をクリック
 → 「ブックの計算」を「手動」にする
    「ブックの保存前に再計算を行う」をオフにする
注1.この設定変更は他のExcelのシートの設定も変更
   するので、このシートでの試行を終了後、元の
   設定に戻す必要が生じる場合がある。
注2.「ブックの計算」を「自動」にしたままでも使えるが、
    セルの内容変更の都度再計算が行われ時間が
    かかる。

②A3~C8のセルに順位・棋士名・レートを入力
  棋士別成績一覧(レーティング) から当該リーグのシミュレーションのページに行き、レートを参照し入力する。
  なお、レートに基づく計算を行わない場合には全て0を入力すれば、全て勝率5割で計算したのと同じことになる。

③S9のセルに陥落人数を入力
  王位戦ならば「4」人、女流王位戦ならば「3」人である。
  ここで入力した人数に応じて「降級確率」の計算対象の範囲が変わる。
  (それ以外の計算結果には影響を及ぼさない。)

④既に行われた対局の勝敗を「勝敗」欄に入力
  ○または●で入力する。(それ以外なら確率計算の際に無視される。)
  誤入力防止のため、青いセルだけを入力可能としているので注意されたい。

⑤自分で確率を指定したい場合だけ確率入力
  「指定確率」欄に%単位で0~100の値を入力する。
  (なお、特に値の範囲のチェックはしていない。)
  これもまた誤入力防止のため、青いセルだけを入力可能としているので注意されたい。

⑥F9キーを押して再計算
  D3~I8のセルに再計算後に表示される確率で計算を行っている。

【注記】
厳密に言うと、棋士別一覧のサイトの計算結果はVBを使って計算しているので、Excelでの計算結果との間にごくごく僅かな差異が生じる。(計算上、有効な桁数に違いがあるため。)
ただし、パーセント単位で小数点1ケタや2ケタなら差異が影響することはない。
だから、レートおよび勝敗のセットに間違いが無ければ、棋士別一覧のサイトの計算結果と一致するはずであり、それで確認することができる。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2010年01月18日 17:11