アーカイブ同人誌の目的 〜3つの柱〜
1. 「発掘・保全」
「北へ。」の開発資料は、すでに株式会社ハドソンが存在しないことから、当時のスタッフが個人的に分散して所有しているのが現状です。このままいけば将来的にはさらなる散逸や、最悪廃棄されてしまうことが懸念されます。
そこで、さまざまな伝手をたどってひとつでも多くの資料を発掘し、それらの貴重な資料を同人誌というかたちで一冊にまとめ、国立国会図書館への納本はもとより読者1人1人に所有してもらうことによって保全を図りたい……これが本プロジェクトを立ち上げた理由の第一です。
そこで、さまざまな伝手をたどってひとつでも多くの資料を発掘し、それらの貴重な資料を同人誌というかたちで一冊にまとめ、国立国会図書館への納本はもとより読者1人1人に所有してもらうことによって保全を図りたい……これが本プロジェクトを立ち上げた理由の第一です。
2. 「証言」
私たちが2021年に「北へ。」20周年を記念して制作した同人誌では、中心的な立場におられた開発スタッフの方々に往時を振り返っていただいたインタビュー記事が特に好評を博しました。
それを踏まえ、今回もさまざまな関係者から当時の思い出や知られざるエピソードといった「証言」を集めることを計画しています。
証言とは言い換えれば「形のない資料」であり、これを収集することも大いに意義があると考えています。
それを踏まえ、今回もさまざまな関係者から当時の思い出や知られざるエピソードといった「証言」を集めることを計画しています。
証言とは言い換えれば「形のない資料」であり、これを収集することも大いに意義があると考えています。
3. 「データベース」
「記録」という観点からは、後世誰かが「北へ。」について何らかの調査をしようとしたときの助けとなるよう、各種のデータベースも整備する必要があると考えます。
具体的には、
具体的には、
- ゲーム・CD・出版物等の公式リリース作品目録
- 公式に発売されたグッズやノベルティの一覧
- イベント開催記録
- ゲーム雑誌の記事掲載リスト
- ロケ地(いわゆる“ 聖地”)に関するデータ
などを対象とします。