1話冒頭から登場しているのだが、結局この扉及びこの扉が言っていることが何なのかは一切不明なまま放送が終了した。
当然名前も不明であるため、ここでは便宜的に
カードとして登場した際の名前である「運命の扉」とする。
唯一分かっていることは、担当声優がGXに登場した「DD」と同じであるということくらいか。いやマジで。
遊馬の前に現れる度に「この扉を開く者は、新たなる力を得る。しかしその者はその代償として、一番大事なものを失う」と言う。
1話では冒頭で遊馬の夢の中に登場した後、終盤にも遊馬を謎の空間に引き込んで語りかけたが、遊馬はその問いにはっきりと応えないまま皇の鍵でこの扉を開錠。
それにより扉の中から放たれた
アストラルが遊馬と邂逅、その際の衝撃でアストラルの記憶と
ナンバーズが飛び散り、
ゼアルの物語が始まったのである。
と、ここまではいいのだが、結局この扉もゼアルの例に漏れず詳細が不明なまま放置されてしまっている。
そもそもの話、アストラルがこの扉から出てきた理由も不明。
最も肝心な「代償」が指すものも二転三転しており、曖昧にされたまま最終回で唐突に語られだしたかと思えば、その最終回内でも「デュエルを楽しむ心」だの「アストラル」だのまた二転三転してしまっていた。
なお、この「デュエルを楽しむ心」や「アストラル」は、「代償」の答えにはなりえない。
まず、アストラルと出会う前に出会った扉の代償が「アストラル」というのは意味不明。
そしてラストデュエルでのアストラルは遊馬に「デュエルを楽しむ心を思い出させる」としてデュエルを行っていたが、当の遊馬はそのデュエルを楽しむ心とやらを思い出す前に5体並んだホープに興奮して笑っていたため、これも完全に破綻している。
そもそもアストラルはデュエルを受ける際に「
ヌメロン・コードで
バリアン世界を滅ぼす」とウソを言って遊馬の心を自ら重くさせており、デュエルを観戦していたギャラリーもアストラルのインチキカード連打からのホープによる袋叩きに「やりすぎ」「無茶苦茶」とドン引きしているため、発言と行動が完全に乖離している。
「デュエルを楽しむ心を失った」ことにしたいにもかかわらず、何故このようなシーンを入れるだろうか?
心底理解に苦しむ。
それでも何かしらの解釈をするなら、これもゼアルで毎度お馴染み「過去作のパクリ」と言えよう。
実際、GXでも辛いデュエルが続いた十代が遊戯とのデュエルで「デュエルを楽しむ心」を取り戻すシーンがあった。
そしてそもそもこのラストデュエル自体が、原作における「闘いの儀」のパロディである。
また、このラストデュエルの直前には、ゾーンとの戦いに挑む遊星が仲間からカードを受け取るシーンのパクリもあった。
よくもまぁ過去作要素をここまで劣化コピーできるもんだ。
他にも《虚構王アンフォームド・ボイド》というカードやその精霊(?)を生み出して遊馬に襲い掛からせたり、バリアン関連のカードの演出で毎回破壊されるといった悲惨な目に遭う等しているが、これらにどういう意味があったのかも全て不明である。
最も影響を与えた出番は、遊馬とアストラルにゼアルの力を与えたことであろう。
これ以降、遊馬は
デュエルの根幹を破壊するインチキ能力に頼っていくことになる。
そんなこんなで何もかもが曖昧なまま、ラストデュエルではアストラルがカードとしてこの扉を使用。
以下がその詳細である。
アニメ版
永続罠
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
発動後、このカードはモンスターカード(悪魔族・光・星1・攻/守0)となり、
自分のモンスターカードゾーンに攻撃表示で特殊召喚する。
自分スタンバイフェイズ時、
自分の墓地の「No.」と名のついたモンスターエクシーズをゲームから除外し、
相手ライフにその除外したモンスターの数×500ポイントダメージを与え、
このカードの攻撃力はそのダメージの数値分アップする。
OCG版
永続罠
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時にこのカードを発動できる。
その攻撃を無効にする。
その後、このカードは効果モンスター(悪魔族・光・星1・攻/守0)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
(2):このカードの効果でこのカードが特殊召喚されている場合、
自分スタンバイフェイズに自分の墓地の
「希望皇ホープ」モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。(同名カードは1枚まで)。
除外した数×500ポイントダメージを相手に与え、
このカードの攻撃力はそのダメージの数値分アップする。
もちろん、何故この扉がカードになっているのか、何故ナンバーズと関係しているのか、何故アストラルが使用したのか等々は一切不明。
しかもアストラルは7ターン目の直接攻撃時に何故かこのカードを発動せず、意味もなく直接攻撃を受けていたりする。
仮にそのタイミングで発動していれば、アストラルが9ターン目に敗北することはなかった。
アストラルは遊馬の手札に
《ダブル・アップ・チャンス》があることを理解した上でこのカードを発動しているため、わざと負けた疑惑すら生まれている。
まぁこれを「デュエル構成ミス」と捉えた場合は、いつものことでしかないが。
- その程度ってこれシナリオの根幹レベルのものだぞ… -- (名無しさん) 2016-09-28 01:42:38
- 小さい伏線未回収ぐらいなら許せるけどストーリーの根幹の伏線を軒並み放置なのはいかんでしょ・・・ -- (名無しさん) 2016-09-28 18:34:19
- 結局何が代償だったのか敢えて言わんかったのは想像に任せるって感じでええな -- (名無しさん) 2016-10-05 21:04:41
- ↑キチガイ -- (名無しさん) 2017-01-15 04:23:52
- 根幹の伏線未回収を褒めるのはキチガイ信者ぐらい -- (名無しさん) 2017-01-15 22:28:59
- オラァ信者、射精王ほーぷ(笑)やぞ -- (名無しさん) 2017-01-17 19:05:38
- アークも酷いけど根幹設定だけはギリギリ拾ったけどこっちは一切回収しなかったな -- (名無しさん) 2017-02-05 16:51:19
- 二転三転して代償は「アストラル」ってことになるのは百万歩譲って妥協するけど、そのあと普通にアストラルに会いにいくぜENDだから「失ってないやんけ!!」ってなった。 -- (名無しさん) 2017-03-28 12:09:09
- 失うとは言ったが取り戻せないとは言ってないからな 雷仙人墓地に落とされてもライフ回復できなくなるわけじゃないだろ?(こじつけ -- (名無しさん) 2018-11-29 23:18:56
- 「いやマジで。」「あぁ、失う代償って視聴者のことか(呆)」この辺りの書き方ちょっと臭いから改善点 -- (名無しさん) 2020-04-21 22:55:54
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最終更新:2023年08月08日 14:21