遊戯王OCGの販売形態の1つ。
カードがランダムに入っているパックとは異なり、こちらは「構築済みデッキ」としてまとめられたカードが必ず付いてくるセット商品である。
OCGが一種のなりきり商品としての性質を持つということもあってか、基本的にアニメ遊戯王シリーズに登場する
キャラクターの使用するデッキを再現したものとなっている。
ただ、キャラクターの使用していないカードやキャラクターのイメージに反するカードが収録されることも多く、その再現度や完成度は総じて低い。
この問題については、「キャラクターの使用カードだけでは強いデッキにはならない」という事情の他、「汎用カードを入れることでキャラクターに興味のないユーザーにも買わせる」「中途半端な構成にすれば完成のためにパックの購入が必要になる」といった販売戦略が影響しているものと思われる。
ただ、GX期からは方針が転換され、ストラクチャーデッキの内容は「キャラクター」ではなく「種族」「属性」「カテゴリ」等をイメージしたものになっていた。
これは、キャラクターの知名度がある原作の終了が影響しているのだろう。
レギュラーパックのパッケージからも遊戯が消えてモンスターになっているため、十代では髪型的に遊戯王カードだとは認識され難いと危惧した可能性もある。
ストラクチャーデッキの値段が千円札1枚で買える値段に値下げされていたことも鑑みれば、融合デッキのカードを多く使うキャラクターが増えたということも影響しているのかもしれない。
ただ、キャラクターをイメージした商品が発売されなくなったというわけではなく、キャラクターの使用カードのみを収録した「デュエリストパック」という商品が代わりに発売されるようになっていた。
また、キャラクターの名を冠することこそなくなったものの、「恐竜族」や「古代の機械」をテーマにしたもの等、それっぽいストラクチャーデッキは登場している。
ついでに言うと、GXでは発売済みのストラクチャーデッキに収録されていたカードを使用するキャラクターがそれなりにいたため、そういう意味ではそれらのストラクチャーデッキもキャラクターをイメージしていると言えなくもない。
無論、時系列的には逆なのだが。
この方針は8年半ほど続くことになったが、ZEXAL期の途中から過去作のキャラクターをイメージしたストラクチャーデッキが突如復活することになった。
これはZEXAL期に遊戯王離れが加速)し、それに伴ってOCGの売り上げが大幅に落ちてしまったことへの対策の1つだと思われる。
続くARC-Vでもこの懐古商法は継続されており、GXや5D’sのキャラをイメージしたストラクチャーデッキも登場するようになっていた。
また、現行シリーズであるARC-Vのキャラクターにもストラクチャーデッキが作られるようになっていたため、結果として
ゼアルのキャラにだけストラクチャーデッキが存在しないことになっている。
現在放送中の
遊戯王VRAINSのキャラにもストラクチャーデッキはあるため、本当に
ゼアルだけない。
その理由こそ不明であるが、ゼアルという存在を鑑みると、それも自然なことと言える。
ストラクチャーデッキにはキャラクターの人気や個性が必要になるが、遊戯王離れが加速したゼアル期に人気など見いだせる筈もなく、当のゼアルキャラもエクシーズ召喚一辺倒なキャラばかりで個性がないため、そんな商品を作るのはリスクが大きいとしか言えない。
あえてゼアルの個性を挙げるとするなら「カードの書き換え」というイカサマや「滅多矢鱈な吹っ飛び」とい諄い演出が挙げられるが、そんなものをどう再現するんだという話である。
真偽のほどは不明であるが、ゼアルキャラのデュエリストパックやスリーブが大量に投げ売りされていたという報告もあった。
そして当然、この現実は
ゼアル信者にとって非常に都合の悪いものになっている。
というかゼアル関連で都合のいい情報がない
特にあれだけ放火を繰り返していたARC-Vキャラにもストラクチャーデッキがあるという事実は、バックファイアを誘発したことだろう。
放送中のゼアルよりも過去作のキャラの方に知名度や商品価値があると見做された事実もかなり痛い。
これもまた、彼らがそこかしこで暴れ捏造情報をばら撒いている理由の内の1つである。
お前らがゼアル関連の商品を買っていればこんなことにはならなかっただろとか言ってはいけない。
コンマイに対してゼアルキャラのカードを抱き合わせ収録するのはやめてくれとは言ってほしい
なお、以下はキャラクターをイメージしたストラクチャーデッキの一覧である。
ただ、厳密に言えば「キャラクターをイメージした」というわけではないと思われるものも、参考として一応記している。
遊戯王/遊戯王デュエルモンスターズ/遊戯王R
キャラクター名 |
商品名 |
発売日 |
武藤 遊戯 |
STRUCTURE DECK-遊戯編- |
2001年6月28日 |
STRUCTURE DECK遊戯編- Volume.2 |
2003年5月22日 |
STRUCTURE DECK-武藤遊戯- |
2016年6月18日 |
城之内 克也 |
STRUCTURE DECK-城之内編- |
2001年10月25日 |
STRUCTURE DECK-城之内編- Volume.2 |
2003年8月7日 |
海馬 瀬人 |
STRUCTURE DECK-海馬編- |
2002年1月24日 |
STRUCTURE DECK-海馬編- Volume.2 |
2003年12月11日 |
STRUCTURE DECK-青眼龍轟臨- |
2013年6月15日 |
STRUCTURE DECK-海馬瀬人- |
2016年6月18日 |
ペガサス・J・クロフォード |
STRUCTURE DECK-ペガサス・J・クロフォード編- |
2002年3月21日 |
マリク・イシュタール |
STRUCTURE DECK-マリク編- |
2004年3月25日 |
カーク・ディクソン |
STRUCTURE DECK-マシンナーズ・コマンド- |
2009年12月12日 |
遊戯王デュエルモンスターズGX
キャラクター名 |
商品名 |
発売日 |
遊城 十代 |
STRUCTURE DECK-HERO’s STRIKE- |
2014年6月21日 |
丸藤 亮 |
STRUCTURE DECK-機光竜襲雷- |
2013年12月7日 |
ティラノ剣山 |
STRUCTURE DECK-恐竜の鼓動- |
2006年6月22日 |
STRUCTURE DECK R-恐獣の鼓動- |
2017年2月25日 |
クロノス・デ・メディチ |
STRUCTURE DECK-機械の叛乱- |
2006年9月14日 |
STRUCTURE DECK R-機械竜叛乱- |
2016年9月24日 |
ダークネス吹雪 |
STRUCTURE DECK-ドラゴンの力- |
2004年12月9日 |
カミューラ |
STRUCTURE DECK-アンデットの脅威- |
2004年12月9日 |
五階堂 宝山 |
STRUCTURE DECK-戦士の伝説- |
2005年6月15日 |
ブロン |
STRUCTURE DECK-デビルズ・ゲート- |
2011年6月18日 |
遊戯王5D’s
キャラクター名 |
商品名 |
発売日 |
不動 遊星 |
STRUCTURE DECK-シンクロン・エクストリーム- |
2014年12月6日 |
マジシャンズ・フォー |
STRUCTURE DECK-魔法使いの裁き- |
2005年9月22日 |
十六夜 アキ |
STRUCTURE DECK-烈風の覇者- |
2006年3月16日 |
遊戯王ZEXAL
遊戯王ARC-V
キャラクター名 |
商品名 |
発売日 |
榊 遊矢 |
STRUCTURE DECK-マスター・オブ・ペンデュラム- |
2015年6月20日 |
赤馬 零児 |
STRUCTURE DECK-ペンデュラム・ドミネーション- |
2015年12月12日 |
ズァーク |
STRUCTURE DECK-ペンデュラム・エボリューション- |
2016年12月23日 |
ユーリ |
STRUCTURE DECK R-機械竜叛乱- |
2016年9月24日 |
遊戯王VRAINS
キャラクター名 |
商品名 |
発売日 |
藤木 遊作 |
STRUCTURE DECK-サイバース・リンク- |
2017年6月17日 |
STRUCTURE DECK-パワーコード・リンク- |
2017年12月9日 |
STRUCTURE DECK-マスター・リンク- |
2018年6月23日 |
本当にゼアルだけが仲間外れなのか
ゼアルのキャラクターにストラクチャーデッキがないことは紛れもない事実であるが、「ストラクチャーデッキ」という範囲に絞らなければ、ゼアルにも希望皇ホープが見えてくる。
というのも、ストラクチャーデッキと同様に「構築済みデッキ」として発売されている「スターターデッキ」という商品であれば、それっぽいと言えるのである。
キャラクターの名を冠してこそいないが、その収録内容には
遊馬のカードが多く含まれており、「スターターデッキ 2013」のCMにおけるナレーションでは「遊馬のカード入り!」という宣伝までしている。
つまり、スターターデッキは「STRUCTURE DECK-遊馬編-」とも言えるのだ。
しかもそれだけではない。
2012年と2013年には、遊馬、
凌牙、
カイトら三勇士がパッケージを務める「デュエリストセット」なる構築済みデッキも発売されている。
もちろんCMの担当者も遊馬達。
デッキだけでなくデュエルフィールドやプロテクター等も付いてくるお得なセットで、当然それをそのまま使ってデュエルすることも可能。
更に同時発売のデュエリストセットが2つまとめて入ってくる「デュエリストセットDX」なる商品も発売されており、特典の仕様が豪華になっている他、これを購入すればそのまま友達とデュエルすることもできるため、遊戯王の布教にはピッタリな商品なのだ。
要するに、「ストラクチャーデッキ」という名を冠していないだけで、ゼアルキャラの事実上のストラクチャーデッキは存在するのである。
「ゼアルキャラにははストラクチャーデッキがない」というアンチの煽りは、ストラクチャーデッキ以外に目を向けたくないという心理の表れなのだ。
実際、ゼアル期と5D’s期に発売されていた「デュエリストボックス」なる商品にも違いがある。
この商品はカードケースやプロテクター等、デュエルする上であると便利なグッズが入った商品なのだが、なんと5D’sの方は特典カードが1枚だけなのに対し、ゼアルの方は特典カードが2枚あることに加えて構築済みデッキも入っているのだ。
一応、5D’sの方の特典カードは《スターダスト・ドラゴン/バスター》という優秀なカードではあったのだが、値段が高めの商品で特典カードが1枚しか入っていないというのは、業突くと言えるだろう。
ストラクチャーデッキ関連でゼアルを煽ってくるアンチがいたなら、これらの話を持ち出して煽り返してやればいのだ。
たかだかストラクチャーデッキがないくらいで、絶望する必要などないのである。
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... |
おっさん少年よ……これが絶望だ……!
スターターデッキには遊馬の使用カードが多く含まれているとは言ったが、本当に含まれているだけである。
別に遊馬のデッキをコンセプトにしたとかそういうことは全くない。
そもそもスターターデッキ自体がこういうコンセプトであり、初登場したGX期からずっと主人公の使用カードを雑多に入れるという方針である。
身も蓋もないことを言ってしまえば、遊馬のデッキコンセプトって何だ? ホープ一辺倒のデュエルか? カードの書き換えか?
言ってる方が哀しくなるわ
そして、「デュエリストセット」に関してはある意味ストラクチャーデッキ以上に酷い。
というのも、遊馬達がパッケージされCMも遊馬達が行っていることには何ら違いないが、その内容に遊馬達の使用カードは一切含まれていないのである。
《サイクロン》や《月の書》のような汎用カードなら入っている
過去に同じコンセプトの商品が発売された際には特定のキャラクターをイメージしたデッキが入ってきたのだが、何故かゼアルだけ別物。
しかもその内容は「セイクリッド」だの「ヴェルズ」だの「ライトロード」だの「ギアギア」だの、当人が使用していないだけでなくゼアル本編にすら登場していないカテゴリのデッキという有様で、よりにもよって水属性使いの凌牙が闇属性の「ヴェルズ」担当である。
キャラクター性なんてどうでもよくなるほど、ゼアルのキャラやカードには魅力がないのだろうか?うん。
というか後から見れば、「セイクリッド」が完全に「STRUCTURE DECK-北斗編-」である。
ゼアルごときが北斗に勝てると思うな
もちろん「デュエリストボックス」で5D’sの方に特別問題があるというのも欺瞞であり、「特典カードが1枚だけ」という点にはなんら違いないが、その代わりにあちらにはOVAが付いてくる。
40数枚のカードの束とアニメーションのどちらが豪華かは、もはや答えるまでもないだろう。
ゼアルごときでは5D’sに勝てなかった
しかもこの商品、5000円ほどする。
ストラクチャーデッキの値段が1000円ちょっとということを踏まえると、むしろゼアルのコスパの悪さが目立つ。
5D’sの方は特典カードの《スターダスト・ドラゴン/バスター》の値段がかなり高騰していたため、状況次第ではむしろ得することもあるかもしれない。
一応ゼアルの方の特典カードも優秀なカードではあるのだが、それ以上に無駄としか言えないホープの再録が目立つ。
値段の話をするなら、「デュエリストセット」の方も酷い。
あちらもあちらでストラクチャーデッキに毛が生えたような内容であるにもかかわらず3000円もする。
「デュエリストセットDX」に至っては6000円であり、2つを別々に買った場合との違いも特典の一部デザインが多少異なるだけ。そしてもちろん友達は付属しない。
ゼアル自体が元々アレであるにもかかわらずこの値段だと、本当に売る気があるのかと言いたくなる。
実際、この商品が店の棚に余りまくっていたという報告もあった。ゼアルキャラがパッケージじゃなければあるいは……
一応大量生産するタイプの商品ではないとはいえ、この結果にはKONAMI的にもそれなりのダメージがあった筈だが、何故か同じコンセプトの商品を2013年にも発売。
しかも値下げしないどころか 1つ5000円に値上げしている。
そしてその値上げの主な理由が 「全てのカードをキラキラ光るウルトラレアカードにした」というレアカードの価値や有難みを自ら下げるものであり、キラキラ大好きの こいつは騙せても子供は騙せそうにない。
ゼアル期に急落した売り上げをOCGマニアを狙った高額商品で取り戻そうなどという魂胆ではなかったとは思うが、それにしたってこれは酷くないだろうか。
一応、流石に10000円の大台に乗せることはできなかったようで、こちらにセット商品は存在しなかったが。
いっそのこと元々の値段が100000円の商品を出してしまえ
なお、絶望を突きつけられた少年曰く、「希望があるから絶望はしない!」そうである。
また、パクリと言われても仕方ない容姿をした某極東エリアデュエルチャンピオンのこれまたパクリと言われても仕方ないセリフによると、人は与えられた希望を奪われた時に最も美しい顔をするらしい。
ゼアルは最高だという希望を持っているゼアル信者の方々には、是非とも鏡を見ていただきたいものである。
きっとそこには、最も醜い顔が映っている。
そして鏡から目を背けたくなったゼアル信者の方々には、是非ともゼアルという希望を切り捨てた上で鏡を見ていただきたいものである。
きっとそこには、憑き物が落ちた美しい顔が映っている。
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そして2021年にゼアル10周年というのもあってか、やっと遊馬のストラクチャーデッキが発売されることになった。信者ではなく、ファンからすればやっと出た、と嬉しいだろう。
しかし、遊戯王wikiの該当ページの、今まで遊馬のストラクチャーデッキがなかったという記述に、アークファイブ期に不自然にハブられていた的なことを追記すると即消しされる。そんな憶測で書くから消されて当然、と思うかもしれないが憶測や個人の考察もとい妄想の域に達している文章を記述しているページが数々見受けられる遊戯王wikiでなぜそれだけが許されないのかも謎である。また、元の記述もおかしく「現行作に合わせるよう方針転換された」というソース不明の文章になっている。現行作に合わせる、は推測としてはいいのだが「方針転換した」は完全にソース不明。推測であるなら、〜のだろうと遊戯王wiki民お得意の妄想垂れ流し語尾にすればいいのであるが何故かソースが有るかのような断定文なのである。
きっと記述した人間はよっぽど不自然にストラクチャーデッキがなかったことをよっぽど根に持っているのだろう。そういうところがゼアル信者だと疑われる所以なのだが…。
なおこのストラクチャーデッキより先に発売されるデュエリストパックにアークファイブのカードが収録されることがわかると何故かアークを叩き始める彼らの姿が確認された。
そのパック以前にレギュラーパックでホープの強化(しかもパッケージモンスター)が来たし、今後発売予定のコレクターズパックでもパッケージの中央を飾るのに何故彼らは素直に喜べないのだろうか?そんなんだから10年以上経っても5D‘Sを叩き棒にしてアークファイブも燃やし続けるアンチ活動を続けているのだろう。彼らはもはやゼアル信者ではなく遊戯王アンチなのかもしれない。
このwikiももう更新がほとんどなくゼアルを叩くこともやめているのに一体いつになったら彼らは飽きるのだろうか?ゼアルに不満点や問題点があったとしてもそれを受け止め、楽しんでいるファンも存在する。しかしなぜそのファンの想いを踏みにじるように各所で彼らは神格化のための放火を続けるのか。そんなに嫌なら見たり聞いたりしなければいい。それはゼアルに限らず、他のシリーズでも同じなのである。それにもかかわらず、ゼアルにだけは明らかにおかしいのである。某ゲーム会社の戦国を舞台にしたゲームのアンチと同じで中身のない、実態のない空っぽな彼らに届く言葉はないのだろう……
コメント欄
- ゼアル信者はキチガイでサイコパスで社会のゴミだ。いい加減ウマ娘に移行して遊戯王から離れろ。今からでもまだ間に合う。ウマ娘を観れば誰でも涙を流し心も浄化される。ゼアル信者のようなクソカスアニメのゴミクズ信者も救ってくれるだろう。鬼滅キッズもラブライバーは松クラスタもみんなウマ娘に移行し、愛馬のトレーナーとして第2の人生を始めよう。ウマ娘最強! トウカイテイオー様万歳! -- 名無しさん (2023-09-13 10:14:56)
最終更新:2023年09月13日 10:14