神戸・高3自殺:須磨の高校、いじめ検証の特別委初会合 来春に恒久的防止委 /兵庫2007/11/30,
毎日新聞 地方版, 25ページ, , 383文字
神戸市須磨区の私立高3年生のいじめ自殺事件を受け、同校が事件の検証のために設けた「いじめ防止対策特別委員会」の初会合が29日、同校で開かれ、いじめ防止策などを検証するため、教員でつくる恒久的ないじめ防止対策委員会を08年4月に設ける方針を確認した。
また、同特別委は同3月末までに県教育課や同校理事長への報告書をまとめる。
同特別委には、校長、教頭や同校理事、いじめ問題に詳しい冨永良喜・兵庫教育大大学院教授や、県警出身の古河逞〓(たくや)・関西国際大教授ら外部メンバーら計12人が出席した。
同特別委では、事件の検証、いじめの把握、再発防止策の検討▽継続的ないじめ防止の取り組み▽教職員が一体となった学校教育の再生――の三つの基本方針を確認した。
同校は「学校の再生のために何をすべきか意見を交換し、信用を取り戻す取り組みを進めたい」としている。【岩嶋悟】
最終更新:2008年08月20日 23:20