レムリアの空中騎士団は全て王軍に属しており、東方総軍・西方総軍・南方総軍・北方総軍・中央総軍の5総軍に各1個の合わせて5個騎士団が存在(他に近衛騎士隊が存在)する。

各騎士団は10個騎士隊と直轄部隊よりなり、騎士隊は10個中隊とやはり直轄部隊からなる。1中隊はワイバーン・ロード?1体とワイバーン4~6体を保有している。

5個騎士団51個騎士隊は全て定数を満たし、その上予備まで保有。その総保有飛竜は定数だけでもワイバーン・ロード510体にワイバーン2550体の3060体、予備や訓練用も含めれば4000体近くにもなる。

この数がどれ程巨大なものであるかは、帝國の保有する第一線の作戦機が陸海軍各1500足らず、総計でも5000程度である事を考えれば分かるだろう。

これらの戦力を有効活用すれば帝國とてそうそう簡単には勝てなかったであろう。だがいかんせん彼等は様々な慣習やしきたりに手足を縛られ過ぎていた。

性能の異なるワイバーン・ロードとワイバーンの混在した編制(戦闘時には分離して戦ったが、付け焼刃の感が強い)

ゲリラ的な戦法の否定(これは最後まで実行不可能だった)

総軍間の連携の不備

等など…上げればきりがない。

余談だが、グラナダ戦役時にグラナダ討伐軍に派遣されたのは東方総軍から3個騎士隊つまりワイバーン・ロード30体、ワイバーン120~180体である。この数は仮に全滅したとしても
全体の比率ではワイバーン・ロードで5.9% ワイバーンで4.7%~7%程度の損失でしかないのである。


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最終更新:2006年06月12日 19:43