帝國海軍が転移後に建造した海防艦。
帝國海軍海上護衛総隊に所属し、海防艦部隊の旗艦に位置付けられている。
御蔵型はその第一陣として、10隻以上が建造された。

御蔵型のべ-スは香取型練習巡洋艦であるが、これはできるだけ『早く』『安価に』建造される事が求められたためである。
ちなみにその建造費は、秋月改型駆逐艦?よりも安く、松型駆逐艦と同程度という驚きの安さである。

値段を見ても分かるように、この御蔵型は『仮装巡洋艦に毛の生えた程度』の戦闘能力しかない。
しかしそれで構わない。
御蔵型に求められている能力は、『戦う事』では無く『海防艦部隊を指揮する事』であり、他の能力は『指揮する海防艦の足を引っ張らない程度』で良いからである。

基準排水量:6,000t
全長:123.5m
全幅:16.0m
平均喫水:5.8m
主機:艦本式オール・ギヤードタービン(3,200馬力)2基、艦本式22号10型内火機械(2,350馬力)2基、2軸
主缶:ホ号艦本式水管缶(重油専燃)3基
出力:6,400+4,700馬力 計11,100馬力
最高速力:21.0ノット
搭載燃料:重油1150トン
航続距離:16ノットで8,000浬
兵装:十年式12センチ高角砲連装3基、25mm機銃3連装4基、同単装8基、三式爆雷投射機12基、爆雷投下機2基、爆雷128個
艦載機:1機(水上機運用施設のみ、通常搭載機無し)
電子兵装:2号2型電波探信儀1基(対水上見張り用)、1号3型電波探信儀2基(対空見張り用)

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最終更新:2006年10月18日 01:06