現メクレンブルク王―当時は王太子―の六男坊の上庶子の出であり、王家での立場は低いものであった。
『王太子の息子』とはいえ庶子の六男坊―それも人口10万程度の小国の―では立場は軽い。
僅かばかりの捨扶持を与えられ、数人の使用人をと共に王都外れの小さな屋敷に放り込まれた。
誰も訪れること無い屋敷で、彼等は肩を寄せ合って暮らしていたのである。
……
フーシェ?もその一人だった。
当時15の少年だったルッツは勇んで王軍に参加した。
お共は当時門番だった
フーシェ?唯一人のみ、騎乗しているのも竜ではなく馬――それが当時のルッツの『精一杯』だったのだ。
結果的にこの戦をルッツは生き延び、上の兄たちは全員戦死した為
第一位王位継承者となったのである。
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最終更新:2007年01月15日 18:06